ハチドリのひとしずく 〜道徳・3年生〜
3年生の道徳授業の様子をのぞいてみました。
今日の題材は「ハチドリのひとしずく」です。 このお話は大変有名で、南米の先住民に伝わるお話です。あらすじはこうです。 森が燃えていました。山火事です。森の生き物たちは我先にと逃げていきました。でも、クリキンディという「ハチドリ」はくちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます・・・何度も何度も行ったり来たり。周りの動物たちはそれを見ていてこう言います。「そんなことをして、一体何になるんだ」と、笑いながら・・・・ クリキンディは言います。「私は、私のできることをしているだけ」と。 3年生たちは、「自然を守るために、自分なら何ができるか」について考え、自分の考えを発表していました。小学校3年生として、感じ考えるテーマです。 しかしこのお話は、高学年や中学生、あるいは大人にもいろんなことを考えさせるお話だと思っています。以前、中学生に向けて「大きな目標や大きな困難に直面するとき、人は自分の力を卑下し、諦めてしまう。それがどんなにもったいないことか。諦めることが一番だめなことだ。とにかく、やってみること。前に進もうとする気持ちをもつことだ。」と、このお話を引いて文章を書き、激励したことを思い出したからです。 発達段階にかかわらず、「あきらめないこと」の大切さ、「自分のやれることをやる」尊さ、また、「周りに流されない」信念の強さを教えてくれる、素晴らしいお話です。赤石小のみんなが「小さきクリキンディ」になってくれたら、と胸が熱くなりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
南魚沼市立赤石小学校
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