本日の夕食は、韓国の宮廷料理です。机に乗り切らないほどの料理が並びました。
午前中に景福宮を見ての宮廷料理だったため、当時の王様の食事の様子を思い描きながら、おいしくいただきました。

閉会式が行なわれ、最後に全員で記念撮影。
この頃にはすっかり打ち解けて、別れを惜しむ姿があちらこちらで見られました。
短い時間ではありましたが、たいへん充実した濃い時間を過ごすことができたと思います。
ソウル日本人学校の谷口校長先生、職員の皆様、そして生徒の皆さん、貴重な体験をさせていただきありがとうございました！

最後は、日本人学校の生徒の皆さんから伝統のソウル太鼓が披露されました。
迫力のある太鼓と笛に合わせて、オリジナルの振り付けで舞われ、素晴らしいものでした。
団員も手拍子で盛り上げ、体育館が一体となりました。

プレゼンテーションの後は、その発表を聞いた日本人学校の生徒と「私たちに出来る福島の復興」という課題で話し合いを行いました。
「今、被災地はどういう状況なのか？」「震災を経験してどんなことに気をつけるべきか？」「被災地に必要な援助は何か？」など、様々な質問が出ました。団員は、一つ一つ丁寧に自分の考えを述べ、お互いに理解を深めました。

校舎見学後、いよいよサミットメンバーによるプレゼンテーションです。
「繋ぐ記憶」をコンセプトとして、ゼロから自分たちで作り上げたプレゼンを全力で発表しました。日本人学校の生徒にも、先生方にも団員の思いは十分に伝わったと思います。

交流会は日本人学校の生徒のみなさんが進行してくれました。
初めに日本人学校の代表生徒の挨拶と、サミットの根本議長の挨拶です。
次に日本人学校の校長先生、室長の佐川先生からお話をいただきました。
「日本人学校の生徒といわき市の生徒がソウルで出会うこの奇跡を大切にしよう」という言葉が印象的でした。
その後、9つのグループに分かれて、自己紹介をして校舎見学を行いました。

次の案内は上層階から見たオープンスペースのような図書館とパソコン室です。
感じたことは、全体的にゆとりのあるスペースがたくさんあることです。
素敵な校舎だと感じました。

次の校舎案内は、屋上庭園です。
どこかの公園かと思うような屋上に団員も職員もびっくり。

次に地下に案内されてまたまた、びっくり。
プールが地下にあるのです。屋内なのはもちろん、児童生徒の身体に合わせて床が可動式となっていました。

前半のメインの活動ともいえるソウル日本人学校の訪問を行いました。
訪ねてびっくりしたのは、その校舎です。玄関から各教室まですばらしい施設でした。
日本人学校の生徒さんに丁寧に案内してもらいました。
写真は、校舎の外観と開放的な玄関です。

本日の昼食は、プルコギです。
韓国風のすき焼きといったところでしょうか。
楽しく、美味しくいただきました。

王宮の前で全員で記念撮影。元気いっぱいです。
このあと、迎賓館、妃の居住地などを見学し、充実した学習ができました。

いよいよ宮内の見学です。現地ガイドのイさんとソンさんの丁寧な日本語の解説を聞きながら、建物の特色や名前の由来をしっかりと頭に入れていました。

2日目の最初は、景福宮（キョンボックン）の見学です。
景福宮は、李氏朝鮮王朝を興した李成桂（太祖）が1394年に建てた王宮で、ソウルの数ある王宮の中でも最初期のものだそうです。豊臣秀吉に1592年の文禄の役で焼失されるまで約200年間正宮として使用されました。
派遣団が到着した時に、ちょうど衛兵の交代式が行われました。600年以上も前に行われていたその式は、たいへん厳かで、力強さを感じました。

韓国派遣2日目の始まりです。
今日から本格的にプレゼンテーションの発表や遺跡の見学が行われます。
少し寝不足ぎみですが、「お腹減ってる人？」の問いに全員が手を挙げました。
朝食はビュッフェ形式で、好きなものを食していました。

反省会が終了したあとは、明日の日本人学校で発表するプレゼンテーションの練習です。
この練習には、久保山さんや添乗員さん、現地の通訳スタッフまで参加し、アドバイスをいただきました。
少ない練習時間でしたが、自分たちでも意見を交わし合い、よりよいプレゼンにするよう眠い目をこすりながら努力しました。

議長、日韓文化交流基金の久保山さん、添乗員の中莖さんからのお話をいただいた後は、各班の代表者による本日の反省の発表です。韓国派遣終了まで日替わりで、全員が発表します。団員たちが決めて運営しています。

夕食後、1週間滞在するホテル「THE-K SEOUL HOTEL」に到着しました。
3階のホールに移動し、1日目の全体会議の開始です。
韓国派遣中の会議はすべて、団員が仕切って行います。

はじめに団長の佐川先生からのお話を聞きました。今年度韓国に派遣された経緯や挨拶の大切さ、そして自分は何をすべきか考えて行動することが伝えられました。

本日の夕食会場「月尾島」に到着しました。メニューは海鮮鍋です。議長の根本くんによる韓国語の元気な挨拶で、食事が始まりました。日本の中学生用にだいぶ辛さを抑えて調理してもらったのですが、団員には少し辛かったようです。水がどんどんなくなりました。

約2時間のフライト後、韓国金浦国際空港に無事到着しました。
入国審査、荷物の受取り、税関検査を抜けて、韓国の地へ降り立ちました。
初めての海外へ旅行する団員がほとんどであるため、少し興奮気味のようです。
バスに乗り込み、ソウル市内へ移動です。

都内で昼食を済ませたあと、予定よりも早く、羽田空港に到着しました。
添乗員さんからの説明のあと、団員は自動チェックイン機で無事チェックインを完了させました。
これからは、チェックインは自動で行うことが主流になってきているとのことで、団員は貴重な体験をすることができました。