1秒で言える言葉

高井小学校の児童の皆さんへ

 1秒で言える言葉ってわかりますか。それは、「あいさつの言葉」です。皆さんがよく知っているあいさつには、「おはようございます」や「こんにちは」などがありますね。寝る時にするあいさつもあります。「おやすみなさい」ですね。ご飯を食べる時や食べ終わった後にするあいさつもありますね。そうです。「いただきます」や「ごちそうさま」ですね。
 
 では、「あいさつ」は何のためにするのでしょうか。
 お家の人と歩いている時、お家の人の知り合いとばったり会った時、あいさつできなくて叱られたことはありませんか?
 でも、「あいさつ」は叱られないためにするのでしょうか?
 人間はたった一人では生きていけません。誰でも、人と人とが関わり、支え合って暮らしています。もちろん、校長先生もそうです。

 「あいさつ」は、その「皆で一緒に暮らしている」ことを確かめるためのものだと思います。
 それは、「あいさつする自分」や「相手の人を大事にしている」サインのようなものです。だから、「あいさつをしなさい」と言われて仕方なくするのではなく、本当に自然にするものだと思います。
 素敵にあいさつするためには、「○○さん、おはよう!」と名前を呼んであいさつすことです。そうすると、とても気持ちがいいですよ。
 「あいさつ」だけではなく「一秒で言える言葉」は、ほかにもあります。それは、「ありがとう」と、「ごめんなさい」です。

 嬉しいことをしてくれた友達に「ありがとう」と言うと、言われたお友達だけではなく、そう言った自分も嬉しくなります。それは、「ありがとう」の言葉でお互いの気持ちが通じ合ったからです。

 新しい学年が始まってもう2か月半が過ぎました。みんな「1秒で言える言葉」を大切にできていますか?

 これから学校のあちらこちらで、「おはようございます」などのあいさつの言葉や、「ありがとう」や「ごめんなさい」の言葉が聞こえるようになると、高井小学校は、もっともっと素敵な学校になると思います。

 これを読んでくれた「高井っ子」の皆さん。ありがとう!

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