令和6年度も「チーム宮和田」として児童・教職員ともに精進して参ります。保護者の皆様、地域の皆様、今後も本校学校教育へのご理解とご協力、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

残心

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 「残心=ざんしん」と読みます。主に、剣道で使われる言葉です。意味は、「心が途切れないということ。意識すること。特に技を終えた後、力を緩めたりくつろいでいながらも注意を払っている状態を示す。また、技と同時に終わって忘れてしまうのではなく、余韻を残すといった日本の美学や禅と関連する概念でもある。」ということです。剣道でよく使われているこの「残心」を、我々の日常生活にあてはめると「自分のとった行動に心を残すこと」または「自分の行動の後姿」となります。自分のとった行動にほんのちょっと「思いやり=気遣い、心遣い」を「残す」ことです。
 画像は、今週校舎を回って撮影したものです。教室ですが、きちんと机が並べられ、椅子がきちんと入れられています。帰りの会後の仲間たちや担任の先生の心遣いが感じられます。また廊下ですが、モップが整理整頓されています。使った後の気遣い・心遣いが感じられます。「揃っている」ことに残心を感じます。残心の上級編ですが、この学級は4時間目に移動教室でいません。次の時間は給食です。給食の準備を早くするため、ランチョンマットと箸箱を出しておいています。先を見た準備、気遣いを感じます。これも「残心」です。他にも「残心」が感じられる個所はたくさんあります(紹介していきます)。これまでの先生方のご指導と関わりが、「残心」として表現され、チーム宮和田の【よき伝統】となっていることを感じます。素晴らしいことです。
 私(校長)が担当した学年の子供たちに必ず年度初めに話すことの一つが「残心」です。子供たちの行動に「残心」が多くなればなるほど、集団で生活する上で、生活しやすい環境を子供たち自らが創っていくことにつながります。反対に、「残心」が感じられなければ、周りの人への配慮や思いやりにかけていくように思います。ほんのちょっとした「思いやり=気遣い・心遣い」が、生活をよりよいものにしていきます。この良き伝統を継続させていきます。
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