授業研究 〜5年生算数〜
本校では、今年度は「仲間とかかわり、よりよい考えを追究しようとする子の育成〜全員参加の授業を目指して〜」をめざし、授業改善に向けて研究してきました。
今回は、5年生の算数を取り上げ授業公開をし、教職員同士参観をして学び合いました。 単元名は「分数と小数・整数」です。2L(リットル)のジュースを等しく分けることを課題として、その表し方を学んでいきます。 授業者は2Lのペットボトルを取り出します。子供たちはぐっと引き付けられるとともに、(分けられる)2Lという量を視覚的にとらえていました。 「このジュースを分けてみましょう!1人の時は…」 「2L!」 「2人のときは?」 「1Lずつ!」 「では、3人の時は?」 「えーと、えーと、割り切れないぞ???」 疑問が生まれ、それが課題となっていきます。割り切れない数字は分数が解決してくれます。しかし、3人で割るから3分の1なのに、答えは3分の2Lとなります。 わかっているのに、説明ができない。みんな、課題を「自分ごととして」捉え、探究が始まりました。 黒板の前でみんなに教えていたのも、先生ではなく子供たちです。子供たちが先生になる。そうすると、「同じだ!」とか、「違うよ!」という学び合いが生まれていきます。 子供たちの学び合いの姿から、課題や発問は適切であったか、もっとできる工夫は何か、私たち教職員も学び合っていきます。 第2回 地域児童会
第2回目の地域児童会が行われました。
降雪・積雪を控え、通学路の危険個所の確認や日頃の登下校の問題点についてみんなで考え改善について話し合いました。 危険に対する意識が鈍くなり、集団登校の列から外れて歩いていたことを反省している班がありました。登校中の児童の列に暴走やスリップした自動車が突っ込んで大惨事となる事故が、毎年のように起こっています。常に、危険について意識したいものです。 普段は心配なくとも冬は危険な場所になることもあります。6年生をはじめ先輩たちがしっかりと後輩たちに教えていました。 年末年始はいつもなら初詣や地域行事も盛んなときです。今回については、しっかりと新しい生活習慣にのっとって対策をしながらも、行く年を惜しみ、来る年を喜んで迎える時としたいものです。 この場で失礼ですが、期末の保護者懇談会に御来校いただき、ありがとうございました。 日頃からの、本校教育活動への温かいご支援ご理解ご協力に深く感謝いたします。 12月の生活目標
全校朝会で、生活指導から「12月の生活目標」が示されました。
「たしかめよう 生活のきまり」 です。 担当の福井教諭は全校児童に問いかけました。「きまりって、なんのためにあるのだろう?」子供たちは考えだしました。 「無人島に一人で住んでいたら、きまりっているだろうか?」との問いかけに、みんなは首を横に振っていました。 「そうだよね。みんなで生活しているから、みんなのことを考えて生活をするために、きまりが必要になるんだよね。みんなが一緒に生活している場所はたくさんありますね。例えば、廊下で大声を出して歩くと、まだ授業をしているクラスの人たちが迷惑をします。みんなが、みんなのことを考えて行動してください。」 「そして、授業にもみんながしっかり学べるようにきまりがあります。赤石小学校には『赤石学習スタンダード』というきまりがあって、学級でも掲示されています。それを再確認して、12月に特に心がけることとしてみんなで頑張りましょう」 12月、師走はあっという間に過ぎ去ってしまいます。このことを意識し、良い2020年の締めくくりの月にしてほしいものです。 12月の全校朝会 〜2020年を振り返って〜
12月3日は12月の全校朝会でした。
校長講話には、先日発表された「2020年・流行語大賞」のベストテンを取り上げ、2020年を振り返ってみました。 第10位は「ユーチューバー」として登場し、テレビでも引っぱりだこになった「ふわちゃん」。子共たちのほとんどがふわちゃんを知っていました。私は、「ユーチューバーはなりたい憧れの職業と言われるようになってきましたね。いったい何人のユーチューバーが収入を得て職業としているかわかりますか?」と、問いかけてみました。 「今ユーチューバーという人は日本でも100万人を超えていると思いますが、それだけで食べていけるという人たちは、わずか2000人程度だそうです。プロサッカー選手と同じくらいの人数で、なんとお医者さんよりもずっと少ないんです」と話しました。 第6位は「オンライン〇〇」第5位は「アマビエ」、そして第1位は「3密」。どれも、2020年のコロナ禍にたくさん出てきた言葉です。 2020年、子供たちをはじめ世界中の人が、三密を避けマスクをし、手洗いを欠かさず、寒くとも厚着をして換気をしながら生活をしています。みんなが、何かしらの我慢をしながら耐えて耐えて、新しい生活を作り上げてきました。 このことを「竹」にたとえてみました。 竹には、他の樹木と違ってところどころに「節」があります。この部分はとっても固い部分です。しかし、この節があるため、雪の重さで大木が折れてしまうことはあっても、竹は折れません。しなやかに曲がりながら、やがて雪を跳ね返します。 皆さんも、今の我慢はやがて困難を跳ね返すしなやかさを作るための「節」と考えてみてください。やがて、上へ上へとまっすぐ高く伸びることができます。そう考えると、今のこの我慢はきっと今後に役立つことになるでしょう。 コロナ禍、今だ十分な注意が必要ではあります。しかし、新しい年には新型コロナウイルス克服という、人類の努力の成果が花開くきっかけが見えてきています。 この我慢をみんなで成果へとつなげていきたいものです。 書写の授業 〜プロに教わる〜
師走に入り、年の瀬が近づくとともに新年もまた間もなくやってきます。
書初めに向けて、地域の富所先生から専門的な御指導をいただきました。 この紹介は4年生ですが、富所先生は全学年に丁寧に御指導を下さいます。書初めは広い床を使って書くほうがいいとのこと。姿勢を正して、そして心を落ち着けて真剣に取り組んでいました。 パソコンやスマートフォンやタブレットの普及で、筆はおろか、手で文字を書くことが少なくなっています。筆を使い、そのしなやかさで力の強弱や文字の太さ細さを表現する、毛筆の良さをしっかり学ぶことは大切です。 墨の匂いに、自然と心が落ち着くのは、やはり日本の心でしょうか。国籍にとらわれず、「書」を大切にする心が日本の心なのだと感じます。 読書旬間 〜先輩から後輩へ・読み聞かせ〜3
続きです。
読書旬間 〜先輩から後輩へ・読み聞かせ〜2
続きです。
先輩たちから後輩たちへ 〜読書旬間・読み聞かせ〜
読書旬間の最後の取組は、5,6年生による、読み聞かせです。
チャレンジランドで活動した縦割り班ごとの「赤石グループ」に分かれて、その班の5,6年生が読み聞かせを行いました。 後輩たちに向けて、自分たちが選んだ本を一生懸命読み聞かせをしました。役割を決めて読む場所を変えたり、セリフを盛り上げたり、工夫をして読み聞かせてくれました。相手に伝わるように読むために、しっかりと読み込みをして本の内容を勉強してくれたのでしょう。 他者に向かって表現するためには、自分自身が物事を理解していることが大切ですが、きっと、5,6年生はそのことがよくわかったはずです。 相手に伝えられて、はじめてその知識は自分のものとなる。 先輩にも後輩にも、とっても素敵な体験となりました。 収穫祭 〜5年生・学校田の米作り〜2
子供たちから、松田さんへ感謝状が手渡されました。
松田さんは、「雪も少しは振ってくれないと困るんです。雪にも役割がある」と話してくださいました。 松田さんも、ますますご健康で、今後ともご支援いただけると学校はうれしい限りです。 地域の皆様に支えられて、豊かな心をもったたくましい子供たちが成長していきます。 収穫祭 〜5年生・学校田の米作り〜1
5年生が学校田でのコメ作りの学習の総仕上げ「収穫祭」を行いました。
これは、米作りの最後の仕上げとして、できたお米をみんなで炊いて、料理を作ってお祝いをしよう、というものです。 そこには、指導をしてくっださった地域の先生松田さんと、一緒に米作りをして支えてくれた校務員の馬場さん、形ばかりですが見守り応援した私(校長)を招待してくれました。 料理はもちろん、招待状も司会進行もすべて5年生が自分たちで考えてもてなしてくれました。料理のメニューやレシピそして肝心な料理等、大変だったと思います。 特に、主役の米は炊飯器ではなく、ガラス容器を使って直火で炊いてくれました。少し焦げができるところが、なんとも言えない良い香りとなります。 実際に食べてみると、本当においしい!これぞ、日本一と言ってもよい「南魚沼産コシヒカリ」。それを日本一と言ってもよいくらいの米作りのプロの松田さんに御指導をいただいたお米です。何より、子供たちの愛情がたっぷり入っている。おいしくないわけがない。 「はさかけして干すと、時間はかかるけど、甘さがコメの中に集まってくる。だから、さらにおいしくなる」と松田さんはおっしゃっていました。最後に松田さんに褒めてもらった5年生はとっても誇らしげでした。 こんなおいしい米は、豊かな大地と、きれいな水がなければできません。 5年生たちは、故郷に誇りをもって、今後もたくましく成長していくことでしょう。 授業力を高めるために 〜校内授業研究〜
2学期はいろんな意味で実り多き時です。
赤石小学校の教職員は、春から「子供たちが自ら意欲的に学びに向かい、みんなと考えを深め合い、より深い学びをもたせたい」との願いをもって、授業力の向上に向け日夜研鑽しています。 2学期2回目になりますが、市の学習指導センターから種村指導主事をお招きし、3年生の算数の授業を参観し、学びを深めました。 3年生・算数 「三角形と角〜三角形のせいしつやかき方を調べよう〜」という単元です。前の授業で、三角形を数種類のストローで作っていきました。長さが違うストローがたくさんあるのですが、同じ長さの者同士は同じ色です。あれこれ作っていくうちに、何か規則性に気が付いたでしょうか。 本時は、そのストローで作ったいろいろな三角形から、「あたり」の三角形を選ぶというゲーム性を取り入れてスタートしました。子供たちの手が一斉に上がりました。やりたくてやりたくてうずうず!十分に学びの意欲が喚起されていました。 あたりを探しているうちに、「あたりの共通点」「はずれの理由」が見えてきました。子供たちは各々自分の意見をしっかりと述べていました。そして、仲間の意見に「賛成」や「反対」とどんどん意見が積みあがっていきました。 「あたりの三角形はバランスがいい!」 「はずれはバランスが悪い」 そして・・・ 「あたりの三角形は2本のストローが同じ色(同じ長さ)です」 二等辺三角形の特徴にだんだんと近づいていきました。 わかってきたなぁ、もうまとめ?というときに、隠し玉の登場でした。 「この三角形はどうなるのかな?」正三角形の登場でした! 「これはあたりだ!」 「でも、さっき2本のストローが同じって言ったからこれは外れだよ」 「これは一番バランスがいいよ!」 「これは、大当たりだよ!」 最初に外れと言っていた子が、 「私は最初外れと思っていたんだけど、〇〇さんの意見を聞いて同じ考えになりました。2本以上あれば当たりなんじゃないかと思いました」 授業が終わった直後に、種村指導主事は子供たちにシールを下さり、 「君たちは素晴らしいね!」とほめてくれたのです。ほめられた子供たちは、とっても誇らしい満足げな顔をしていました。 後ほどの協議会で、種村指導主事はこの授業のすばらしさはここにある、と指摘しました。 「子供たちが子供たちの考えで授業が進んでいく。子供の意見に子供の意見が積みあがっていく。先生たち、これが『対話』ですよ。ただ、話し合っていることが対話ではないんです。素晴らしい子供たちですね」 と。 教師が答えを教え込むのでは、本当の学力が育ったことにはなりません。教師は準備し工夫し考えるきっかけを与えます。すると子供たちは、お互いに考えながら、新しい発見をしてどんどん答えに迫っていきます。 このことは、全ての先生方の財産となりました。今後どの教科でも生かしていきます。 虫歯・歯肉炎予防教室
今日は、市の保健課から野口さんと中嶋さんをお呼びして、虫歯・歯肉炎予防教室を行いました。
健康でいられるのは、おいしく何でも食べることができるから。80歳でも20本以上の歯を残そう、とよく言われます。歯を大切にすることは、人生を楽しく生きることにもつながっているようです。 新潟県は子供たちの虫歯の割合が日本一低いことでも有名です。このように、小学校段階で正しい知識を学んでいる成果でしょう。 1年生も、かむと口が真っ赤になる試験薬を口にして、一生懸命磨き残しを点検していました。 5,6年生は歯肉炎について。年を取って怖いのは、むしろこちらといいます。虫歯がなくて安心していたら、ぽろぽろと歯が抜け落ちてしまう。そんなことにならないよう、一生懸命勉強しました! 6年生 家庭科
6年生が各々が選んだ布で袋を作ってきましたが、いよいよ完成に近づきました。
私自身も大人になってから、ボタン付けなど、家庭科で習った技術はとても役に立っています。 いま、ここで身につける学習は、実は一生の財産となる。きっと、6年生たちも親元を巣立ったのち、強く感じることになるのだと思います。 体操着を入れるのに、最適な袋ができました。 自分でやっとのことで作り上げた袋には、何を入れるのかな?中学校に進んだら、部活動の道具などを入れて、末永く大切にしてほしいものです。 国際交流会 at Akaishi Elementary school 2
3時間目は、子供たちからの発表です。
1,2、3年生は踊りやパフォーマンスで歓迎の気持ちをあらわしてくれました。 4,5,6年生は、それぞれ英語を交えてあいさつしたり、英語で米作りについて説明したりと、学習の成果を発揮していました。 6年生は、質問を事前に英語で考え、リサさんに問いかけていました。 英語に親しみ、自分の力を試してみる、とても良い機会でした。 私は、休憩の控室でリサさんに質問をしてみました(一応英語で…)。 「日本人は10年間英語の勉強をして単語はそれなりにたくさん知っているんです。しかし、リサさんのように流ちょうには話せない。間違えるのに憶病では話すことが上手にならない、。リサさんはベトナム語はもちろん英語がこれほど上手なのにはどんな理由があるのですか?」 すると、リサさんは 「motivation(モチベーション)」訳せば「やる気」とか「動機」です。 つまり、リサさんは英語を話さなくてはならない理由や、英語を使って学びたいというやる気がある、というのです。 母国を離れたときに、自分の気持ちを伝えることができるのは、やはり国際語ともいうべき「英語」です。そして、英語はコミュニケーションの手段に過ぎない。間違いなど気にせずどんどん話すことで、だんだんとわかってくる、というような答えでした。そして、英語を錆びさせないように、毎日30分でも英語の本を読んだり、英語の映画を見たりしているとおっしゃっていました。 確かな力の裏には、必ずや「努力」がある。 何のために、学ぶか。学ぶ意味を見つけることが、一番大切だと、再確認した次第です。これは日本だけではないんだ、ということも。 国際交流会2020 at Akaishi Elementary school
今日は国際大学に通うリサさんをお招きし、国際交流会を開催しました。
リサさんは、ベトナムからの学生ですが、母国語はもちろん英語もマスターしていらっしゃいます。今日をめがけて、各学年いろいろな準備をしました。 2時間目に、まずリサさんからベトナムについてたくさんお話をしていただきました。文化や食べ物など、衣食住に関することを教えていただきました。 6年生から、歓迎の合奏があり、リサさんはとても喜んでくださいました。 Rock, Paper, Scissors 1,2,3 (じゃんけんぽん!)〜3年生・国際科〜
3年生の国際科の時間をのぞいてみました。
クリス先生の合図で、みんながじゃんけんを始めました。その掛け声は英語。 「Rock, Paper, Scissors 1,2,3!」そう、石と紙とはさみですね!こんなことも異文化理解。でも、英語でも日本語と同じような考えをすることにも気が付きます。 じゃんけんをした後に、自分たちが持っているアルファベットカードを発音して紹介します。そして、自分のカードと友達のカードを交換するのです。 時間いっぱい友達を見つけてはじゃんけんし、発音し、交換する。手元のカードがどんどん新しいカードになっていくので、新しい言葉の発音を練習します。 楽しんで学んで、そして何よりもたくさん繰り返す。 こうして、力が付いていきます。 人権週間2 〜4年生道徳〜
4年生は、副読本「生きる2」を使った道徳の授業を行っていました。
題材名は「ざるにはざるを」です。 ある村の人が物を買うとき、「支払うお金はこのざるに入れろ」と店主は言います。そして、そのざるに入れられたお金をすぐにざぶざぶ洗うのです。 「なぜ洗うんだろう?」という授業者の問いかけに子供たちは 「きれい好きだから」 「菌(ウイルス)が付いているから」 「お金って汚いって聞いたことあるから」などの意見が交わされました。とても素直な考えで、コロナ禍の子供たちの実感も現れていました。 しかし、お金を洗うのはその村の人が支払ったお金だけだったと知ると、考えが変わってきました。最初には見えてなかった差別や偏見が子供たちの目に見えてきた瞬間でした。 <差別は見ようとしなければ見えない> 差別をしてはならない、ということはわかるのですが、差別に気が付かなければ、その差別は一生なくなりません。社会に潜む差別にしっかりと気が付く心を養っていきます。 赤い羽根共同募金 〜やさしさ委員会〜
紅白歌合戦の出場者決定の話題が出てくると、年の瀬が近いことに気付かされます。赤い羽根共同募金も、そんな年の瀬を知らせる毎年恒例の活動です。
本校では、児童会のやさしさ委員会が、募金活動に取り組んでいます。11/16〜11/18の朝に児童玄関に立ち、募金を呼び掛けてくれています。困っている人たちのためにある活動ですが、この活動を通して、人のため社会のためにどんな活動が役に立つのかを自分たちが考えるきっかけにしてほしいものです。 いよいよ、明日が最終日です。 保護者の皆さま、御協力をよろしくお願いいたします。 人権週間 〜5年生・道徳〜
11月16日からの本校の人権週間が始まりました。
新潟県では学校教育の重点として、「いじめをしない、許さない、命を大切にする意識の醸成」を掲げています。 先月は大和中学校と大和中学校区の小学校が合同で「いじめ見逃しゼロスクール集会」を開きました。学校だけでなく、保護者地域ぐるみでいじめについて考え、いじめゼロを目指して働きかける「いじめ見逃しゼロ県民運動」も県教育委員会が働きかけ、その取組を何年も積み重ねてきています。 人権について考えることは、日々毎日の取組であるべきですが、そのことを特に意識して考える機会にすべく、本校でもこの時期を人権週間と位置付けています。世の中にはいわれのない差別や偏見が多数あることに気付くとともに、差別されたり偏見をもたれたりすることの苦しみを自分事として考え、自分自身が差別せず偏見をもたないことはもちろん、そのことをなくすために行動できる人になってほしいと願いをかけて取り組みます。 5年生は、新潟県(熊本県)特有の差別事例である、「新潟水俣病」について取り上げ、子供たちはその差別について考えました。 何の罪もない阿賀野川沿岸の人々が、工場から出された汚染物質のせいで、日々の健康的な生活が奪われていった事実を勉強しました。また、そのことを他の人から差別され、なお一層つらい思いをしたことを知りました。 この授業で学んだことは、一つのきっかけであり、自分の住む身近な地域のことに, あるいは今後住む地域のことについても、考えられるよう視野を広げるとともに、いわれのない差別や偏見をもつことなく、他者の心の痛みがわかる人へと成長してくれることを願います。 そして、学校では人権教育を繰り返し繰り返し、積み重ねていきます。 開脚跳びに挑戦だ! 〜1,2年生保健体育〜
1,2年生が合同で保健体育の授業をしていました。
ICT支援員の立石先生から、インターネットのICT機器を準備していただき、視覚的に理解できるよう、映像から学んでいました。 できる子はあまり意識しないものですが、できない子にとってみると、いったい何が悪いのかわからない。「できるようになりたいのに」という気持ちと「失敗したら恥ずかしい」という気持ちがいつも戦っている、そんな気持ちになるものです。 動画では、良い例と悪い例を対比した画面があり、どんな点が良くてどんな点が悪いのかが、一目瞭然。動作のポイントもしっかりと示され、子供たちは早くもと跳びたくてうずうずしているようでした! 3年生の学習発表会の時のように、ビュンビュン跳べるようになるかな? 頑張れ、1、2年生! |
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