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令和5年度 研究主題                            互いに学び合い、自らの学びを深めていく体育学習

令和5年度 器械運動系領域部会 第2回実証授業「5年 マット運動」@世田谷区立給田小学校

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令和5年10月23日月曜日 
 給田小学校にて、第5学年「マット運動」の実証授業を行いました。多くの方にご参観いただきありがとうございました。いただいたご意見を今後の研究に生かしていきたいと思います。協議会でのご意見、指導講評の一部を紹介いたします。

〇部会提案
 HPのTOPの指導案、資料集をご覧ください。
・指導案
https://www3.schoolweb.ne.jp/weblog/files/13500...

・資料集
 https://www3.schoolweb.ne.jp/weblog/files/13500...


◯授業者自評
 課題を解決する時間、2時間目。本時は学習課題を修正、再設定する時間です。前時であまり高まりを実感できていない子供から声掛けをしていきました。子供たちが緊張していたのは、私の緊張が子供たちに影響を与えてしまったかもしれません。ただ、アドバイスをし合う姿は見られたかと思います。一度全員を集めたのは、成功→次の課題を設定していくことにつなげたかったからです。マネジメントの部分について修正して改善していきたいです。

◯全体協議会
1.子供たちが主体的に行うグループ学習の中で課題解決に向けて教師がどのように働きかけたいくのか。
・技能の伸びが感じられない時、行き詰まった時、効果的な支援が必要。
・苦手な子への声掛けが中心、ICTを見ての前の段階の子供に対して。また、どうして?と考えさせる発問を使い分けることが大切。
◯思考力がもう一つ。という子供に対してどのようにアプローチをしますか?
→途中で動画見るように声掛けをしても良いのではないか。
→自分たちで練習の場の選択肢を与えることができるとよいのではないか。

2.学び合うよさを実感し、共にできる喜びを味わわせるための感覚つくり運動について。
・共に行う感覚つくり。学び合うよさを感じられるのはよい。感覚つくりに行うものを選ばせることも一つの方法。
・種類は良いのでは。技能的なものなので、時間を分ける方法もあるのではないか。
・手押し車の前転がよいと思った。開脚前転のようなゆりかご。番号確認前転(後ろにいる人が番号を示す。)
・友達と一緒に行う楽しさと共に、肯定感を味わえるのがよい。
・時間を確保する。十分できている子もいるのでは?時間配分は同じじゃなくてもいいのかなと思った。

3.共にできる喜びを味わわせるための手立ては?
・できたという実感があればあるほどよい。また、「友達ができた」につながるためには何ができたかも、重要と考える。
・手立てによって運動を楽しむことができた。
・タブレットを使いすぎることがマイナス面に働く可能性もあったのでは。

◯指導講評 
台東区教育委員会指導主事 野中 由香先生
 研究の重点について中心に話をしていきます。個別最適な学び+協働的な学びを目指している。令和の日本型教育として、求められているものは学習指導要領に示されている。
 素直な子供たち。先生との関係も良かった様子が見られた。学ぶ意識、意欲が高い子供たちだった。共に学習する感覚つくりの運動は、スムーズで十分な運動ができていた。前転ジャンプハイタッチは、逆に回転が小さくなってしまう場面があった。全員でやるべきもの。その子がその時やるべきものを選ぶ。どちらもあっていい。しかし、経験させたい運動を取り入れることも大切。
 倒立系のグループの様子。「練習方法ができたら」→赤帽子。これは、できるようになったら場所を移動していた。いろんな技の子が集まった際に、どこを見るのかという視点が広くなってしまう。どの子が集まっても、資料やICTを活用することで、学び合いを深められる。賞賛の声掛けができていたので、技能的な伝え合いも知識を身に付ければ充実したものになったのではないか。
 学習の振り返りの場面で、前方倒立回転跳びを最後に取り上げたが、難易度を下げても良かったのでは、と感じた。
 課題としては、「必要感を感じさせる」というのが難しいと感じた。「自分も上達するし、友達もできるようになるから、一緒にやりたい。」という思いをもたせたい。という部会の思い、全員が安心して取り組める場、という視点も重要。思考面に課題がある子供や、同じ課題が1人だけの子供など検討が必要。検証について友達と学び合うよさを実感し、共にできる喜びを実感できる子を育てていけるとよい。



 器械部では実証授業でのご意見やご講評をもとに、今年度の研究のまとめをしていきます。2月の発表では、さらに深まった研究を発表できるよう研究を進めてまいります。


実技研等での講師の依頼もお近くの器械運動領域部員までお問い合わせください。
器械運動の研究に興味のある方、一緒に体育の研究をしていきたい方は、ぜひ、お近くの部員までご連絡ください。多くの先生方の参加をお待ちしております。
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第12回 器械運動系領域部会 @品川区立後地小学校

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令和5年9月21日木曜日
 
第12回の部会を品川区立後地小学校にて行いました。
実証授業に向けて話し合いをしました。

◯常任理事の先生方から
小板橋校長先生
 たたき台を作ってくださった先生方、ありがとうございました。発表の仕方は子供の変容を追うことで良いと思います。自分たちが伝えたいことが1番伝わる方法で発表をしていけるといいと思います。

冨田校長先生
 校内で2年生のマットの質問をされました。動画や資料を提示させていただきました。資料など活用されています。そんな人たちのことも考えて研究を進めていきましょう。

〇部会内容
1.開催通知について
2.協議会次第について
 ・来週印刷します。

3.実証授業の指導案について
【今後の作成スケジュール】
9月28日   指導案第一稿完成 修正作業
10月2日   指導案第二稿完成修正作業
10月6日まで 常任理事の先生方確認
10月11日   ホームページに掲載

4.実証授業日の発表の仕方について
「わかりやすく伝わりやすい発表を目指して」
子供の姿、言葉を中心に
→学習の様子の動画の切り抜き、変容が見られるように。
→子供へのインタビュー、その時何を考えてその行動を取ったのか。
「友達と学び合うよさを実感し、学習活動を改善しながら共にできる喜びを味わっている」がどのくらい実現できたか。
→鉄棒からマットではどう変容した?マットの第1時から第6時ではどう変容したか?
◯子供にフォーカスを当てた形で発表していきたい。

5.各分科会にて
【手立て】
◯想定される児童の様相について検討
◯授業をイメージして話し合いを行なった。


【評価・検証】
◯学習ノートを学習の課題の変容が見られるようなものにしていけるとよいのではないか。
◯できる喜びは第三時から見られてくるのではないか。

6.今後の予定 
 28日(木)給田 18:30
⭐︎指導案の最終調整。擦り合わせをしていきます。
 10月は検討中

 実証授業は10月23日(月)世田谷区立給田小学校にて行われます。
たくさんの方にご参観いただけたら幸いです。

 実技研等での講師の依頼もお近くの器械運動領域部員までお問い合わせください。
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第11回 器械運動系領域部会 @品川区立後地小学校

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令和5年9月15日 金曜日 
第11回の部会を品川区立後地小学校にて行いました。

〇部会内容
1.実証授業で必要な資料に関して
【学習指導案】
・次回までに作っていく
⭐︎印刷してきてもらう。
⭐︎会場にQRコードも設置

【資料集】
・1~6年までの学習過程
・準備運動、感覚つくりの運動例
・練習の場
・学習ノート
・ICT の活用法
⭐︎印刷してきてもらう

【検証方法】
・本時における目指す児童像
・協議の視点など
・参観者アンケートQRコード
(協議会後に聞く想定で作成)
・資料のQRコードも載せていく
⭐︎1枚で作成予定

2.各分科会にて
【単元計画】
・授業の準備を進めていく。
・学習過程
 →1時間目が知る段階。
  2時は学習課題を見出す。
 →4年生で基本的な技に取り組む。
  回転系から1つ。巧技系から1つ。
  (首はね跳びも選択可)
・練習の場
 →中心に必要な用具を配置。
・感覚つくり
・準備運動
・1時間の流れと児童の様相

【検証】
・技の達成度を見取り、検証をしていく。
・見取り方について共通理解を図った。

3.今後の予定
【部会予定】
21日(木)後地18:30
28日(木)給田18:30

【授業予定】
◯事前授業
第1時 9月21日 (木)6h
第2時22日 (金) 1h
第3時25日 (月)6h
第4時28日 (木) 6h

◯本時学級
第1時10月12日(木)6h
第2時16日(月) 6h
第3時19日(木)6h
第4時23日 (月) 5h
第5時26日(木)6h予定
第6時30日(月)6h予定

◯小板橋校長先生
見通しが立ってきた頃と思います。力を合わせて取り組んでもらえれば。水泳部の実証授業では、一般の参加者20名くらい残られていた。双方向の協議にしていくための方法についても検討をしていけるとよいかと思います。参加した人が、子供たちに教えたいと思ってもらえるような会になるとよいと思います。
◯冨田校長先生
水泳部に次いで2番手です。頑張りましょう。

実技研等での講師の依頼もお近くの器械運動領域部員までお問い合わせください。
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令和5年度 東京都小学校体育研究会夏季合同研究会 @船堀小学校

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8月22日(火)江戸川区立船堀小学校にて小体研夏季合同研究会が開催されました。

 陸上運動系領域部会の発表には100名近くの方に参加していただきました。参加してくださった皆様、貴重なご意見をくださった皆様。ありがとうございました。

 共に行う感覚つくりについては、より「効果的」「効率的」な指導内容を精査し、実証授業で検証していきたいと思います。協議会では「グループ編成」についてのご意見を多くいただきました。どのような形で学習に取り組ませるのか、どのような指導をしていくのかがより明確になるように研究を進めていき、実証授業で検証、発信をしていきたいと思います。

 狛江市教育委員会平井指導主事には、指導・助言をいただきました。ご指導・ご助言いただいた内容を再度検討し、実証授業につなげていきたいと思います。

 夏季合同研究会を経て、改めて「個別最適な学び」「協働的な学び」を一体的に実現していくことの大切さや、指導観を転換させていかなければならないということを強く感じました。実証授業に向けて、部員一同、研究を推進してまいります。
 
 
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第5回 器械運動系領域部会 @品川区立後地小学校(専門委員会)

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令和5年6月20日火曜日 
第5回の部会を品川区立後地小学校にて行いました。
本日は実技研修会で、専門委員会も同時に開催されました。

全員で、30名以上の方が参加して、とても充実した実技研修となりました。
体操協会の方も参加され、具体的な補助の仕方などについても学ぶ良い機会となりました。

【研究の概要】
1.主な研究組織について

2.今年度の研究の方向性
【小体研 研究主題】
「互いに学び合い、自らの学びを深めていく体育学習」
【目指す児童像】
「友達と学び合うよさを実感し、学習活動を改善しながら共にできる喜びを味わえる子」
【研究の視点】
・グループ編成
・グループ学習の仕方等

3.研究仮説につい
研究仮説
「子供が互いに学び合う必要感を感じられるようなグループ編成や学習の仕方を工夫すれば、は友達と学び合うよさを実感し、学習活動を改善しながら共にできる喜びを味わえるだろう。」

4.今後の予定
 ・ホームページにて、随時更新していきます。

【実技研修】
1.実技研修の目的
 「どうすれば児童の学び合いが活発になるのか。」について実践を通して考えていければと思います。
2.準備運動

3.感覚つくりの運動
 ・くま歩き(腰を高く、つま先も伸ばして)
 ・あざらし歩き(親指が進行方向)
 ・くも歩き
 ・ゆりかご→大きなゆりかご→2人で息をそろえて5回(リズムよく、集団でやる楽しさも。)
 ・丸太回り(力を入れて、身体がしまった丸太転がり)
 ・前転がり(膝をくっつけたまま)→片足で→手をマットに着けずに→シンクロ前転
 
4.技の捉え方
◯まずは、学級の雰囲気づくり
 例 体育での目標「汗をかき 声が飛び交う 楽しい体育学習」
≪補助倒立について考える≫
一  技の系統・・・壁倒立→補助倒立→倒立
二 技の構造・・・1足の振り上げ 2 姿勢保持 3足をおろして着地
三 学習内容・・・体をまっすぐに伸ばした姿勢を保持し、安定させるための技術を学ぶ。
四 基礎感覚・・・腕支持感覚、逆さ感覚、体をしめる感覚、バランス感覚
◎かえるの足打ち(腕支持感覚、逆さ感覚)
◎かえるの倒立 (バランス感覚、腕支持感覚、逆さ感覚)
〇背支持倒立(体をしめる感覚、逆さ感覚)
〇壁登り逆立ち・腹部支持倒立(体をしめる感覚、腕支持感覚、逆さ)
五 練習方法・・・分習法により、技のポイントを身に付ける。
 補助の種類・・段階的な補助により、小さなできる喜びを味わいながら、動きを高める
A  腕立ての姿勢から補助倒立
B  足を台に乗せた姿勢から補助倒立
C  補助者が横に立った位置から補助倒立
D  補助者が正面に立った位置から補助倒立
(E  腰の補助や片手のみの補助に挑戦)

5.学習過程の体験
 1時 目的意識をもつ
 2時 学習課題を見いだす
 3時 課題解決 
「する」「見る」「知る」「支える」の視点を意識して。

日本体操協会の高橋先生からのお話
 ・倒立の手の置き方は重要。(10時10分の角度にするイメージ。)
 ・動物歩きや手押し車は後ろ向きがおすすめ
 ・倒立の入りでは、腕を上から下ろす必要はない。
 ・倒立の補助は、ふり上げ足側に立ち、太ももをもつようにする。
 ・補助倒立は横から補助する。(横から見ると、身体が真っ直ぐか、目線はどうか。)

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第8回 器械運動系領域部会 @世田谷区立給田小学校

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令和5年7月28日金曜日 
第8回の部会を世田谷区立給田小学校にて行いました。

指導主事の方々、日本体操協会の方々、参加していただきありがとうございました。
部員一同、身の引き締まる思いです。研究をより一層深めていきたいと思います。

〇常任理事の先生方から
◯西川校長先生
 夏季合研に向けて本気で取り組んでいきましょう。活発なご意見をお願いします。

◯小板橋校長先生
 前回から時間がない中、まとめていただきありがとうございます。夏季合研に向けて頑張りましょう。

1.夏季合研 抄録原稿

2.夏季合研 部内資料プロット
 ・まだ未完成。仕上げていきます。
 ・全6ページ
 ・本日完成に向けて近づけていきたい。

3.各分科会にて
【評価検証】
 ●思考判断表現はは高まったが、学び合いとはつながらなかった。
  →見る視点を明確にしていくことが必要。
 ●補助が鉄棒では少なかったので、「協働」が「できる」につながらなかったのではないか。
 ・実証授業2に向けての検証方法について
 ・できる喜びが十分に味わえていない。
  →感覚作りで、グループでやることで技能が保証されるのか。
 ○グルーピングについて
 ・学習の場毎にグループを作っていく。
 ・関わり方で「知る」が低い。
  →運動を見る視点や、技能ポイントをしっかり理解させていく必要がある。「なんて言っていいのか分からない。」という現状があった。

【手立て】
 ・感覚作りの運動について。
   →実際にやって、検証。
 ・感覚作りの運動の動画も撮影。
 ・授業でのグループ学習イメージ動画を撮影。

4.夏季合同研究会について
 ・8時20分に受付開始(集合)
 ・8時45分から全体会

○子野日統括指導主事
 器械運動領域部会を担当しています。忙しい中集まって研究を進めていることに敬意を表します。自身を労って過ごしていくことも忘れないでください。

○平井指導主事
 本日2回目。前回よりも人数が多く、分担をしながら研究を進められていると感じました。今できることをしっかりと整理して、夏季合研で伝えていってください。双方向のよい協議ができるようにしていきましょう。

○日本体操協会の方から
 先生方が一生懸命に授業作りをされている姿を見られました。根拠を大切にしていってください。本日もありがとうございました。時間、設備の制約がある中でどのように教えていくのか。それを考えていることを実感しました。1番は子供たちのために。協力していければと思います。

○小板橋校長先生
 夏季合研では、自分たちのウリが何なのかを伝えていけると良いと思います。多くの指導主事の先生方に参加していただきました。ありがとうございました。

○富田校長先生
 夏季合研では、双方向の議論をする上で「両者が幸せ」ということが大切。夏季合研で、その話し合いが行われるようにしていきましょう。参加者が授業に還元できること。それができると双方向が、うまくいくと思います。


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第7回 器械運動系領域部会 @品川区立後地小学校

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令和5年7月12日水曜日 
第7回の部会を品川区立後地小学校にて行いました。
実証授業を終えて、今後の方針等について話し合いました。

小板橋校長先生
 成績処理等、忙しい時期かと思います。実証授業では一生懸命に取り組む姿が見られ、感動しました。夏季合同研究会、実証授業に向けて研究を進めていきましょう。

狛江市教育委員会 平井指導主事
 ゲームボール部で活動をし、授業者もさせていただきました。そうした経験を生かし、お力添えできればと思います。よろしくお願いいたします。

1,研究の概要
小体研研究主題
「互いに学び合い、自らの学びを深めていく体育学習」
【目指す児童像】
「友達と学び合うよさを実感し、学習活動を改善しながら共にできる喜びを味わえる子」

【研究の視点】
・グループ学習の仕方

【研究構想】

【昨年度までの研究】(個別最適な学び)
・学習過程
(目的意識をもつ・学習課題を見いだす・
学習課題を解決する)の3段階
・学習資料
(模範動画・自分の動画)
・振り返りの視点
(できたこと・分かったこと・次頑張りたいこと)
・「する・見る・知る・支える」の視点

【今年度の研究】(協働的な学び)
・共にできる感覚つくりの運動、練習方法の開発
・グルーピング
グループ学習の仕方
(ICT 機器の使い方)
(見る視点)
(補助の仕方)
・振り返りの仕方

【要注意事項】
・一番目指すべきは自分と他者が技を習得すること。器械部が提唱する「できる」こと。
(「できる」とは、技を習得する、技のポイントができる、前よりも動きがよくなる、感覚が身に付く)
そのために、他者と協働する。協働して「できる」ようになれば、共に学ぶよさを実感できる。

2.目指す児童像に迫るための手立て
【共にできる感覚っくり・練習方法】
・過去の感覚っくりの運動をペアで取り組んだ方がより効果的なものを取り入れ、バージョンアップさせる。動画化する。
・練習方法・場の精査

【グルーピング】
・学習課題別にする。

【グループ学習の仕方】
・オリエンテーション動画を作成。
(撮影の仕方、補助の仕方、見る視点、練習方法・場の移動が可である)

【振り返りの仕方】
・動画のレコーディングは効果があるのかを検討していく。

3.検証について
【検証内容】
・友達と学び合うよさを実感できたか?
・学習活動は改善できたか?
・共にできる喜びを味わえたか?

【検証方法】
◯マット運動における目指す児童像の具体化
◯各種検証方法による検証
・意識調査
・学習ノートの記述
・児童の学習の様子

4.今後の予定
【部会予定】
7月28日 17時 世田谷区立給田小学校
8月1、2、3日のいずれかで夕方から
8月9、10日のどちらか夕方から
(正副のみになるかも)

子野日指導主事
 遅くまでありがとうございます。皆さんがどのようなことを話し合っているのかを知りたくて来ました。皆さんの考えていることがまだ追いつけない。初めて聞いた人にも伝わるといいなと思います。
 どのような思いで、部会が大事にしているのかを知ることができました。

平井指導主事
 違う領域部会の先生方の進め方、領域は違えど、子供たちのために
 研究のための研究にならないように。子供たちの資質・能力を伸ばしていくために進めていってください。器械部として、何を伝えたいのかを明確にして、参観した人が良かったと思えるように。今後ともよろしくお願いいたします。

小板橋校長先生
 授業からまだ日が経っていないですが、今後のマット授業につなげていってください。感覚作りの方法など、体育が苦手な先生にとって、こうすればできるようになる。ということが伝わるといいと思います。実証授業に来たいな。と思えるような会にしていきましょう。

冨田校長先生
 まずは、先生方が体調を崩さないようにしましょう。


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令和5年度 器械運動系領域部会 第1回実証授業(部内授業)「5年 鉄棒運動」@世田谷区立給田小学校

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令和5年7月7日金曜日 
世田谷区立給田小学校にて、第5学年「鉄棒運動」の実証授業(部内授業)を行いました。実証授業を行い、話し合いを行うことで、研究の方向性がより明確になりました。


◯船山校長先生
 授業者、子供たちに感謝。また、学校の先生にも感謝。動画に声を入れていた姿。自分で課題を見つけようとする授業、おもしろいと思います。
◯西川校長先生
 この授業を受けて、どのように夏季合研究につなげていくのかが大切です。
◯小板橋校長先生
 子供たちの頑張りを研究のまとめにつなげていきましょう。

◯石井部長
 器械部の考える最新の学習過程での実践。学級の子供の学び方について知ることができたので、それをどのように2学期学ばせていかせるかを考えていきましょう。

1.授業者自評
 前方系後方系の2つ前半後半で進めてみた。幅広く経験させるために。複数だと練習方法や場を覚えることができない児童がいた。できないこととポイントをリンクすることができなかった。授業の流し方に難しさを感じた。
 振り返りを言葉で入れると時間がかかってしまう。前半後半を分けることについては検討が必要なのではないか。学習課程は初めて。2学期のマットにつなげていけるのではないか。

◯質問等
 ・学習ノートは宿題として取り組ませた。
 ・学習ノートの記述について。
 ・画面収録は今回が初めて。技を行うのに必死。
 ・学習資料はどのくらい見ている?
  →資料を見ることに必死。活動が少なくなる場面も。今回は事前に指導していた。

2.実証授業2にどう生かすか
◯友達と学び合うよさ・学習改善・共に学び喜び合うは実現できていたか。
・できる喜びは味わうことはできていたのではないか。しかし、なぜできたのかについては、十分に考えることはできていなかったのではないか。
・何を伝えさせていくのかは、今後の課題なのではないか。
・知識に偏ってもよくない。
・練習する場も自然と関わりが生まれていくうちに声のかけ合いが増えていくのではないか。現状、学習資料1人で取り組むものが多い。
・子供たちの運動の見方を考えていけると良いのでは。
・補助についても整理していけるとよいのではないか。

3.今後の検討事項を再確認
・子供同士が学び合うことで、個が成長していくことがゴール。自分も成長、友達も成長が目的。

4.今後の予定
 7月12日(火)18時30分〜 品川区立後地小学校
 7月28日(金)17時00分〜 世田谷区立給田小学校
 

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第4回 器械運動系領域部会 @品川区立後地小学校(専門委員会)

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令和5年6月8日木曜日 
第4回の部会を品川区立後地小学校にて行いました。
本日は専門委員会も兼ねての開催です。
江戸川区、東村山市、渋谷区の担当委員の先生と日本体操協会のお二方にも参加していただきました。

1.主な研究組織について
2.今年度の研究の方向性
【小体研 研究主題】
「互いに学び合い、自らの学びを深めていく体育学習」
【目指す児童像】
「友達と学び合うよさを実感し、学習活動を改善しながら共にできる喜びを味わえる子」
【研究の視点】
・グループ学習の仕方

3.研究仮説
「子供が互いに学び合う必要感を感じられるようなグループ編成や学習の仕方を工夫すれば、子供たちは友達と学び合うよさを実感し、学習活動を改善しながら共にできる喜びを味わえるだろう。」

4.研究の内容
【手立てチーム】
◯概要
・補助を含めたペアやグループでの感覚つくりの運動
・技を系統性で縦断的なポイントや感覚を整理し、それぞれに対応した練習の場の設定
・ 共育する時間で何を価値付けていくのか。鉄棒から跳び箱までの系統的な年間の指導内容についての検討共有する時間の価値づけ内容
・学習ノートの振り返りの仕方の様々なやり方の想定、学習ノートの様々なフォーマットの検討
●グループ編成をどのように行なっていくのかについて検討が必要。
・感覚作りは体格が近しいもの同士で行う。
●課題別のグループ分けについて、どのような課題で分類できるかについては検討が必要。
・課題別は練習の場で自然とグループを組むのが良いのではないか。

【検証チーム】
◯概要
・授業者学級の実態調査を行なっている。
・技能面の実態を動画をもとに把握していく。
 →実態的には器械運動についてはネガティブな印象が強い。鉄棒運動について経験不足な様子が見られる。

5.今後の予定
◯6月20日(火) 専門委員会(実技研修)
◯6月下旬
・世田谷区立給田小学校にて部会
◎7月7日
・実証授業1 世田谷区立給田小学校 13:45~
・鉄棒運動
・8月22日 夏季合研
◎9月〜11月末 実証授業2
・マット運動
◯2月22日 研究発表大会(区部と市都合同)


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第2回 器械運動系領域部会 @品川区立後地小学校

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第2回器械運動系領域部会
令和5年5月11日(火)品川区立後地小学校にて第2回の部会を行いました。

1.研究主題について
【研究主題】
「互いに学び合い、自らの学びを深めていく体育学習」
【主題設定の理由】
・研究の根幹は「教師ができるようにする授業」→「子ども自身が自ら学ぶ学習」への転換
・一斉一律の指導から脱却し、子ども一人一人に応じた学習指導の充実を図れた。(昨年度の成果)
・他者との学び合いを通して、こどもが自らの学びをより深めていく学習指導の在り方まで言及できず。
(昨年度の課題)
・協働的に学ぶ活動を子ども一人一人が主体的に行う個別最適な学びの過程に効果的に取り入れていく
ことで、自分一人では成しえなかった質の高い課題解決を実現できる。
→これまでの研究を基に、子供が多様な仲間と互いに学び合いながら、子ども自身が自らの学びをより一層深めていけるようにする体育学習の在り方を追究する。


【器械運動における「互いに学び合い」とは?】
【器械運動における「自らの学びを深めていく」とは?】
・写真のホワイトボード参照


2.目指す児童像について(仮)
友達と学び合う良さを実感し、学習活動を改善しながら、ともにできる喜びを味わえる児童

3.手立てと検証方法について(分科会)
【手立て】
・共に感覚づくり・グループ・学習過程
・振り返り・カード・補助・ICT

などを検討していく。
まずは、学び合う具体的な姿を出していき、具体的な手立てにつなげていきたい。
また、「共に」ということをより一層意識できるような手立てを考えていく。

【検証方法】
・学級児童の実態を把握する。(実態調査)
・技能としての検証は動画も必要か。
・質問紙と動画を見比べることでつかめるのではないか。

小板橋校長先生
 今日はお疲れ様でした。仮の児童像が決定して、方向性が見えてきたと思うので、次回以降調整していく必要があると思います。学び合いの良さを実感すること。一緒にやった方が良いという必要感を大事にしていけると良いと思います。

西川校長先生
 お疲れ様でした。新しく来られた先生方、難しいと感じた方もいらっしゃったのではないでしょうか。そんな時は質問していきましょう。いい話し合いができていたと思います。

実技研等での講師の依頼もお近くの器械運動領域部員までお問い合わせください。

器械運動の研究に興味のある方、一緒に体育の研究をしていきたい方は、ぜひ、お近くの部員までご連絡ください。多くの先生方の参加をお待ちしております。
https://www3.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=...

第1回 器械運動系領域部会 @品川区立後地小学校

令和5年4月21日金曜日 
第1回の部会を品川区立後地小学校にて行いました。
今年度最初の部会です。

1 ・主な研究組織紹介
担当常任理事
担当校長
◯西川幸延先生(品川区立後地小学校長)
 3年目になります。よろしくお願いいたします。器械部の良さを出せるようにしていきましょう。
◯冨田和己先生(板橋区立第十小学校長)
 今年度より常任理事になります。よろしくお願いいたします。
◯小板橋悦子先生(東村山市立 久米川小学校長)

2 ・令和5年度 部員から一言
お名前、所属、学年、今年度の研究にかける思いなど

3・今年度の研究の方向性について
正副部長会より
【研究主題】
「互いに学び合い、自らの学びを深めていく体育学習」
【主題設定の理由】
・研究の根幹は「教師ができるようにする授業」→「子ども自身が自ら学ぶ学習」への転換
・一斉一律の指導から脱却し、子ども一人一人に応じた学習指導の充実を図れた。(昨年度の成果)
・他者との学び合いを通して、こどもが自らの学びをより深めていく学習指導の在り方まで言及できず。

(昨年度の課題)
・協働的に学ぶ活動を子ども一人一人が主体的に行う個別最適な学びの過程に効果的に取り入れていく
ことで、自分一人では成しえなかった質の高い課題解決を実現できる。
→これまでの研究を基に、子供が多様な仲間と互いに学び合いながら、子ども自身が自らの学びをより一層深めていけるようにする体育学習の在り方を追究する。

一人一人が目り深い子びを実現していくための」提言
研究収録より
器械運動系領域部会の提言
◯1 自ら深い学びを実現していく学習過程
1.技と出会い、子供一人一人が自己の力を把握するとともに、単元でできるようになりたい技を決める。
2.自分が取り組む技について学習資料と自分の動きを比較して学習課題を見いだす。
3.学習課題を解決するための練習に取り組み、学習の成果を振り返るとともに次時のめあてを立てる。

◯2 自ら深い学びを実現していくための手立て
(1) 子供が自ら学習課題を見いだす手立て
学習課題とはできるようになりたい技・その技のポイント・練習方法のことを指す。学習質料には技のポイントと練習方法が記載されている。子供は自分の動きを友達に撮影してもらい、動画と学習資料を見比べることで学習課題を見いだしていく。
(2) 明確な指導のねらいをもった教師のかかわり
子供が本部会が考えた学習過程を経て、自ら深い学びを実現していけるように毎時間の指導のねらいを明確にした。子供に必要な時に必要な支援を、よりきめ細かく行えるようにした。
(3) 学習活動を改善するための振り返り
学習の振り返りでは、「学習の中でできるようになったこと、次頑張りたいこと」などの学習の成果を振り返る欄と、4つの運動との関わり方「する・見る・支える・知る」のどの関わり方を意識して学習したかという2つの欄を設けて、自ら学習活動を改善できるようにした。

ここに「協働的な学びの視点」を盛り込んでさらに有効な提言とする。

〇部会の開催方法について
 基本集合形式で行います。全体でのオンライン開催は行いません。部会にどうしても参加できない場合は、その分科会のリーダーの了承のもと、個別にオンラインで参加することも可能です。また、宿題については Google ドライブの方に期日までに確実に格納してください。各分科会のリーダーは必要であれば印刷して会場におもちください。

〇実証授業について
 今年度は1学期に部内授業(講師、部外者の参観ナシ)を行い、2学期に全都に向けた実証授業を行います。1学期の実証授業はあくまで、研究内容の評価検証を行うためのものです。この結果をもとに研究を練り上げ、夏季合同研究会に中間報告をしたいと考えています。2学期の実証授業は全都に向けた研発成果をお示しする機会です。「器械部は授業で勝負!」は器部の伝統的合言葉です。参観者がご納得いただき、自校や自治区にも広めたいなと思われるような魅力ある、分かりやすい研究を心がけましょう。


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