最新更新日:2024/06/21
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令和5年度 研究主題                            互いに学び合い、自らの学びを深めていく体育学習

第7回オンライン部会「児童の学びを促す教師行動について」

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本日第7回目のオンライン部会をZoomにて行いました。ご多用中にも関わらず20人もの参加者でした。また常任理事の井上先生、岡田先生にも出席していただきました。重ねてお礼申し上げます。

議題1
どのような教師行動が、児童の学習を促すか

・教師行動の定義について、多くの先生が教師行動を「言葉かけ」として捉えていたと思われるが、教師行動は直接的な関わりである「対話」などだけではなく、間接的な関わりである「学習カードの選択」や「ゲームの選択」なども考えられる。
・直接的な教師行動の中にも、「言葉かけ」だけでなく、「聞く」行動や「待つ」行動など、より行動を幅広くとらえていく必要がある。
・求められる教師行動として、5年か6年か、クラスの実態などによって教師の行動は大きく変わる。また、第1・2時では態度面での称賛が増えることが考えられる等、単元の前半か後半かによっても教師の行動が異なると考えられる。ただ、全ての教師行動は「意図的」に行われるものであるべきである。何をもって一人一人に関わったかを考えることが大切である。

議題2
教師行動は教師がどのような目的やゴールをもってするものなのか。また、それはどのように見取ることで検証材料となるか。

・教師行動の定義の明確化する必要がある。
・研究を進める上で、様々な教師行動が考えられる中、どの教師行動に焦点を当てるかが大切である。
・一般化していくうえで、児童一人一人に合った教師行動を行う上で、教員の指導技術の引き出しが多い方がよいのはもちろんであるが、一般化が難しい。重要な指導場面でどうするかが見えてくると良い。
・ワークシートは児童一人一人の思考が良く表れており、児童の評価をする上では大切なものである。一方で、ワークシートの分析だけでは教師行動が児童の学びにどのような影響を与えたかまで検証することは難しい。教師のエピソードや実際の児童の動きから検証していくことが必要なのではないか。
・「運動の特性」と「学習内容」の二つを確実に押さえたうえで、どう一人一人の学習課題に合わせていけたら良いかを考えていくことが大切である。

新型感染症の影響で外に出て研究することが難しい中だからこそ、よりよい体育について一緒に研究しませんか。少しでもボール部に興味をもった方!いつでも大歓迎です。近くのボール部員に声をかけていただくか、ボール部部長の平林まで連絡をください!待っています☆
         調布市立第二小学校   平林(042‐485‐1245)

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