しんぱんを自分たちで 〜道徳・3年生〜
3年生の道徳の授業を参観しました。
題材は「しんぱんは自分たちで」です。 ルールをしっかりと覚えた3年生たち。そのおかげで審判も自分たちでできるようになり、より本格的なサッカーができるようになって、面白さが増しました。 あと1分で友達のA君のチームが負けてしまいそうです。最後のチャンスを迎え、ゴールへとボールをつなぐA君。しかし、ドリブルしているボールは、サイドラインを一瞬越え、審判の僕はそのことに気がつきました。しかし・・・ その後、ゴールに迫ったA君は見事シュート!1点をもぎ取り試合終了・・・審判をしていた僕は「笛を吹くべきだったか。ゴール後だけど、今の1点は無効だと、言うべきか。シュートしたA君とそのチームは大いに喜んでいるし・・・」 しんぱんの「ボク」は葛藤します。 その後、「A君のボールは線を越え、一回外に出てしまったんじゃないの?」という指摘を受け、「ボク」は「どうしたらいいのか・・・」と悩んでいます。 3年生たちも、昼休みにサッカーに夢中な子もいて、他人事とは言えない教材に、みんな真剣に引き込まれていました。 みんなの意見で一杯になった黒板に、それこそ「葛藤」が現れています。大人でも「どうすべきか?何が正しいのか?」と葛藤することに直面することがあります。 悩みながら、他者の意見や考えに触れながら、自分勝手な判断ではない「最適解」の見つけ方を学んでいってほしいものです。 折り鶴に込められた願い 〜道徳・6年生〜
6年生の道徳の授業を参観しました。
題材は「折り鶴に込められた願い」 1945年8月6日、広島に原子爆弾が投下されました。爆弾の威力で一瞬で命を落とした数十万人の人々。そして、原子爆弾特有の放射能によって、健康に見えていた人々も被爆により白血病など、外見ではわからない内面の被害を受けて、たくさんの方がなくなってしまいました。 この題材は、被爆し入院した禎子さんが、健康になることを祈って千羽鶴を作ったお話です。その甲斐なく、禎子さんは命を落としましたが、禎子さんの仲間が「このような悲惨なことを二度と起こすまい」という平和への祈りを込めて、千羽鶴を作るようになりました。 そのことをきっかけとして「原爆の子の像」が造られ、現在は日本各地の方々が、平和への祈りを込めて千羽鶴を奉納しています。 禎子さんの死は大変悲しいことですが、その思いを平和への「ちかい」として千羽鶴を作った仲間たちの崇高な思いが胸を打ちます。6年生たちは、戦争の悲惨さはある程度学習をしました。しかし、平和に向かうために小さなことからでも行動を起こした子供たちがいることに、感動し勇気をもらっていたようです。 さあ、君たちは何ができる?! のれんの理由・・・ 〜3年生・理科〜
以前紹介した「すてきなのれん」の理由が解き明かされました!
ひまわりの種取りをするために、乾燥作業をしていたんですね。夏の終わりを演出してくれた、ひまわりのれん。 3年生たちは、一生懸命種取り作業をしていました。よく乾かさないと、カビが生えることもわかりました。 この種は、また次代の命となります。 この命を次の年へと、未来へと、つないでね、3年生。 I like 〜〜? 〜国際科・3年生〜
3年生が国際科の授業を受けていました。
ALTのクリスさんと学級担任とのコラボレーション!大画面テレビに映される課題にみんなで答えていきます。 PC 「I like yellow.」 児童「イエローだ!この人、黄色が好きなんだー!」 3年生ながら、すでに単語を聞き取る力がだいぶ育ってきています。クリスさんのネイティブな英語にも触れ、英語力、国際理解力が身に付いていきます。 天体の動き 〜4年生・理科〜
4年生の理科の授業を覗いてみました。
星の動き方について、学習をしていました。夜空を見ながら授業はできませんので、授業者はタブレットを活用し、動画やスライドで月や星の動きが視覚的にわかるようにしています。 さそり座やカシオペア座を例に、星がそれぞれ同じ動きをしていることで、星座の形が崩れないことがよくわかりました。 日暮れが早くなってきた秋。しかし、秋の夜空は星の観察にちょうどいいのかもしれません。中秋の名月も近づきます。今年の中秋の名月は9月21日。 御家族そろって、月を眺めてみてはいかがでしょう! かいがら 〜国語・1年生〜
1年生の国語の時間を覗いてみました。
「かいがら」という教材で、くまさんとウサギさんの物語です。 くまさんがウサギさんに「どの貝殻が好き?」と聞いたところ、「シマシマの貝殻が好き」、とウサギさんは答えます。それは、くまさんが一番好きな貝殻と同じものでした。くまさんはウサギさんに一つ貝殻をプレゼントしようと思っていたようですが…さて、くまさんはどうする? 文章には書かれていない、「くまさんの気持ち」について、みんなで考えることが課題です。くまさんの気持ちを汲み取ることは、人の気持ちの理解につながることでしょう。 「くまさんの気持ち、教えてくれる人!」 という問いかけに、一斉に手が挙がります。 いろんな答えが出てきて、 「自分の考えと違う」「そんな気持ちもあるよね」 と、考えが膨らんでいきました。1年生らしい伸び伸びさ、素直さで教室が生き生きとしていました。 ドキドキを表現するぞ! 〜2年生・図工〜
2年生の図工の時間を覗いてみました。
理科室の大きな机を活用し、のびのびと活動していました。 課題は「今まで体験したことの中で、『楽しかった!』ことや『ドキドキした!』ことを絵にしてみよう」というものです。それぞれ、イメージを膨らませた絵をまず鉛筆で描きました。今度は、それに色を塗って水彩画にします。色ののせ方にも工夫があります。最初に濃い色を塗ってしまうと、修正が効かないので、淡い色から塗るようにと、授業者が助言をしていました。 下描きは鉛筆だけなので、すいすいかけていたようですが、色を塗る段に入り、頭を悩ませていました。そんな時こそ、想像力が発揮されているとき。 どんな絵になるか、ドキドキや楽しさが伝わる絵になるか?! 完成が楽しみです。 見えた!これが花粉だ 〜理科・5年生〜
さて、続きは理科室で顕微鏡を使って実際に花粉を観察です。
肉眼ではただの黄色い粉にしか見えない花粉ですが、拡大するとどんな風に見えるのでしょうか?実際に自分の力で検証です! 光をたくさん取り入れ、絞りを調整しピントを合わせて・… 「見えた〜!」 「なんだこの粒粒!」 「へんな形のものがあるぞ?!」 と、歓声が上がりました。自分の力を試し、それができたときの喜び。 この「できた、わかった」の瞬間を大切にしていきたいものです。 実や種子のでき方〜花について調べよう!理科・5年生〜
5年生が花の仕組みについて学習していました。
理科室はいろんなものがあって子供たちの気が散ることもあり、まずは教室で一斉に指示を聞いて、全員で知識を共有してから、理科室で実際に検証しよう、と授業者が工夫をしています。導入されたタブレット(ICT機器)をササっと操作することで、雄花や雌花、おしべやめしべを視覚的にとらえながら学習をしています。 今後学習していく内容が、一人一人に明確に伝わったようです。 さて、今度は実際の花を使って、調べてみよう! 朝ご飯の大切さ 〜食育授業・5年生〜
大和地区給食センターの栄養教諭、村山先生に来ていただき、5年生に授業をしていただきました。
内容は、「自分の朝食をステップアップする方法を考えよう!」です。 まず、朝食を食べないことは、脳に栄養がいかない、体温が上がらないなど、体のスイッチが入らず、やる気や力が出ない状態=無気力になってしまうということ。 学校は、給食前の午前中に4時間のカリキュラムがあります。一日の学習の3分の2以上の時間が、「頭がはっきりしない」「力が出ない」「集中できない」こんな状況では、成果が上がるはずがありません。 まず、主食(ご飯、パンなど)をしっかりとろう、というお話をいただきました。主食は、脳みそのスイッチを入れることになるそうです。炭水化物→ブドウ糖。脳はこのブドウ糖しか栄養にできないのです。 そして、主菜や副菜を朝食に加えていくことで、体のスイッチやおなかのスイッチが入り、体に力がみなぎり、各器官が十分に力を発揮していくということです。 5年生たちは、真剣にお話を聞いていました。 このHPで取り上げたのは、全校児童、各御家庭にお知らせをしたいからです。 1. 朝食の大切さ 2. 主食だけでなく、主菜、副菜の役割 をお伝えするとともに、朝食をご用意いただくのは子供だけではなかなか難しいと思いうので、保護者の方々にこのことを知っていただき、朝食をご用意いただく時の知恵としていただきたいからです。 お仕事によっては、お子さんより早く出勤される方も多いと思います。御飯にプラスして、卵料理(タンパク質)、そして味噌汁があるだけで、バランスが良くなるといいます。午前中から元気で集中して物事に取り組めるよう、今回の授業の成果を皆さんで共有してください。 親善陸上に向けて・・・〜陸上課外〜
9月15日の親善陸上大会に向けて、5,6年生(5年生の出場はないのですが、来年度に向けて、そして6年生たちの頑張りをサポートしてくれています)が課外活動に一生懸命に取り組んでいます。
天候不順で雨の日もありますが、雨の日だって彼らのやる気の炎は燃え盛っています! 体育館や廊下で、活動を工夫しながら練習しています。屋内での練習は、かえって声が届きやすかったり床に座って確認したりすることもでき、コーチングには向いています。一生懸命、フォームを確認したり、ステップを確認したりしていました。 素敵なのれん 〜3年生〜
3年生の教室の入り口に素敵なのれんがかけられています。
ホウセンカやヒマワリを栽培しながら、理科の授業で植物について学んできた3年生たち。夏の間、太陽に向かって元気に咲いていたひまわりも、花の終わりを迎えました。しかし、それは終わりではなく、新たな生命へとつながっていく時。枯れて元気がなさそうなヒマワリは、しかしたくさんの種を付けています。その種を採取させてもらって、3年生は最後までヒマワリから教えてもらったのでした。 そのヒマワリで作ったのれんは、夏の終わりと秋の始まりを教えてくれているようでした。 大和地区親善陸上大会に向けて 〜現地練習〜
大和地区親善陸上大会が9月15日に開かれます。
それに向けての練習が、夏休み明けからはじまっています。今日は、会場となる大和中学校のグラウンドに、現地練習をしに6年生たちが出かけました。 会場に慣れるとともに、学校外の児童と練習をすることで、目指すべき目標を再設定し、学校での練習に生かしていきます。 「○○小の□□さんは、すごく早かった!」 と、悔しそうに話す6年生。他校の人との交わりから、少し世界が広がったようです。 「井の中の蛙、大海を知らず」という言葉がありますが、視野を広げていく大切さを説いています。中学校に進学したときに、さらにたくさんの出会いから、多くを学んでいくことでしょう。 井の中の蛙〜〜には、さらに続く文章があると言われています。それがこれです。 「井の中の蛙、大海を知らず。されど、空の蒼さを知る」 私はこの後半が好きです。今いるところの、自分の原点の良さを知っていてこそ、大きな出会いにも、自分がぶれずにいられる、ということを忘れてはいけません。 それこそ、自分のアイデンティティ。自分を誇らしく思う気持ちです。 さて、本番まであと十数日。まだまだ、高まる、がんばれ6年生! 「ふしぎ」 金子みすゞ 〜4年生・国語 校内授業研究〜
4年生の国語の授業を公開し、校内の授業研究をしました。
題材は、金子みすゞさんの「ふしぎ」という詩です。日常を見つめる温かいまなざし、そして素直な気持ちで感じる「ふしぎ」を詩に込めています。 詩を読み込むことで、この詩の独特のリズムや、繰り返しから伝わることを子供たちはくみ取っていきました。 「同じように、みんなも不思議、と思うことを考えて、詩を一連つくってみよう!」 というのが課題です。自分で考え、ペアで話し合い、身の回りにある不思議を出し合っていきました。その不思議を金子みすゞさんの詩のようにはめていく時、みんなで発見した「詩の特徴」を活かす必要があります。そこに苦心をしていました。 出来上がった詩には、子供たちの感性のすばらしさが表れていました。 私たち参観者は、「子供たちが課題を自分事としてとらえ、自ら楽しんで主体的に取り組み、仲間とともに作り上げていく」そのための、課題の設定の仕方や授業展開の工夫について、大いに勉強をしました。 あいさつ番長、登場!
生活目標を受けて、子供たちの取組がスタートしました。
登校班ごとに輪番で、児童玄関前で挨拶をしよう、というものです。6年生が作ったのぼりには、「あいさつ番長」と書かれています。 あいさつ番長たちは、進んであいさつをし、そこを通った人たちを幸せな気分にしてくれています。学校が、とても明るく元気な雰囲気になりました。 頑張れ、あいさつ番長たち❕ 9,10月の生活目標 〜あいさつ・ルール〜
全校朝会では、担当から【9,10月の生活目標】の提示と取るべき望ましい行動について話をしてもらいました。
あいさつは、周りの人の心を幸せにする、ということ。 みんなの、小さな行動が人を幸せにし、周りを明るくしていく。家では家族に、登下校時は、地域の方に、校門では校長に、学級では仲間そして担任の先生に。一日に何回も、人を幸せにするチャンスがある、ぜひみんなで挨拶をしていこうという話に、子供たちはうなずいていました。 御家庭でも、地域でも、そんな子供たちにあいさつをしっかりと返してくださると、ありがたいです。 2学期 学級委員任命式 〜がんばれNewリーダーたち〜
今日の全校朝会は、2学期の学級委員の任命式です。
3年生以上の学年は、学級委員を選出し、そのリーダーたちを中心に学級を主体的にまとめていくことを学び、身に付けていきます。大切なのは、リーダーが何でもするのではなく、リーダーを助けていく、フォロワーシップです。人任せにならず、リーダーを支えていく姿勢こそ、最も大切。 選挙への無投票など、政治的無関心が言われて久しいのですが、フォロワーとしてリーダーシップを支える、また、リーダーの間違いは指摘し改善の力となる、そんなことが集団の自治に主体的に関わることで、身に付いていくと思っています。 さて、2学期は実りの時。たくさんの行事もこれから控えています。 存分に力を出して頑張れ、学級委員たち! ぼくのこと きみのこと 〜1年生・道徳〜
1年生の道徳授業を覗いてみました。
「ぼくのこと きみのこと」 という教材を使って、自分やみんなの良いところ探しをしていきました。 「私には、良いところがないなぁ、なんて思っている人はいませんか?」という問いに、何人も手が上がります。そこで、 「○○さんが、自分にはいいところが見つからない、っていうんだけど、教えてあげられる人はいますか?」 と問うと、何人も手が挙がって、その人の良いところを教えてくれました。 「自分に自信が持てなかったけど、そうか、みんなはそんな自分の良いところに気付いてくれているんだ。」 そんな気持ちは、きっと自分自身に自信が持てるきっかけにつながると思います。誰にもいいところがあり、そこを認め合っていく。とってもいい授業でした。 世の中に争いが絶えず、メディアから国々の対立が報道されています。 憎しみではなく、お互いの良いところ探しをしてほしいものです。 1年生たちのように… 空にぐうんと手をのばせ 〜2年生・国語〜
空にぐうんと手をのばせ
勢いのある文章です。さて2年生たちは何を勉強しているのか、というと「反対の意味の言葉」について、学習していました。 「でっかい」の反対は? 「ちっちゃい!」「小さい!」 反対の言葉を文章に当てはめて読んでみると文の意味が変わり、頭に浮かんでくる情景が対比され、なんとも面白さが出てきます。 1学期よりも、仲間の意見が広がって、さらに考えが深められるようになった2年生たちです。 発育測定 〜保健指導「ゲーム障がい」〜
今日は、全校の発育測定です。
夏休みにどれくらい成長したでしょうか?身長・体重を測定しました。 この機をいかして、測定前に養護教諭の松下先生から保健の指導をしていただきました。近年、増え続けている子供の「ゲーム障がい(依存症)」について、脳の機能を説明しながら、いかに恐ろしいものなのかをわかりやすく説明してもらいました。 脳は「できた!」とかほめられて「うれしい!」というとき、ドーパミンというホルモンが出ます。この反応によって、胸がすっとしたりとっても気持ちがよくなる、一種の快感が生まれます。そのことによって、その成功をまたもう一度味わいたいという気持ちになり、人類は小さな成功体験を積み重ねて発展してきたのです。 ゲームは、敵を倒したり困難をクリアした時、快感があります。それはまさしく、脳にドーパミンが働きかけているからです。そうすると、どんどんその快感が欲しい、というようになり、自分でもゲームをやめることができなくなってしまうものです。 ゲームやSNS,ネット動画の長時間利用が、「やめられない」状況になっている人は、すでに「依存症」が始まっているのです。 9月に、また「すこやか週間」(生活習慣見直し週間)がありますが、このような知識をもってしっかりと、自分の時間の使い方をコントロールする力を養ってほしいです。 勉強や運動をがんばっている、そのことを「褒める」(抱きしめたりするともっと良い)と、きっとドーパミンが出ます。望ましい行いの時に十分に褒めることで、その行動は「正の強化(プラスの効果)」がなされ、繰り返されていくことが期待されます。 望ましい行動をほめ、やりすぎを押さえるなど、保護者の方々もお子さんをしっかりと支えてやってください。 よろしくお願いいたします。 |
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