今週も元気に!

 おはようございます。新しい週が、始まりました。
 高井小の児童のみなさん。今週も明るく元気に生活していきましょう。
 みなさんの登校を楽しみに待っていますね。


☆幸せは自らつくり出すもの☆  〜高井小の児童のみなさんへ〜

 みなさんは今、幸せですか。
 私が学校で小さな幸せを感じる時は、みなさんとあいさつを交わす時です。『おはよう』と呼べば、『おはようございます』と返ってくる、そんな時です。みなさんが集中して授業を受けている時、行事で先生方と一体となって喜んだり涙を流したりしている時、学習に無心で取り組んでいる時、休み時間に楽しそうに遊んでいる時。そんな姿を見ていても幸せを感じます。

 しかし、校長は常に学校のことを考えています。携帯電話を常に持ち歩き、眠る時にも枕元においています。学校や児童のみなさんにいつ何が起こるか心配だからです。

 ある時、高井小の児童のひとりから『校長先生は幸せですか』と聞かれました。

 答えは『幸せ』です。

 それに気付かせてくれたのは、フランスの哲学者エミール=オーギュスト・シャルティエという人です。ペンネームを『アラン』と言います。彼は言います。

『人は幸せだから笑うのではない。笑うから幸せになるのだ』と。

 つまり、『幸せ』を自らの意思によって引き寄せるものであると説いているのです。
 
 実はこれまで、みなさんに多くの場面でアランの言葉を伝えてきました。

 遠足もや宿泊学習の中で、

『何もしなければ、本当に楽しいことには出会えない』。

 行事の前に、

『自分で成し遂げたことは後の支えとなる』。

 そして、今日は次の言葉を贈ります。

『幸せは山のようなもの。遠くから眺めているだけでは決して近づくことはできない。しかし、こちらから上がっていけば、やがて頂上にたどりつく山のようなもの。待っているだけで手にできる幸せはない』。

 アランは自分の考えが本物であるかどうかを見極めるために、兵役を免除されているにもかかわらず戦争に赴き、そして重傷を負いました。
 このような経験をもとに書かれた彼の言葉が、100年後の今『幸福論』として世に出ています。いつか読んでみてください。

 私は今、『校長先生』と呼ばれることを心から嬉しく思っています。それはきっと、校長になるという道を自ら選んだからでしょう。なぜなら、アランはこう言っています。

『辛い仕事でも自分で選んだ仕事ならば幸せである』と。

※今週も子供たちの『光り輝く姿』をたくさん見つけに行きます。すぐ近くまで行って。
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学校行事
6/19 内科検診(2・6年生)
6/20 歯科検診(3年生) 4年生校外学習
6/21 永中出前演奏会 全学年5時間授業(3〜6年生 家総合あり)