もうすぐ今年も終わりです

 【編みかけのセーター】
  
 学級をつくる 子供たちを育てる
 それは一目一目心をこめて
 セーターを編むようなものだ
 不安の春・・・
「子供たち」が見えた夏・・・
 共にがんばって
 一つ一つの行事 一つ一つの時間に
 全力で向かう秋・・・そして冬・・・

 ようやく子供たちと担任をあたたかくつつみこむセーターがしあがってくる
 しかし皮肉なことに あたたかなセーターに
 身をつつむ時間は あまりにも短く
 別れの春がやってくる いや、巣立ちの春というべきか

 素敵に育った子供たちに、もうセーターはいらない
 けれど一心に編んだセーターは
 いつまでも子供たちの心に そのあたたかさを残すにちがいない

 今年もまた編みかけのセーターが  僕の目の前にある

※手編みのセーターなどというものは、中途半端な気持ちで仕上がるものではありません。何よりも時間がかかるし、相手への愛情が持続しなければならないからです。
 調子よく進むこともあれば、毛糸がもつれてしまい、ほどいてやり直す場面も出てきます。もつれた所をほどくにしても、慎重に考えなければ、状態がさらに悪化することもあります。

 しかし、だからこそ、一生懸命編んで仕上がった時の充実感は、大きいはずだと信じています。
 現在、高井小の各担任が編みかけのセーターを心を込めて編んでいます。それぞれの担任がどのような素敵なセーターを編み、完成させるのかを楽しみに見守っていきます。

 保護者の皆様。今日も担任との二者面談が実施されます。よろしくお願いいたします。有意義な時間になりますように・・・。 
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