県内で小学校1年生が川で溺れ、亡くなるという痛ましい事故が起きております。入学後、わずかな期間でのできごとにご冥福をお祈りするばかりです。
子どもたちへは学区内における危険箇所へ近づかないよう繰り返し指導いたしましたが、ご家庭でもぜひ声かけをお願いいたします。
子どもたちは「川や用水路に近づかない、遊ばない」ことやその危険性は十分理解しております。ただ「何か(たとえば、お札やおもちゃ、溺れているネコ…)が流れてきた…」という特殊な状況があったらどうでしょう?つい思わず近づき、取ろうとしてバランスを崩し…という状況も考えられます。
国道49号線もそうです。車道に出たら危険なことは分かっていても、衝動的に…ということは考えられるのです。
子どもの事故の大半はそのようにして起こっているのかもしれません。ですから「落ち着いて行動すること、考えてから行動すること」を学校では繰り返し指導しています。“廊下を走らない”“右側を歩く”“階段は一段ずつ昇降する”などはその例です。今後も危機管理能力をしっかりと身に付けさせたいと思います。
(写真)1・2年きっずの描いた自画像など…実に心が洗われます。このように素敵な絵が描ける純粋な子どもたちの命を、大人は何が何でも守らなければなりません。繰り返しになりますが、ご家庭でも声かけをよろしくお願いいたします。