みんなに書くのは難しい? 4年生
互いのよさを伝え合っている4年生。前回、誰から何枚もらったかを数えました。それをもとに、自分は誰に、何枚書いたのかを集計し、子どもたちに手渡しました。
すると、特定の友だちにはたくさん書いているものの、あまりあげていない人がいることがはっきりとわかりました。 当然なかのよい友だちにはたくさん書いています。よさをたくさん見つけることができます。しかし、普段関わりが少ない友だちには書けないのです。しっかりと相手を見つめる必要があります。 今日は、これまでの経験を生かして、あまり書いていない相手のよさを見つけて伝えてみるよう声を掛けてみました。 早速取り組んでくれた子どもたちでしたが、やはりなかなか書けません。それでも相手を見つめることができるようになった4年生です。じっくりと考えてよさを見いだし、カードを渡していました。 様々な思いをもつ子どもたちです。それぞれの思いを大切にしながら、さらに関係を広げていけたらと思っています。 何枚書けたかな? 4年生
お互いのよさをカードに書いて伝える活動を続けている4年生です。
楽しいやりとりを続けることで、もらったカードの数が100枚を超える子が増えてきました。 これまでは楽しい勢いそのまま活動をしてきましたが、誰に、どれだけ書いたのかよくわからない状態でした。そこで、今回はまず、自分が誰から、どれだけカードをもらったかを調べます。その後、先生が集計し直すことで、自分が誰に、どれくらい書いたのかを知るという仕組みです。 誰からもらったかを調べていると、自分と友だちの関係性が見えてきます。 「○○さんがすごく多い」「△△さんと□□さんは24枚と22枚で、△△さんがいっぱいくれたよ」などという声が聞こえてきます。仲のよい友だちからはたくさんもらえているようです。 でもこの活動は、「みんなに」よさを伝える活動。できるだけたくさんの人からもらうことで、自分自身の見方を広げるものです。 この後集計すると、自分自身の傾向も見えてきます。そこでしっかりと他の友だちにも目を向け、互いのよさをより広く、深く見つめていきます。 じっくり観察 4年生理科
前回に引き続き、4年生が理科の実験です。
今日は水のあたたまり方について調べています。温度の変化で色の変わるテープと水溶液を使い、調べていきます。 すでにマッチでの点火を経験した子どもたちです。しっかりと実験を進めることができました。それもあり、今回の実験は、温度の変化に対して集より中して観察ができたようです。 ドキドキわくわくの実験 4年生理科
4年生は理科の実験です。金属のあたたまり方について調べます。
まずはアルコールランプにマッチで火をつけることから始めます。 マッチの火をつけた経験のある子はいるものの、正しい使い方を学ぶのは初めての子どもたち。火のつけ方や消し方、つけるときの危険について学んだ後は、全員が実際に点火してみます。 初めての経験にドキドキわくわくしながら取り組む子どもたちです。おっかなびっくりでしたが、全員ができるようになりました。 その後は実験です。金属棒と金属板にロウを塗り、その溶け方であたたまり方を学んでいきます。 予想したことと照らし合わせながら、変化をじっくりと観察する子どもたち。しっかりと学ぶことができたようです。 細かくよく見て 4年生算数
4年生は箱の仲間分けをしています。
それぞれの形の特徴から分けていくのですが、ここでも電子黒板が活躍します。 友だちが見つけた仲間分けの理由を、大きな画面で映し出して説明していきます。これによって理由がはっきりとし、しっかりと理解できているようです。 さらに活用を広げてほしいものです。 これが「お気に入り」の私? 4年生
これまで集めたいいところカードを分類した4年生。今日はその中からお気に入りの自分を3つ選ぶ活動を行いました。
どれもうれしいカードです。お気に入りを見つけるのも一苦労。さらにランク付けするのも難しい様子。それでも自分なりに一生懸命考え、お気に入りを見いだしていきました。 最後に数人の選んだものをもとに話し合いです。あるお子さんは、「足が速い」「スキーがうまい」といったカードを選んでいましたが、友だちから、「ぼくが○○さんだったら『かっこいい』を選ぶよ。だって、話しかけるといつも相手にしてくれるもん。」「そうだよ、いつもクールだよね。」などと、自分では選ばなかったよさを選ぶ発言がありました。 それを聞いた本人は、「そんなことないよ。」と言いながらもうれしそうにしていました。こんなやりとりを何人かしていくと、他のみんなもやってほしいと言い出しました。 子どもたちにとってはとにかく褒められることがうらやましい様子です。しかしながら、この活動によって意見をもらった子どもは、自分が見る自分と友だちが見る自分とのギャップを感じていきます。そして、友だちの指摘によって自分自身の見方に揺れが生じていきます。 これこそが大きなねらいです。自分自身をじっくりと見つめる経験はなかなかないもの。しっかりと見つめることで、自分自身を肯定的に深く理解することができます。さらに、他者のことも深く見つめることができるようになっていきます。 この活動によって、子どもたちのつながりがどんどん強くなってきています。今後さらに話し合いを続けていきます。 どんな自分が見える? 4年生
互いのよさを伝え合っている4年生。もらったカードの数がかなり多くなってきました。すでに100枚近くになっている子もいます。
今回はいったん自分自身を見つめる活動へと移ります。もらったカードの仲間分けです。 「やさしい」「足が速い」「かわいい」など、もらったカードを仲間分けし、タイトルをつけていきます。書いていることが違うので、仲間にするかしないかは自分で決断します。 こうすることで、友だちから見ると様々な自分がいることが具体的に見えてきます。さらに、カードの数を比較し、自分がどのように見られているのかをなんとなく感じていきます。 子どもたちに聞いてみると、仲間分けをすることで、「お気に入り」のカードもはっきりしてきているようです。 次回はこの結果を基に他の友だちと話し合う時間を設定します。もっともっと自分自身を深く見つめていきます。 |
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