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命を守る着衣泳

 5日(月)着衣泳を行いました。ねらいは、着衣状態で水に落ちた際に命を守るための正しい方法を理解することです。4年生から6年生と1年生から3年生に分かれて行いました。

 まず、普段着を着て靴を履いたままで水に入るとどうなるかを体験しました。プールの横を移動するだけでしたが、児童は、「服が重い」「動きにくい」「うまく歩けない」等と、予想以上の動きにくさを感じていました。

 次に、救助が来るまで慌てずに背浮きで待つ、できたら手近にある「浮いているもの」を活用して背浮きをして待つ体験をしました。今回はペットボトルを抱えて5分間待ちました。人工的に水の流れをつくり、体が流れていく状態で救助を待つ体験もしました。「すごく速く流れる。」「5分は長いなあ。」等とつぶやきながら、児童はひたすら待ちました。5分は思ったより長くて、途中で立ってしまう児童もいました。「まだ助けは来ないよ。頑張って浮いて待つんだよ。」と担任が声をかけていました。

 最後に、友達が着衣状態で水に落ちた時にはどうしたらよいか学習しました。両者ともおぼれる危険性があるので、決して飛び込んで助けようとは思わずに周囲に助けを求めること、おぼれかかっている友達に浮く助けになりそうなものを投げる方法もあることを学びました。空のペットボトルよりも、少し水を入れた方が投げやすく、狙った所に投げることができるということも体験しました。

 水難事故はあってはならないことですが、河川が身近にある当地域では「決して起きない」とは言い切れません。万が一の時は、今回の学習を思い出してほしいと思います。

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