夏休みが始まるときの終業式で、静寂に包まれ、セミの声だけが聞こえるという話をしたのが、ついこの間のことのようです。
今日も良い雰囲気で、耳をすませば雨の音が聞こえてきます。
みんなが無事にここに集まってくれてほっとしています。みんなが44日間の休みを経て、元気な姿を見せてくれて良かったです。
終業式では「学びと感激」について話をしました。この8月、世界各地で戦争が起こっています。日本は、69年前、どんなことがあっても戦争をしないと決め、世界に宣言しました。このことを守っていかなくてはなりません。その力は、みんなにかかっています。みんなが「No」という必要があります。
また、日本では、水害が発生し、広島では大きな被害が出ました。心から哀悼の意を表します。明石でも、8月9・10日の台風で、本校に避難所が開設されました。明石川の水位があと10cm上がれば避難勧告が出るという状況でした。我々の身近にも危機が迫っていたことをわかってほしいと思います。
また、軟式野球で、延長50回が話題になりました。50回戦った選手たちも大変だったでしょうが、決勝戦まで4日間待たされた三浦学苑も大変だったろうと思います。いろいろな人たちの協力で物事が成り立っています。
519人の生徒それぞれでいろんな夏休みがあったでしょう。「学びと感激」を言葉にしたり、文章にしたりして、今後の糧にしてください。
2学期は、体育大会や文化発表会など多くの行事があります。衣中生の力をいかんなく発揮しましょう。期待しています。