絵葉書と切手 〜道徳・3年生〜
3年生の道徳授業をのぞいてみました。
<あらすじ> 転校したお友だちの正子さんから絵ハガキが届く。しかし、郵便料金が足りないというスタンプが押してあり、受け取ったひろ子さんの家が、不足分を払うことになった。 このことを、返事に書いて「伝えたほうがいいか」「伝えないほうがいいか」を話し合いました。 みんなが正子さんの気持ちになったり、ひろ子さんの立場になったりして、いろいろな意見が出てきました。 「せっかく絵葉書を送ってくれた正子さんに、お金が足りなかったよ、なんていえば、悲しい気持ちになる。だから言わない。」という意見。 「大人になって、同じ間違いをする方が恥ずかしい。正子さんに教えてあげたほうが、正子さんのため。」 ウ〜〜〜ン。どちらも素晴らしい意見で感心してしまいました。議論を深めるうちに 「本当の友達なら、正子さんのために教えてあげたほうがいい。本当の友達なら、傷つかないよ。」 という、意見が出ました。本当の友情とは、相手のために間違を教えてあげる方が良い。3年生の発達段階では、お互いを注意し合い、高めあうということの大切さを学ぶことがまとめとなるのでしょう。 こんなことを書いていた児童がいたので、思わず、ワークシートに花丸を描いてあげました。 「仲の良い友達には間違いだと教えてやる。あまり仲良くない友達には、優しく教えてやる。」 子供の心は、本当に素敵ですね。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
南魚沼市立赤石小学校
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