最新更新日:2024/06/27
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令和5年度 研究主題                            互いに学び合い、自らの学びを深めていく体育学習

専門委員会 器械運動系領域部会@墨田区立第三寺島小学校

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器械部 第5回
◯昨年度の研究より
ー友達同士でアドバイスを送り合える児童を目指した。
 主体的なグループ編成では、主体的な課題解決が行われた。自分に合った練習方法を選んで、学習活動を改善できた。共に学ぶ感覚つくりの運動では、友達と運動したり補助をしたりを通して日常的に友達の動きに目を向けることができた。グループ学習の時間では、教師の個に応じた指導の大切さに気付いた。

◯専門委員より
ー基準のグループはどのように組んだのか。
 共に行う感覚つくりの運動では、補助するために身長順や人間関係を踏まえて体格差で編成した。
ーレコーディング収録とは何か。
 試技の様子を友達の声をレコーディングしながら、振り返りをすることができる。振り返りを書く時間の短縮につながる。
ー見合う視点や補助の仕方をどのように友達に伝えていたのか。
 各時間の流れと学び方をYouTubeにて配信し、友達との見合い方を事前に指導している。事前指導を行うことで運動に取り組む時間を確保できる。

◯本年度の研究の進捗状況
ー「できる喜び」だけでなく、「非日常の動きの楽しさ」を感じさせたい。技ありきの器械運動ではなく、運動することの楽しさを実感できるようにしたい。本年度の研究は中学年ということもあり、技との出会いや感覚的な楽しさを大切にしたい。

ー「自ら学びる続ける」とは、欲求が止まらない子ども(授業外に取り組んでいる児童)と捉えた。「欲求」の捉えとして、「友達と一緒に運動するよさ(低学年で味わわせたい)」と「多様な関わり方のよさ(中学年で味わわせたい)」こととした。

◯目指す児童像について
ー「自ら学び続ける力」を身に付けるためには、文末が「楽しさや喜びに触れられる子」ではないのでは。「学びのサイクルを回せる子」や「自らすすんで体を動かす子」を目指していきたい。
ー「運動との関わり方」の「する、見る、支える、知る」の何か一つだけではなく、4つにバランスよく触れられるようにする。
ー器械運動の楽しさを子供に味わわせたい。
ーどのように運動に取り組ませたいか。「すすんで」「繰り返し」「主体的に」「夢中に」など。昨年の研究より「目的意識をもって」取り組む姿を目指したい。

目指す児童像
「友達と一緒に器械運動の楽しさや喜びに触れ、学習活動を工夫しながら、( )運動に取り組む子」
※( )内は考えをまとめて、次回決定する。

◯小板橋先生より
ー目指す児童像に向けて部員でイメージを共有して、決めていきたい。今日の会議で児童像が煮詰まってきた。器械部で共通の捉えをもつことが大切。

◯永瀬先生
ー3年生という発達段階を踏まえて、場が子供の動きを呼ぶような研究をしていってほしい。中学年では、「できた」「楽しい」を大切にしてほしい。

第3回器械運動系領域部会@品川区立後地小学校

◯器械部における自ら学ぶ意欲は、どのようになっていくか。
ー低中高の段階で考える。「やってみたい、おもしろい」から「できるかも、できた」になっていくとよいのでは。中学年は1〜3年と4〜6年で分けて考え、「友達の動きへの憧れの気持ちが芽生え、どうしたらできるようになるかな」と意欲をもたせることが、「課題をもって取り組むこと」につながる。段階的にできる経験を増やしていく。
ー3年生の段階で遊びだけだと飽和してしまう。3年の段階では遊び要素を入れつつ、技に取り組むとよい。技との出会いの工夫が必要。そのためには、技という枠組みではなく、動きの中で身に付けた感覚から技につなげていく。中学年は大まかなテーマを設定して、取り組んでいく。場から動きを身につけさせたい。
ー高学年では「自分に合ったちょうどよい課題が見つかる」「教えてもらうことでできた」が身に付く。そのような経験を積ませるためにも、技に対する課題をもたせるだけでなく、友達との関わりを大切にしていく。


◯器械部が考える自ら学ぶ意欲をもつ目指す児童像とは。
ー繰り返し取り組む、自分の課題を見つけて取り組む。子供の言葉でコツを伝えると分かりやすくなる。(オノマトペ)
ー技を見る視点を明確にすることで、伝え合いが増えていく。
ー次の「課題」を学ぶ意欲として捉えるのではなく、今「できている動き」がなぜできているのかと考え思考を深めることで、学ぶ意欲につなげられるのではないか。

◯目指す児童増に近付けていくために器械部が考えていく、学びのサイクルとは。
ー今後考えていくべきこと。


◯須藤校長先生より
 子供が自由に動き回って、体を動かすことを楽しむことを目標にした授業。自ら学ぶ意欲は運動特性に戻ってくる。器械の運動特性はできること。「ちょっと頑張ればできそう」なくらいが「楽しい」。その「頑張る」とは何か。それは、場の選択であったり練習方法の選択であったり思考面のことになる。個によって「ちょっと」の度合いが違う。発達の段階によって、目標のもち方が違うため、そのもたせ方が重要になる。
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体つくり運動2
7/4 第7回 17:00〜 オンライン部会
水泳系
7/2 令和6年度の専門委員会(部内授業)7月2日(火)14:15〜江戸川区立西葛西小学校(第4学年)
表現運動系
7/3 第8回 18時30分〜文京区立林町小学校
保健
7/1 保健領域部会 杉並区立永福小学校
体育的活動
7/4 第5回 体育的活動領域部会 杉並区立天沼小学校 18:30

体つくり運動1

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ゲーム

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体育的活動