先生の腕を磨くため、自分で授業課題を解決する方法を考えて実施する授業研修をしました。5年の国語で枕草子を扱い、筆者の文章から四季の良さの読み取りを行いました。授業者の主な課題は、互いの認め合いを通して学習意欲を高めることです。そのためには、まず授業者が子どもを認める働きかけをして手本を示すことです。子どもの反応を見ながら、丁寧に子どもを認める働きかけをしていました。時間不足でメインである子ども同士の認め合いまでできませんでしたが、各自が気に入った表現を文章から抜き出し、自分なりの理由をノートに書いていました。子ども同士が認め合う材料作りまでうまくいきました。授業者(担任)の働きかけが課題解決に結びつく授業でした。