ひとり言
高井小の児童のみなさんへ
〜自分の力を発揮するのに適した場所を見つける〜 みなさんには、誰にでも何かしらの能力が備わっていると校長先生は思います。『誰にでも』です。 こんなことを言うと、 『自分は特別にこれができるということがないから、自分には能力がないんじゃないか』などと、考える人もいるかもしれません。 しかしそれは、能力がないのではなくて、能力に気付いていないだけです。自分で自分自身の能力に気付いていないということです。 どうしてそのようなことが言えるかというと、みなさんの力は、みなさんの力が一番うまく使える場所でないと、なかなか現れてこないからです。 例えば、マット運動がとても上手な子がいたとします。 でも、今日の体育の時間はバスケットボールの学習です。その子は鉄棒だったらものすごく上手にできるのですが、バスケットボールは上手にできなくて、自信をなくしてしまうかもしれませんね。 こんなふうに、みなさんの能力には、それを出しやすい場所や場合があるのです。そういうことを『適材適所』と言います。 自分の力を出すのに適した場所を見つけることが大事なのですね。 自分の能力に一番合っているところで力を使えば、大いに役立ちます。 しかし、自分の能力に合っていないところで使っていても、あまり役に立ちません。 自分の力がどこで一番役に立つのか、その場所を見つけることが何よりも大事です。 それを見つけることも、大事な勉強の一つなのかもしれませんね。 これからも、みなさんの学校生活を全力で応援していきます。いつも見守っています。 積極的で前向きな失敗は全然OKだからね。転んだら必死に助けてあげるよ! だから・・・ 安心して失敗してね。安心して転んでね。 |
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