最新更新日:2021/03/25 | |
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作文発表〜朝の放送で全校生に!〜
3月7日(金)朝、校内放送で、「作文発表」がありました。
発表したお友達と作文の題名は、 ○2年 馬蜂 洸紀さん 「かぶと虫をそだてたよ」 ○3年 鈴木 優介さん 「ぼくの友だち」 ○4年 太 雅さん 「オーディション」 馬蜂洸紀さんの作文は、前回掲載しましたので、今日は、鈴木優介さんと太 雅さんの作文を紹介します。 『ぼくの友だち』 3年 鈴木 優介 「ぼくは、自転車にのるのが大好きです。自転車は僕の大好きなところに、いつも連れてってくれます。それは、ぼくのおばあちゃん家、友だちの家、公園など、僕の行きたい所に連れてってくれるからです。 自転車にのるのは、とっても楽しくて気持ちが良いです。天気の良い日は、もう最高です。青い空やいろんな建物の中をスイスイとい動ができるので、身体に感じる風が気持ちが良いからです。風は、ぼくにいろんなことを教えてくれます。春はタンポポやつくし、さくらなど、たくさんの花がさき、あたたかい風を感じることができます。夏はセミなどの虫の声やヒマワリの花、公園には、カブトムシなども見つけることができます。秋は、たくさんの木から葉っぱが落ちて、山や木などの紅葉がはじまり、冬のじゅんびがはじまります。冬は息が白くなり。風がとってもつめたいですが手ぶくろやマフラーをしながら、自転車に乗ります。自転車にのると、一年中を通して、その時の季節の風やにおいを感じることができます。 大好きな自転車にのるのには大切なルールがあります。それは、必ず、自転車にのる時には大切な頭を守るためにヘルメットをかぶること。自転車にのる前には、自転車の点けんをすることです。自転車にのって転ばないようにタイヤの空気がちゃんと入っているか?ぼくの足が自転車にのった時に、りょう足がちゃんと地面についているか?きけんを周りの人にわかってもらえるようにベルがちゃんと「チリンチリン」って鳴るのか?ブレーキはだいじょうぶ?と自転車にのるまではたくさんの点けんをしなければなりません。でも、大切な命を自分で守らなければならないし、夕方などのうす暗いときに、ぼくが自転車にのっていることを周りの歩いている人や車にのっている人に知らせなければいけないからです。自転車は思いっきり力を入れてこぐとすごいスピードが出ます。スーパーカーのようにはいかないけど、かなりのスピードがでてしまうので、歩いている人や車にぶつからないように、ぼくは自転車の安全運転に気をつけています。どこにでも、大好きな場所に連れていってくれる自転車は僕の大切な宝物でもあり、大切な友だちです。 これからも、大切な自転車といっしょに、交通ルールを守って、事こやケガなどがないようにちゅういしていきたいと思います。 『オーディション』 4年 太 雅 「私は、音楽祭の前に苦しくつらい体験をしました。一学期の音楽の時間、学年でいつも通りに音楽祭の練習をしていました、すると先生が、 「ピアノのばんそうをやりたい人、集まってください」 と言いました。私のピアノ歴は1年。『ふるさと』のばんそうなんてとてもむずかしいんじゃないか。でも私はやりたかったのです。「せっかくピアノを習っているのだから、やらないとピアノも上達しない。」と思い、先生の近くに行きました。 「オーディションがあるので練習しておいてください。」 と言われました。先生から渡された楽譜をちらっと見ただけなのに、大量の音符が目に飛び込んできました。まるで私を攻撃してくるかのように・・・。 その日、家に持ち帰った楽譜を母に見せてみました。 「すごい音符の数だね。こんなに長いの、ちゃんとひけるの?」 と首を傾けました。私は、 「本当に難しそうだよね」 と答えました。次にピアノ歴が7年の姉に見せて聞いてみました。 「こんなに音符があってきれいにひけるかな?」 姉はしばらく見つめて、 「そのうちひけるようになるよ。」 と言いました。私は何としてでもピアノをやりたくなりました。その後何度も何度も練習しました。でもなかなかひけるようになりません。つまずきつまずき、さらに私の小指がつりました。ペダルを踏んでいる足もつってしまいました。なんだか私の体中がいたくなってきました。でも次の日も次の日も練習を続けました。 ある日の休み時間、教室のオルガンでいっしょに楽譜をもらった友だちと練習しました。同じクラスの友だちは、とても練習が進んでいました。『すごーい、うらやましいな。このままでは・・・・・』と心の中で不安になってしまいました。 その次の日はちょうどピアノのレッスンがあったので、 「先生、ばんそうをおしえていただけませんか。」 とお願いしました。先生は気持ちよく引き受けてくださいました。そして、ひけなかったところもたくさんひけるようになりました。 3週間ぐらいたって、学校の先生に、 「来週あたり、ピアノのオーディションをやるよ。」 と告知されました。私はその時、まだ楽譜の半分もひけませんでした、『どうしよう。このままじゃ、オーディションに受からないよ・・・。』と思いつつ、その1週間はピアノばかりやっていました。 とうとう、オーディションの日がやってきました。手汗がはんぱでなくて、ひいたらすこしつまずいてしまいました。先生たちの反応を見ると、合格できないかもという雰囲気でした。 そして、終業式。結果発表の日です。ドキドキしながら教室に向かいました。結果は私でなくて、他の人でした。不合格で悲しく家に帰りました。ピアノをひく気になれませんでした。でも、練習しました。なぜかというと、『自分の限界までやればそれで十分』という父の言ってくれた言葉を思い出したからです。受からなくても努力したのだから、受かったことと同じなんだと思いました。 終業式の日は、わたしにとってとっても苦しくつらい日でしたが、努力することの大切さを気づかされた日でした。ピアノの練習も長い時間努力するから本番でもたくさん力が出せるのだと思います。私を成長させ、努力の大切さを教えてくれたピアノのオーディションはとてもよい思い出となりました。 |
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