こんな話をしました〜『やさしさいっぱい集会』では、次のような話をしました。〜 今日は、いじめは絶対にしてはいけません、というお話をします。 イソップ童話に『子どもとカエル』というお話があります。 そのお話を紹介します。 ある日のこと、5人か6人ぐらいの子供たちが池のそばで遊んでいました。すると、その中の2、3人がおもしろ半分に、水の中にへ石をポンポン投げ始めました。 ところが、池の中にはたくさんのカエルが住んでいたので、子供たちの投げた石に当たって何匹かのカエルがけがをしてしまいました。 しばらく我慢をしていたカエルたちも、あまりにひどいので、一番年を取っていて利口なカエルが池から頭だけ出して言いました。 『みなさん、お願いですから石を投げるのをやめてください。』 すると、子供たちは答えました。 『ぼくたちは何も悪いことしてないよ。ただ、石を投げているだけだよ。』 しかし、年寄りのカエルは、 『そうかもしれませんが、みなさんが遊び半分に投げる石で、私たちはひどいけがをしてしまいます。そのうちに死んでしまう者も出てくるかもしれません。あなたたちには遊び半分でも、私たちには命の問題なのです。』と、言いました。 すると、子供たちは何も言い返せずに、みんなこそこそと家へ帰ってしましました。 このお話の子供たちとカエルは、いじめている人といじめられている人の関係を分かりやすく表しています。いじめている方は遊び半分でも、いじめられている方は命の問題なのです。 高井小学校は、どんな理由があろうと、『いじめ』は絶対に許しません。 もし、今、あなたが軽い気持ちで誰かをからかっていたり、嫌がることをしていたりしたら、取り返しがつかないことになる前に、今すぐにやめなさい。 あなたの周りに『いじめ』ではないかと疑われる行為があったら、すぐに誰でもいいので近くの大人に知らせましょう。 もし、自分が『いじめ』にあっていると感じたら。一人で苦しむのではなく、誰でもいいからそのことを相談してください。 高井小学校の先生方は、いじめを絶対に許しません。 そして、いじめらた人を必ず、最後まで、しっかり守ることを約束します。 以上で、校長先生の話を終わりにします。 ※このような内容です。体育館は終始、シ〜ン。でも、学校にはそのような時間も必要です。そう思っています。子供たちの話を聴く時の輝いた瞳。印象的でした。これからも一人一人の子供たちに居場所のある高井小学校を目指していきます! |
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