最新更新日:2017/03/31 | |
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朝の会の話 〜 かしこく やさしく たくましく 14 〜
命を救う魔法の水ORSと科学者
伊達市立大枝小学校長 安生 昌弘 今日はまず,とても体に良いある飲み物を飲んでもらいます。(ここで全校生に校長手作りのOral Rehydration Solution<経口補水液>を飲んでもらいました。)おやおや,美味しくないという人が多いね。このORSを必要とする人がいるのですが,どんな人だと思いますか。実は,開発途上国の子ども達に必要なのです。開発途上国とは,人々が生活するためのインフラといって道路・鉄道・水道・電気・ガス・学校などがきちんと整っていない国々のことで地球上ではアフリカやアジアに多くあります。 それでは,どうしてアフリカやアジアの子ども達はORSを必要としているのでしょうね。このORSを飲むと体の外に出ていってしまった水分を補うことが出来て,体力を回復させることが出来るからなのです。 現在,世界中で毎年,およそ660万人の5歳より小さい子ども達が病気や戦争,食べ物が足りないことでなくなっています。毎日,1万8千人の小さい子どもが亡くなっていることになります。1万8千人というと梁川町の総人口と同じくらいになります。こうしていても5秒に1人,世界のどこかで小さい子ども達が亡くなっているのです。一番多くの子ども達が亡くなっているのが,アフリカやアジアの開発途上国なのです。 アフリカやアジアの子ども達が病気で亡くなっていく一番の原因は何だと思いますか。それは何と「下痢」なのです。下痢で毎年およそ60万人ほどの子ども達が亡くなっているのです。11日間で梁川町の総人口と同じくらいの子ども達が下痢が原因で亡くなってしまうんです。下痢で体の外に水分が出ていってしまって,脱水症状というのになって亡くなってしまうんです。 ここで,脱水症状から命を守ってくれるのが,さっきのORSです。私が特別に作ってきた物だったのです。この命を救う魔法の水のようなORS1リットルは日本で作るといくら位だと思いますか。わずか10円です。水道の水に砂糖と食塩を入れて作りました。なぜ,こんなに安くて簡単に作れるORSがあるのに1年に60万人もの子ども達が下痢で亡くなっているのでしょうか。開発途上国には,飲んで良い安全な水がとても少ないのです。日本では水道の蛇口からきれいな水がいつも出てきます。しかし,開発途上国では川や池の水,あまりきれいではない井戸の水を利用しています。その水の中には下痢を起こしやすい,ばい菌が多く生きています。また,ばい菌が多いので,簡単にはORSを作ることが出来ないのです。 日本に住んでいる私たちに出来る事がありそうな気がしますね。ユニセフという世界の国々が力を合わせて創っている集まりが,開発途上国の水道やきれいな井戸を作ること,ORSを送ってあげることなどをしています。ユニセフに寄附をすることも私たちに出来る事の一つかも知れませんね。大人になったらたくさんの寄附を考えて下さい。 病気を治す薬で開発途上国の人々を助けた日本人の科学者がいます。2015年のノーベル医学生理学賞を受賞した,大村智さんです。北里大学教授の大村智先生は,一年中暑い国々で虫に刺されることで感染する(うつる)病気で,罹ると目が見えなくなってしまうような病気が治ったり,罹らなくなったりする薬を発明しました。それだけでもすごいのに,大村智先生は,20年程前から薬を製品として作る会社と協力して,無料でアフリカやアジアの開発途上国の人々にプレゼントしていました。一年に1回飲むだけでその病気に罹らなくなる素晴らしい薬です。毎年3億人の人が飲んでいるそうです。大村先生がアフリカのガーナという国に10年前に行った時は,その薬の発明者でプレゼントしてくれている科学者だと分かると,英雄としてたくさんの子ども達に囲まれたそうです。目が見えなくならないで済むのですから,ORSのように命を救われるのと同じですよね。 今日は,世界には命を失う子どもがたくさんいること,でも,それを救う物や人や集まりもあるんだよというお話でした。(2016.2.5) 大條太鼓練習1
2月に入り、学校で行っている大條太鼓クラブが再開しました。今回から3年生は大太鼓、4年生は笛に初挑戦です。卒業間近の6年生にしっかり教えてもらっています。
3年生は、腰を落としてリズムをとり、力強く叩く練習をしていました。 大條太鼓練習2
4年生は、笛の音が出るように吹くための息の入れ方の練習です。コツをつかむために酸欠になるくらいがんばり、全員が音を出すことができました。
家に持ち帰ったり、休み時間に教えてもらったり、とてもやる気いっぱいです。 豆まき集会3
今年度は年男年女である5学年がいないので各学級で豆まきをしました。
心のなかの鬼を追い出すことができたかな? 豆まき集会2豆まき集会1
2月3日(水)3校時に豆まき集会を行いました。樫の木ホールで校長先生から節分についてのお話を聞き、それぞれの学年の代表児童が「だらだらおに」や「なきむしおに」、「字がきたないおに」など退治したい鬼の発表をしました。その後、企画集会委員会の児童による○×クイズを楽しみました。
節分2
3・4年生は退治したい心の鬼を一人3つずつ考え、おめんを作りました。
6年生は鬼の絵を描きました。 節分上の写真は1・2年生が作った鬼のおめん、下の写真は米袋で作った大きな鬼の飾りものです。昇降口に置いています。 音楽集会
いつも楽しい音楽集会。今日は、童謡「あんたがたどこさ」を歌ったり、歌詞の「さ」の時だけ、動作を変えたりする内容でした。なかなか難しいものでしたが、みんな楽しんでいました。
「学校生活から」をご覧下さい。
「学校生活から」をご覧下さい。
1・2年 オニのお面を作りました!2
完成しました!!カラフルで個性的です!
1・2年 オニのお面を作りました!1
1月28日(木)、1・2年は2月3日に行われる豆まき集会のためにオニのお面を作りました。
紙袋にオニのツノをつけて、毛糸をのせたり、色をぬったりしてオリジナルの作品ができました! 3・4年 図工2
一通り練習したあとは、いよいよ本番です!
自分で描いた絵を彫刻刀で彫っていきます。版画にしたときのことの考えながら、丁寧に取り組んでいました。 ケガもなく、上手に彫刻刀を使えていたのでよかったです。 3・4年 図工1
1月27日(水)3・4年生の図工の様子です。
図工室で彫刻刀の使い方の練習をしていました。彫刻刀の種類や彫り方の違いなど一本ずつ使ってみて学習していました。 卒業アルバム作り1月21日(木)、6年生は学級活動の時間にパソコンを使って、卒業アルバムの編集作業をしていました。 一枚一枚に楽しい思い出があるので、悩みながらレイアウトを決めています。アルバムにのせる写真を選びながら、低学年のときの写真を見てなつかしがっていました。 3・4年 体育
1月21日(木)3・4年生の体育の授業の様子です。
なわとび練習が終わったあと、バーくぐりに挑戦していました。バーの高さを調節して、ブリッジしながら通ったり、床におなかをつけてくぐりぬけたりしました。全員がとても楽しんでいて、笑いの絶えない5校時でした。 1・2年 雪遊び2
みんなで協力して、3体の雪だるまと2人まで入れるかまくらが完成しました!
1・2年 雪遊び1
1月25日(月)1・2年生の雪遊びの様子です。
雪が積もったので、雪だるま&かまくらを作りました。 授業参観3
6年生は、学級活動の授業でした。
テレビにスライドショーを映しながら、放射線についての正しい知識を学び、自分たちの生活や郷土の福島について考えました。 保護者の方もテーブルを囲み、子どもたちと一緒に放射線についての知識を深めました。 授業参観終了後、樫の木ホールでPTA教育講演会が開催されました。講師には、本校にも読み聞かせに来てくださったことのある大友靖子様をお迎えして「読書と家庭学習」についてご講演いただきました。 ご講演、ありがとうございました。 授業参観2
3・4年生は、道徳の授業でお年寄りや困っている人に思いやりの気持ちを忘れず、勇気を持って積極的に伝えたり働きかけたりすることについて学びました。
資料の文章を読んで、ひとりひとりが自分の意見や感想を持ち、発言する姿が見られました。 |
伊達市立大枝小学校
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