不思議! 〜知的探究・4年生〜
4年生の理科をのぞいてみました。
子供たちが、水槽を囲んでなにやらもりあがっていました。 なんと!水槽には「ふよふよ」と泳ぐ魚たちがいっぱい。その魚たちは、ホワイトボードマーカーで書いたものでした。 アルミ箔に魚などを描きます。少し乾かして、水で揺らすと・・・ 普通に考えると水性のペンで描いた絵なので、水に溶けてしまう、と予想をするところですが、不思議です。 こういった「不思議」に出会わせることで、子供たちは自ら「なぜ?」と考えだします。思考の冒険、探究がはじまります。「学力」や「生きる力」を育てる原動力です。 学校は、授業は、いかに「不思議」に出会わせられるかが勝負だ、と再確認しました。 子供は雪の子?!
昨日から本格的に降り出した雪が、あたりをすっかり雪景色に変えてしまいました。
グラウンドの積雪は、50センチに迫っています。子供たちは室内で縮こまるどころか、外で雪遊び。学年関係なく遊んでいます。 降りたて積もりたての雪にダイブ!そのふわふわさを体感しています。 昨日ご案内した通り、雪遊びのできる服装をご準備下さりありがとうございました。 かなりはしゃいで汗をかいています。タオルをもたせていただくと大変助かります。 雪景色・・・
寒波の襲来ということで、天気予報に見入る週末でした。
天気予報の精度は高く、予報通りの降雪。見る見るうちに雪景色となりました。積雪計が写真の右端に見えますが、今年はどこまで高くなるのでしょう。しかし、いやな顔をしているのは大人ばかりか。子供たちは、休み時間に外に飛び出しました! 今後は、雪遊びの対応が必要です。 アノラックやウインドブレーカー(スキーウェア)など、フードのついた外着や帽子をご用意いただきたいと思います。手袋や場合によっては汗をかいた着替えのシャツ等も必要かもしれません。ご家庭で、御準備いただき、持たせてください。 雪と楽しく付き合っていってほしいものです。 クジャクの花火 〜2年生〜
廊下に、素敵な絵が飾られました!
2年生が、「クジャクの花火」という物語を読んで、そこに出てくる様子を絵にして表現しました。 想像すること、そしてそれを表現することってなんとすばらしいのでしょう! これこそ、AIにはできない人の想像力であり表現力。こんな力を今後とも育てていきたいものです。 チャレンジイベント2 〜スポーツ委員会〜
今日は木曜日ということで、スポーツ委員会のチャレンジイベントが体育館で行われていました。
今日の種目は「障害物チャレンジ」です。ジグザグにコーンにタッチし、平均台を駆け抜け、ハードルを飛び越しくぐりタイムを競います。 男子は10秒を目標にしていたようですが、9秒台が出ていました。まだまだ、チャンスはあります。最後にはどんな記録が生まれるか、乞うご期待! チャレンジイベント 〜スポーツ委員会〜
冬場に入りグラウンドが使えなくなると、遊び場が不足することで運動不足になりがちです。その解消に向け、スポーツ委員会が立ち上がりました!
体育館を区切り、昼休みに運動のイベントを開いてくれています。12月8日が初日で毎週火曜日と木曜日に開催です。(〜22日まで) 今回は「馬跳びチャレンジ!」。二人一組でタイムを競います。楽しみながら、体を鍛える、素晴らしい取組です。 ウインタースポーツもありますし、冬こそ楽しんで体を鍛えていってほしいものです。 授業研究 〜5年生算数〜
本校では、今年度は「仲間とかかわり、よりよい考えを追究しようとする子の育成〜全員参加の授業を目指して〜」をめざし、授業改善に向けて研究してきました。
今回は、5年生の算数を取り上げ授業公開をし、教職員同士参観をして学び合いました。 単元名は「分数と小数・整数」です。2L(リットル)のジュースを等しく分けることを課題として、その表し方を学んでいきます。 授業者は2Lのペットボトルを取り出します。子供たちはぐっと引き付けられるとともに、(分けられる)2Lという量を視覚的にとらえていました。 「このジュースを分けてみましょう!1人の時は…」 「2L!」 「2人のときは?」 「1Lずつ!」 「では、3人の時は?」 「えーと、えーと、割り切れないぞ???」 疑問が生まれ、それが課題となっていきます。割り切れない数字は分数が解決してくれます。しかし、3人で割るから3分の1なのに、答えは3分の2Lとなります。 わかっているのに、説明ができない。みんな、課題を「自分ごととして」捉え、探究が始まりました。 黒板の前でみんなに教えていたのも、先生ではなく子供たちです。子供たちが先生になる。そうすると、「同じだ!」とか、「違うよ!」という学び合いが生まれていきます。 子供たちの学び合いの姿から、課題や発問は適切であったか、もっとできる工夫は何か、私たち教職員も学び合っていきます。 第2回 地域児童会
第2回目の地域児童会が行われました。
降雪・積雪を控え、通学路の危険個所の確認や日頃の登下校の問題点についてみんなで考え改善について話し合いました。 危険に対する意識が鈍くなり、集団登校の列から外れて歩いていたことを反省している班がありました。登校中の児童の列に暴走やスリップした自動車が突っ込んで大惨事となる事故が、毎年のように起こっています。常に、危険について意識したいものです。 普段は心配なくとも冬は危険な場所になることもあります。6年生をはじめ先輩たちがしっかりと後輩たちに教えていました。 年末年始はいつもなら初詣や地域行事も盛んなときです。今回については、しっかりと新しい生活習慣にのっとって対策をしながらも、行く年を惜しみ、来る年を喜んで迎える時としたいものです。 この場で失礼ですが、期末の保護者懇談会に御来校いただき、ありがとうございました。 日頃からの、本校教育活動への温かいご支援ご理解ご協力に深く感謝いたします。 12月の生活目標
全校朝会で、生活指導から「12月の生活目標」が示されました。
「たしかめよう 生活のきまり」 です。 担当の福井教諭は全校児童に問いかけました。「きまりって、なんのためにあるのだろう?」子供たちは考えだしました。 「無人島に一人で住んでいたら、きまりっているだろうか?」との問いかけに、みんなは首を横に振っていました。 「そうだよね。みんなで生活しているから、みんなのことを考えて生活をするために、きまりが必要になるんだよね。みんなが一緒に生活している場所はたくさんありますね。例えば、廊下で大声を出して歩くと、まだ授業をしているクラスの人たちが迷惑をします。みんなが、みんなのことを考えて行動してください。」 「そして、授業にもみんながしっかり学べるようにきまりがあります。赤石小学校には『赤石学習スタンダード』というきまりがあって、学級でも掲示されています。それを再確認して、12月に特に心がけることとしてみんなで頑張りましょう」 12月、師走はあっという間に過ぎ去ってしまいます。このことを意識し、良い2020年の締めくくりの月にしてほしいものです。 12月の全校朝会 〜2020年を振り返って〜
12月3日は12月の全校朝会でした。
校長講話には、先日発表された「2020年・流行語大賞」のベストテンを取り上げ、2020年を振り返ってみました。 第10位は「ユーチューバー」として登場し、テレビでも引っぱりだこになった「ふわちゃん」。子共たちのほとんどがふわちゃんを知っていました。私は、「ユーチューバーはなりたい憧れの職業と言われるようになってきましたね。いったい何人のユーチューバーが収入を得て職業としているかわかりますか?」と、問いかけてみました。 「今ユーチューバーという人は日本でも100万人を超えていると思いますが、それだけで食べていけるという人たちは、わずか2000人程度だそうです。プロサッカー選手と同じくらいの人数で、なんとお医者さんよりもずっと少ないんです」と話しました。 第6位は「オンライン〇〇」第5位は「アマビエ」、そして第1位は「3密」。どれも、2020年のコロナ禍にたくさん出てきた言葉です。 2020年、子供たちをはじめ世界中の人が、三密を避けマスクをし、手洗いを欠かさず、寒くとも厚着をして換気をしながら生活をしています。みんなが、何かしらの我慢をしながら耐えて耐えて、新しい生活を作り上げてきました。 このことを「竹」にたとえてみました。 竹には、他の樹木と違ってところどころに「節」があります。この部分はとっても固い部分です。しかし、この節があるため、雪の重さで大木が折れてしまうことはあっても、竹は折れません。しなやかに曲がりながら、やがて雪を跳ね返します。 皆さんも、今の我慢はやがて困難を跳ね返すしなやかさを作るための「節」と考えてみてください。やがて、上へ上へとまっすぐ高く伸びることができます。そう考えると、今のこの我慢はきっと今後に役立つことになるでしょう。 コロナ禍、今だ十分な注意が必要ではあります。しかし、新しい年には新型コロナウイルス克服という、人類の努力の成果が花開くきっかけが見えてきています。 この我慢をみんなで成果へとつなげていきたいものです。 書写の授業 〜プロに教わる〜
師走に入り、年の瀬が近づくとともに新年もまた間もなくやってきます。
書初めに向けて、地域の富所先生から専門的な御指導をいただきました。 この紹介は4年生ですが、富所先生は全学年に丁寧に御指導を下さいます。書初めは広い床を使って書くほうがいいとのこと。姿勢を正して、そして心を落ち着けて真剣に取り組んでいました。 パソコンやスマートフォンやタブレットの普及で、筆はおろか、手で文字を書くことが少なくなっています。筆を使い、そのしなやかさで力の強弱や文字の太さ細さを表現する、毛筆の良さをしっかり学ぶことは大切です。 墨の匂いに、自然と心が落ち着くのは、やはり日本の心でしょうか。国籍にとらわれず、「書」を大切にする心が日本の心なのだと感じます。 読書旬間 〜先輩から後輩へ・読み聞かせ〜3
続きです。
読書旬間 〜先輩から後輩へ・読み聞かせ〜2
続きです。
先輩たちから後輩たちへ 〜読書旬間・読み聞かせ〜
読書旬間の最後の取組は、5,6年生による、読み聞かせです。
チャレンジランドで活動した縦割り班ごとの「赤石グループ」に分かれて、その班の5,6年生が読み聞かせを行いました。 後輩たちに向けて、自分たちが選んだ本を一生懸命読み聞かせをしました。役割を決めて読む場所を変えたり、セリフを盛り上げたり、工夫をして読み聞かせてくれました。相手に伝わるように読むために、しっかりと読み込みをして本の内容を勉強してくれたのでしょう。 他者に向かって表現するためには、自分自身が物事を理解していることが大切ですが、きっと、5,6年生はそのことがよくわかったはずです。 相手に伝えられて、はじめてその知識は自分のものとなる。 先輩にも後輩にも、とっても素敵な体験となりました。 収穫祭 〜5年生・学校田の米作り〜2
子供たちから、松田さんへ感謝状が手渡されました。
松田さんは、「雪も少しは振ってくれないと困るんです。雪にも役割がある」と話してくださいました。 松田さんも、ますますご健康で、今後ともご支援いただけると学校はうれしい限りです。 地域の皆様に支えられて、豊かな心をもったたくましい子供たちが成長していきます。 収穫祭 〜5年生・学校田の米作り〜1
5年生が学校田でのコメ作りの学習の総仕上げ「収穫祭」を行いました。
これは、米作りの最後の仕上げとして、できたお米をみんなで炊いて、料理を作ってお祝いをしよう、というものです。 そこには、指導をしてくっださった地域の先生松田さんと、一緒に米作りをして支えてくれた校務員の馬場さん、形ばかりですが見守り応援した私(校長)を招待してくれました。 料理はもちろん、招待状も司会進行もすべて5年生が自分たちで考えてもてなしてくれました。料理のメニューやレシピそして肝心な料理等、大変だったと思います。 特に、主役の米は炊飯器ではなく、ガラス容器を使って直火で炊いてくれました。少し焦げができるところが、なんとも言えない良い香りとなります。 実際に食べてみると、本当においしい!これぞ、日本一と言ってもよい「南魚沼産コシヒカリ」。それを日本一と言ってもよいくらいの米作りのプロの松田さんに御指導をいただいたお米です。何より、子供たちの愛情がたっぷり入っている。おいしくないわけがない。 「はさかけして干すと、時間はかかるけど、甘さがコメの中に集まってくる。だから、さらにおいしくなる」と松田さんはおっしゃっていました。最後に松田さんに褒めてもらった5年生はとっても誇らしげでした。 こんなおいしい米は、豊かな大地と、きれいな水がなければできません。 5年生たちは、故郷に誇りをもって、今後もたくましく成長していくことでしょう。 授業力を高めるために 〜校内授業研究〜
2学期はいろんな意味で実り多き時です。
赤石小学校の教職員は、春から「子供たちが自ら意欲的に学びに向かい、みんなと考えを深め合い、より深い学びをもたせたい」との願いをもって、授業力の向上に向け日夜研鑽しています。 2学期2回目になりますが、市の学習指導センターから種村指導主事をお招きし、3年生の算数の授業を参観し、学びを深めました。 3年生・算数 「三角形と角〜三角形のせいしつやかき方を調べよう〜」という単元です。前の授業で、三角形を数種類のストローで作っていきました。長さが違うストローがたくさんあるのですが、同じ長さの者同士は同じ色です。あれこれ作っていくうちに、何か規則性に気が付いたでしょうか。 本時は、そのストローで作ったいろいろな三角形から、「あたり」の三角形を選ぶというゲーム性を取り入れてスタートしました。子供たちの手が一斉に上がりました。やりたくてやりたくてうずうず!十分に学びの意欲が喚起されていました。 あたりを探しているうちに、「あたりの共通点」「はずれの理由」が見えてきました。子供たちは各々自分の意見をしっかりと述べていました。そして、仲間の意見に「賛成」や「反対」とどんどん意見が積みあがっていきました。 「あたりの三角形はバランスがいい!」 「はずれはバランスが悪い」 そして・・・ 「あたりの三角形は2本のストローが同じ色(同じ長さ)です」 二等辺三角形の特徴にだんだんと近づいていきました。 わかってきたなぁ、もうまとめ?というときに、隠し玉の登場でした。 「この三角形はどうなるのかな?」正三角形の登場でした! 「これはあたりだ!」 「でも、さっき2本のストローが同じって言ったからこれは外れだよ」 「これは一番バランスがいいよ!」 「これは、大当たりだよ!」 最初に外れと言っていた子が、 「私は最初外れと思っていたんだけど、〇〇さんの意見を聞いて同じ考えになりました。2本以上あれば当たりなんじゃないかと思いました」 授業が終わった直後に、種村指導主事は子供たちにシールを下さり、 「君たちは素晴らしいね!」とほめてくれたのです。ほめられた子供たちは、とっても誇らしい満足げな顔をしていました。 後ほどの協議会で、種村指導主事はこの授業のすばらしさはここにある、と指摘しました。 「子供たちが子供たちの考えで授業が進んでいく。子供の意見に子供の意見が積みあがっていく。先生たち、これが『対話』ですよ。ただ、話し合っていることが対話ではないんです。素晴らしい子供たちですね」 と。 教師が答えを教え込むのでは、本当の学力が育ったことにはなりません。教師は準備し工夫し考えるきっかけを与えます。すると子供たちは、お互いに考えながら、新しい発見をしてどんどん答えに迫っていきます。 このことは、全ての先生方の財産となりました。今後どの教科でも生かしていきます。 虫歯・歯肉炎予防教室
今日は、市の保健課から野口さんと中嶋さんをお呼びして、虫歯・歯肉炎予防教室を行いました。
健康でいられるのは、おいしく何でも食べることができるから。80歳でも20本以上の歯を残そう、とよく言われます。歯を大切にすることは、人生を楽しく生きることにもつながっているようです。 新潟県は子供たちの虫歯の割合が日本一低いことでも有名です。このように、小学校段階で正しい知識を学んでいる成果でしょう。 1年生も、かむと口が真っ赤になる試験薬を口にして、一生懸命磨き残しを点検していました。 5,6年生は歯肉炎について。年を取って怖いのは、むしろこちらといいます。虫歯がなくて安心していたら、ぽろぽろと歯が抜け落ちてしまう。そんなことにならないよう、一生懸命勉強しました! 6年生 家庭科
6年生が各々が選んだ布で袋を作ってきましたが、いよいよ完成に近づきました。
私自身も大人になってから、ボタン付けなど、家庭科で習った技術はとても役に立っています。 いま、ここで身につける学習は、実は一生の財産となる。きっと、6年生たちも親元を巣立ったのち、強く感じることになるのだと思います。 体操着を入れるのに、最適な袋ができました。 自分でやっとのことで作り上げた袋には、何を入れるのかな?中学校に進んだら、部活動の道具などを入れて、末永く大切にしてほしいものです。 国際交流会 at Akaishi Elementary school 2
3時間目は、子供たちからの発表です。
1,2、3年生は踊りやパフォーマンスで歓迎の気持ちをあらわしてくれました。 4,5,6年生は、それぞれ英語を交えてあいさつしたり、英語で米作りについて説明したりと、学習の成果を発揮していました。 6年生は、質問を事前に英語で考え、リサさんに問いかけていました。 英語に親しみ、自分の力を試してみる、とても良い機会でした。 私は、休憩の控室でリサさんに質問をしてみました(一応英語で…)。 「日本人は10年間英語の勉強をして単語はそれなりにたくさん知っているんです。しかし、リサさんのように流ちょうには話せない。間違えるのに憶病では話すことが上手にならない、。リサさんはベトナム語はもちろん英語がこれほど上手なのにはどんな理由があるのですか?」 すると、リサさんは 「motivation(モチベーション)」訳せば「やる気」とか「動機」です。 つまり、リサさんは英語を話さなくてはならない理由や、英語を使って学びたいというやる気がある、というのです。 母国を離れたときに、自分の気持ちを伝えることができるのは、やはり国際語ともいうべき「英語」です。そして、英語はコミュニケーションの手段に過ぎない。間違いなど気にせずどんどん話すことで、だんだんとわかってくる、というような答えでした。そして、英語を錆びさせないように、毎日30分でも英語の本を読んだり、英語の映画を見たりしているとおっしゃっていました。 確かな力の裏には、必ずや「努力」がある。 何のために、学ぶか。学ぶ意味を見つけることが、一番大切だと、再確認した次第です。これは日本だけではないんだ、ということも。 |
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