心のとびらを開く
高井小学校の児童の皆さんへ
みなさんはイソップ物語の『北風と太陽』のお話を知っていますか。 「北風と太陽が話をしています。『下を歩いている少年のマントをどっちが脱がせることができるか競い合おう』。どちらも自信満々です。始めに北風が試みます。北風は強風を巻き起こし、マントをはぎ取ろうとします。しかし、少年はマントをしっかり押さえてはなしません。次に太陽が暖かい日差しを少年に注ぎます。少年はポカポカ暖かくなってきたのでマントを脱ぎ、太陽が勝った」というお話です。 人の心のとびらを開くのは、このお話に似ています。お日様のような暖かさとはお友達の思いやり、やさしい言葉ではないでしょうか。 心のとびらを閉じたままでは、お友達もできませんし楽しい生活もできません。けっして幸せにはなれないと思います。 あなたの心はあなただけの宝物ですが、それはお友達や先生、お家の方の温かい心やさしい言葉に触れたとき、初めてとびらが開き、宝物のように輝くのです。 太陽のような「やさしいシャワーがふりそそぐ学校」。そして「高井小学校のすべての児童と教職員が、おはようからさようならまで安心して生活できる学校」。そんな学校をこれからも一緒に作っていきましょう。 |
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