今日の献立 12/12
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麦ごはん 牛乳 親子煮 のり酢和え 納豆 888kcal <今日の献立 〜もやし(bean sprouts)〜 > 名称:植物の名前ではなく,豆・米・麦・野菜の種を水に浸し,日に当てないようにして発芽させた若芽のこと。 種類:大豆もやし,ブロッコリースプラウト,貝割れ大根,ブラックマッペ,アルファルファ,スーパースプラウト等 もやしは『けつるあずき』と『緑豆』から作られるもの,『大豆』からできる大豆もやし,『ブロッコリー』からできるブロッコリースプラウト,『ムラサキウマゴヤシ』からできるアルファルファなどがあります。 主成分:ビタミンC,B群,アスパラギン酸,カリウム,カルシウム,鉄,食物繊維など オススメ:見た目は弱いイメージですが,豆にはないビタミンC,B群など栄養価の高い野菜です。 アスパラギン酸は,アスパラにも含まれる成分で疲れをとるのに効果があります。 ひとこと:ビタミンCを効率的にとり,食感を良くするためには,手早く調理をすることが良いです。 今日の献立 12/11
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きなこ揚げパン 牛乳 ポトフ ビーンズサラダ 780kcal 今日のポトフにはじゃが芋が入っていませんでしたが,気付いてくれましたか? その代り,カブとブロッコリーが入っていました。 今日もカラッと揚がった美味しいきな粉揚げパンができました。 <今日の食材 〜かぶ(蕪/turnip)〜 > 原産地:中央アジア(アフガニスタン付近)地中海沿岸 起源:日本では『日本書紀』にも載っているほど,重要な農産物です。 主成分:実)ビタミンC,カリウム,ジアスターゼ 葉)カロテン,ビタミンB1,B2,C,カルシウム 種類:日本には関ヶ原付近を境に,西日本では東洋型,東日本で西洋型,境界線地域では中間種が分布しています。 東洋型)葉や茎に毛があり,葉がたっていて,全体的に大きいです。 西洋型)ツルツルしていて,小さめなものが多いです。 有名な物:聖護院かぶ,赤かぶ等 オススメ:実に消化酵素のジアスターゼも含まれているので,胃もたれ,胸焼けの時に効果があります。 焼くと香ばしくなり,焼き具合で食感と甘みが増すので楽しめます。 大根と同様に,実と葉で淡色野菜と緑黄色野菜に分けることができます。 ビタミンCが葉にも多く含まれるので免疫と美肌にも期待できるかもしれません。 漬物に多く加工されていますが,煮ても焼いても,炒めても美味しい食材です。 ひとこと:春の七草粥に入る食材の一つで,『すずな』と呼ばれています。 今日の献立 12/10
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麦ごはん 牛乳 さばの塩焼き ごま和え 味噌けんちん汁 819kcal <今日の食材 〜さといも(里芋/taro)〜> 原産地:マレー半島 起源:縄文時代に中国から日本に入ってきました。 主成分:でんぷん,たんぱく質,食物繊維,ビタミンB群,C,ガラクタン オススメ:ほとんどを占めるのはでんぷんですが,加熱により消化しやすくなります。 食物繊維と水分が多く含まれ,低カロリーで体の中をキレイにしてくれます。 さといもは,中心の大きな芋(親芋),囲むようにつくのが小芋,その周りを孫芋と呼ばれる芋がつきます。 『いも煮会』は全国各地で行われる秋の名物で,江戸時代に米の不作に備えて里芋を栽培していた東北地方の農民たちが,収穫祭のような意味を込めて始めたといわれています。 ひとこと:根の部分だけでなく,茎の『ずいき/いもがら』も食べることができ,煮物や味噌汁,酢の物,炒め物に料理されます。 今日の献立 12/7
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麦ごはん 牛乳 肉団子の甘酢あん 春雨スープ 866kcal 肉団子の甘酢あんは、酢豚の肉をミートボールに変えて作ってみました。 今回初だったのですが、どうだったでしょうか? <今日の食材 〜パプリカ(sweet pepper/paprika)〜> 原産地:熱帯アメリカ 色:緑、赤、黄、オレンジ、紫、黒、白 紫、白は未熟なもので、緑は早く収穫したもの、赤・黄・オレンジは完熟したもの。 主成分:ビタミンC、E、A,カリウムなど ビタミンCは、ピーマンの2倍、カロテンは約7倍 栽培:オランダ、韓国、ニュージーランド オススメ:パプリカは唐辛子の総称ですが、スーパーにあるものは100g以上の大型で肉厚の物が多い。 ピーマンと比べて、肉厚でジューシーな食感があり、甘く爽やかな味がする。 生ではサラダとして、煮込み料理や焼いてマリネなど南ヨーロッパの料理によく出てきます。 油を使って調理すると、カロテンの吸収率が高くなります。 ひとこと:スパイスのパプリカは野菜のパプリカとは違う品種で、辛くないチリペッパーです。ハンガリーで品種改良され、主に色づけ用に使われています。 今日の献立 12/6
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さつまいもパン 牛乳 白菜のクリーム煮 コーンサラダ 829kcal 今回初めてさつまいもパンを出しましたが、どうでしたか? <今日の食材 〜とうもろこし/スイートコーン(玉蜀黍/sweet corn)〜 > 原産地:中央アメリカ メキシコ〜南アメリカ北部 起源:コロンブスがヨーロッパに持ち帰り、世界各地で栽培されるようになり、米や小麦と並ぶ世界三大穀物の一つとなりました。 日本へは16世紀、明治時代の北海道開拓において、本格的に栽培が始まりました。 主成分:糖質,たんぱく質。胚芽部分にビタミンE、B1、B2、カリウム、鉄、亜鉛など オススメ:セルロースも豊富に含まれているので、腸の中をきれいにしてくれます。 収穫後24時間たつと、栄養が半減し、味も落ちるので、早めに食べた方が良いです。 そのまま食べる以外にも、飼料やサラダ油、コーンスターチがあります。 韓国ではひげ茶として飲まれていますが、漢方薬の一つでもあります。 でんぷんから分解できる植物性プラスチックの原料、でんぷんを発酵させてエタノールにすることでバイオ燃料に、収穫後の葉や茎を堆肥に、軸は建材やきのこ栽培用の土に生まれ変わります。 ひとこと:ポップコーンは爆裂種(爆粒種)のとうもろこしから作られますが、加熱すると粒中の微量な水分が爆発することで、ポップコーンができます。 ひげ部分の本数と実の数は同じ数になります。 今日の献立 12/5
日本の食べ物の旅 【奈良県】
* メニュー * 麦ごはん 牛乳 たらの吉野揚げ ごんざ 飛鳥汁 863kcal 奈良県は、近畿地方のほぼ中央を占める県で、イチゴやスイカ、柿、茶葉の有数の産地です。 「吉野揚げ」はくず粉を衣に使ったから揚げのことですが、今はくずが貴重になっていますので、給食では片栗粉で代用して作っています。 そもそも、吉野とは葛(くず)の産地のことで、昔はくずという植物の根から取ったでんぷんのくず粉で料理のトロミをつけたりから揚げの衣にしたりしていました。 「権座(ごんざ)」は、ごった煮がなまって「ごんざ」になったといわれています。里芋や大根などの根菜類をコトコト煮含めた煮物のことで、秋の氏神様のお祭りの時に食べる料理です。 「飛鳥汁」は飛鳥時代に宮廷へ献上されていた『牛乳』を入れて作った具だくさんの味噌汁のことです。 今日の献立 12/4
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中華ソフト麺 煮卵 チンゲンサイのサラダ 塩ラーメンスープ 804kcal 今日のラーメンは塩ラーメンスープに中華ソフト麺を自分で入れて食べる形でした。 <今日の食材 〜ちんげんさい(青梗菜/qing geng cai)〜> 原産地:中国 華中地方 種類:丸くならない白菜の仲間、日本で最もポピュラーな中国野菜。 ミニチンゲンサイやチンゲンサイの花も流通しています。 栽培:茨城・静岡・愛知 9〜1月が美味しい時期 主成分:カロテン、ビタミンC、E、カルシウム、鉄 オススメ:シャキシャキした歯ざわりとほのかに甘みのある淡白な味わい、煮崩れしにくいので中国料理だけでなく、洋風料理にも合います。 ひとこと:油を使って調理することでビタミン・ミネラルが、たんぱく質と組み合わせるとカロテンやカルシウムを効率的にとることができます。 今日の献立 12/3
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麦ごはん 牛乳 ポークカレー ほうれんそうサラダ 933kcal <今日の食材 〜ほうれんそう(菠薐草・法蓮草/spinach)〜> 原産地:西アジア 種類:アジアで東洋種、ヨーロッパで西洋種が生まれました。 東洋種)葉がギザギザで薄く甘みが強い。 西洋種)葉が丸く、厚みがある。 栽培:中国より東洋種が伝わり、のちに西洋種が導入され、現在では両方を交配した種類が主流になっています。 主成分:カロテン、ビタミンC、B群、葉酸、鉄、カルシウム等 オススメ:牛レバーと同じ位の鉄分を含み、鉄の吸収を助けるビタミンC、造血に必要な葉酸とビタミンB群等が多く含まれている。 緑黄色野菜の中でもカロテンが多く含まれ、肌の老化(酸化)を抑えてくれる効果があります。 根本の赤い部分は、骨の形成に重要なマンガンを多く含み、甘みもあるので捨てるのがもったいないくらいです。 ひとこと:冬の露地栽培のものは、夏に出来たものに比べて甘みが増し、栄養も豊富に含まれています。 今日の献立 11/30
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麦ごはん 牛乳 いわしのみぞれかけ 茎わかめの炒め煮 なめこの味噌汁 848kcal 揚げたいわしにみぞれかけの味が合わさって、サッパリと頂けました。 <今日の食材 〜 はくさい(白菜/chinese cabbage)〜> 原産地:中国北部 栽培:日清・日露戦争に従軍した日本人が中国から種を持ち帰ったことから、本格的に栽培がはじまりました。 おいしい時期:11月〜2月 旬の秋冬ものは、茨城、長野、愛知産が多いです。 主成分:ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、食物繊維等 オススメ:水分を多く含んでいますが、ビタミンCが多いため、風邪の予防、免疫力アップに効果的。 カリウムには、体内の塩分を出す働きがあり、食物繊維も多く低カロリーなので、美肌効果や腸を整えてくれます。 ひとこと:最近では1kg位のミニサイズや、外側は普通ですが内側の葉はオレンジ色の種類もあります。 実は、キムチ人気によって白菜の生産量が増加しました。 今日の献立 11/29
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かた焼きそば(ちゃー麺&ちゃー麺の具) 牛乳 スープ餃子 蒸しパン 836kcal 袋に入ったちゃー麺とちゃー麺の具を合わせるとかた焼きそばが出来上がります。 今日の蒸しパンにはさつまいもが入っていました。 <今日の食材 〜さつまいも(甘藷/sweet poteto)〜> 原産地:中央アメリカ 起源:紀元前から栽培され、コロンブスがヨーロッパに伝え、日本では江戸時代に栽培が始まりました。 栽培:やせた土地でも育つため、飢饉(ききん)の時に多くの人々を救いました。 主成分:でんぷん、ビタミンC、B1、B6、カロテン、食物繊維など オススメ:石焼き芋に代表されますが、加熱するとでんぷんの一部が糖質に変わり甘みが増します。 安納芋に代表されるような果肉がオレンジ色の品種は緑黄色野菜に匹敵するカロテンが含まれています。 切ると出てくる白い液は、ヤラピンという樹脂の一種で、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進する働きがあり、ビタミンCや食物繊維と力を合わせて体の中と外をキレイにしてくれます。 茨城県ひたちなか市周辺で盛んな「干しいも」は、蒸した芋をスライス又は丸干しで天日干しにしたもので、食べる際には軽くあぶるとさらに甘みが増します。 ひとこと:さつまいもは根の部分だけでなく、葉柄(葉の下の茎のような部分)を加熱すると、ほのかに甘い香りがするのできんぴら風のおかずになります。 今日の献立 11/28
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麦ご飯 牛乳 おでん 野菜の梅和え 味付けのり 814kcal <今日の食材 〜だいこん(大根/Japanese radish)〜> 原産地:中央アジア、地中海沿岸など諸説あり 起源:古代エジプト時代には栽培され、最古野菜の一つ。 日本最古の書物「古事記」にも記載され、春の七草の一つの『すずしろ』として親しまれています。 種類:大きく分けると、ヨーロッパ大根、中国大根、日本大根の3つ。 主成分:(根)95%が水分、ビタミンC、ジアスターゼ (葉)カロテン、ビタミンC、カルシウム、食物繊維 オススメ:ジアスターゼは消化酵素なので、胃腸の働きを整え、食欲をアップしてくれますが、熱には弱いです。 ひとこと:大根の根は淡色野菜に、葉の部分は緑黄色野菜に分類されます。おいしく食べるには、葉と根は切り分けて保存するといいです。 |
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