7月 全校朝会

 2日(火)の全校朝会の校長講話では、星野 富弘(ほしの とみひろ)さんの話をしました。
 星野さんは、中学校で体育の先生をしていました。しかし、体操部の指導中に大けがをし、首から下が動かなくなり、家族や病院の方の介助を必要としながらの生活を余儀なくされました。しかし、自身に届くお見舞いの手紙に、「返事を書きたい」との思いから、口に筆をくわえて文字や絵をかけるようになろうと決意します。
 口にくわえた筆でかいているので、最初は文字や絵はがたがたの線でしたが、一日、また一日と諦めずに続けていくうちに、どんどん上達していきました。その後、星野さんは、全国の方から作品を見ていただくようになり、美術館ができるほどになっていかれました。
 校長先生は最後に、星野さんの作品のひとつである「ゼロはいくつたしてもゼロだけど、0.1でものこっていれば、いつか1になり、100にだってなれる。数学はきらいだったけど、このたし算はやっていこう。今のわたしは0.1。」という言葉から、少しずつでも毎日頑張り続けることの大切さを子どもたちに伝えました。
 学校での学習や取り組んでいる習い事など、自分の目標に向かって努力を継続する子どもたちになってほしいと願っています。
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