最新更新日:2024/07/16
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令和5年度 研究主題                            互いに学び合い、自らの学びを深めていく体育学習

7月5日(金) 第2回専門委員会兼部内授業

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 令和6年 7月5日(金)文京区立林町小にて、第2回専門委員会兼部内授業を行いました。
 部内授業は、第4時の子供たちがイメージを広げ、教師リードに合わせて踊り、イメージスライドを使ってひと流れにして踊る、習得・活用場面で行いました。本部会で検討してきた「子供たち自身が学びのサイクルを回し続ける姿」を実証していきました。

(専門委員会・協議会)
 部員の他に、各区市部より表現担当の先生にお越しいただき、部内授業について協議しました。
 本部会の研究の概要をお伝えしたり、参観者の先生方からは授業の中での疑問点や良い点、さらに児童が学びのサイクルを回し続けるための手立ての改善について助言していただいたりしました。
 今回の部内授業や協議会での課題を部会で検討していき、実証授業へつなげていきたいと思います。

 表現運動の研究に興味のある方、一緒に体育の研究をしていきたい方は、部長または部員までご連絡ください。多くの先生方の参加をお待ちしております。

(連絡先)表現運動系領域部会部長 阿部 千春
     足立区立梅島小学校 03-3889-9501
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実証授業1&第6回器械運動系領域部会@墨田区立第三寺島小学校

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◯実証授業1を終えて
 片付けと準備に10分かかっていた。子供に味わわせたい感覚とそのための場を厳選していく必要がある。腕支持の感覚が身に付いておらず、技を完成させることができない児童がいた。跳び箱運動だけの感覚つくりの運動ではなく、マット運動と共通した感覚等も器械運動を通して身につけさせていくことが必要。
 協働的な学び合いの理想の姿として、「児童が自然発生的に話し合うこと」を目指す。そのためには、児童の必要感や教師の働きかけが必要になると考える。その手立てを部会で検討していく。見る場所や視点を指導しシステム的に行うことは中学年に合っているのか。「友達ともっと話してみよう。」と言葉がけを行い、話し合うよさを実感させていく。
 どのようなアドバイスがよかったのか、児童に学ばせるためにも中学年では全体を集めて、価値付けを行ったり共有したりする時間が必要か。

◯目指す児童像の決定
「友達と共に器械運動の楽しさに触れ、学習活動を工夫しながら、自ら学びを深めていく児童」
 「友達と一緒に」→「友達と共に」に変更。みんなで学習課題を解決していく姿を目指しているため。「自ら学びを深めていく児童」としたのは、3つの資質能力を身に付けようとする過程で発揮される力が自ら学び続ける力として考えている。

◯研究主題の捉え
 器械部の考える「自ら学び続ける力」を考えるにあたって、器械運動の動機づけについて考えた。非日常の感覚、感覚つくりが技につながること、動きの遊び要素、できそうを感じられる学習過程などが挙げられた。これらを児童に味わせることで、自己調整や粘り強く取り組むことにつながるのではないか。

◯技との出会いについて
 遊びに取り組んできた児童に技の手本動画を見せると、「こわい」「できそうにない」と感じる児童が多く見られる。どのように技に出会わせ、「やってみたい」という気持ちをもたせるか、学習過程の中で検討する必要がある。

◯授業に向けて
「評価、検証」
児童の具体的な姿を追っていく。仲間と喜ぶ姿、試行錯誤する姿、技ができそうと感じている姿を目指す児童像から考えた。方法として、子どもの実際の言葉やアンケート、粘り強く取り組む姿を見取っていく。これに対して以下のような意見が出た。
 ただ「技ができた」ではなく、「子供同士でできた」という姿に注目しなければ、目指す児童像に近付けない。
 これまでの高学年の姿と今回の中学年の姿の違いを明確にして検証した方がいい。
 知識及び技能の観点から、技の習得率を事前事後で検証する。

「学習過程」
 3年生の技と出会う段階では、単元を通してもつ目的意識は必要ないのではないか。学習課題は、技ができるようになるのではなく、練習の場や方法を選択することにした方がいいのではないか。しかし、器械運動ということを考えると「技」は必要か。
 グループ学習の内容を前転系の技で共通したポイントを学ばせるようなものはどうか。技能の差によって発展した技に取り組みたい児童も少なくない。前転から学習を始めるのではなく、ポイント別に学習を進めることで、前転系に必要なポイントが身に付き、様々な技に取り組むことができる。
 これに対して、「高学年での系統図の破綻」や「前転から学習を始めた方が効率的に児童できる」点が挙げられた。

「手立て」
 楽しさや喜びを味わわせるための場の工夫。技ごとに遊びのあるワクワクするような場を考える。
 活動の工夫のための学び合いの仕方。価値付け、教えること、学ばせること、子供の関わる工夫を、それぞれ考える。
 自ら学びを深めるための学習資料と学習カードの工夫。資料はこれまで使っていたものでいいのか。3年生の技に出会う段階で、分かりやすいものが必要になってくる。学習カードは「OPPAシート(1枚ポートフォリオ)」にすることで、単元を通した自由な振り返りができる。単元を通してマット運動の楽しさを振り返ることにつながる。昨年の課題であった記述の量を減らすこともできる。

◯平井指導主事より
 夏季合研に向けてアイディアを出し合っていくことが大事。

7月3日(水)第8回表現運動系領域部会

令和6年 7月3日(木)文京区立林町小にて、第8回部会を行いました。7月5日(金)に行われる、第2回専門委員会兼部内授業の当日の流れや部員の役割分担の確認をしました。

〈第2回専門委員会兼部内授業〉
日時  7月5日(金)
会場  文京区立林町小学校
(部内授業)
午後2時10分〜午後2時55分
第4学年表現運動 
表現「オーバーな1日」
     授業者 塚越 潤主任教諭

(協議会・部会)
午後3時15分〜午後4時30分

 心と体を解放して、児童が踊ることの楽しさや喜びを味わえているかや学びのサイクルが表れていたかを実証していきます。

 表現運動の研究に興味のある方、一緒に体育の研究をしていきたい方は、部長または部員までご連絡ください。多くの先生方の参加をお待ちしております。
(連絡先)表現運動系領域部会部長 阿部 千春 
     足立区立梅島小学校 03-3889-9501

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6月25日(金)品川区立後地小学校で専門委員会2

6月25日(金)品川区立後地小学校で専門委員会2を行いました。
活動内容
1 自己紹介
2 昨年度の研究内容とゲームについて
3 授業者の思い
4 実技研修
実技研修では今年度の実証授業に向けて、2年生のボール蹴りゲームについて検討しました。専門委員会1に引き続き、部員が持ち寄ったゲームを実践し、良かった点や課題など、意見を出し合いました。前回の部会で提案されたゲームも含め、今後の部会を通して実施するゲームを決定していきます。

たくさんの先生方にご参加いただき、とても有意義なゲーム検討の時間となりました。

【今後の予定】
7月9日(火)三鷹市立第六小学校小学校 18:30~
7月17日(水)三鷹市立第六小学校小学校 18:30~

ゲーム領域に興味のある方、一緒に体育の研究をしていきたい方は、お近くの部員、または部長までご連絡ください。ご参加、お待ちしております。
(連絡先)ゲーム部 部長 吉田 直崇 
     三鷹市立第六小学校 042-244-6376
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5月30日(水)第4回表現運動系領域部会

 令和6年5月30日(水)足立区立梅島小にて、第4回部会を行いました。今回は、第2回専門委員会兼第1回実証授業(部内授業)に向けて、主に学習課題や学習カード、題材について話し合いました。

 子供が見いだすことが想定される学習課題は、学校体育実技指導資料第9集「表現運動系及びダンス指導の手引」を参考にし、再度部員で学習課題について共通理解を図りました。
 学習カードについては、今年度も1枚ポートフォリオ形式のもの使用し、デジタルカードもしくは印刷した紙のカードのどちらかを児童が選択できるようにします。学習の振り返りを記入したカードは、毎時間クラウド上で共有し、児童が友達の振り返りを見ることができるように、相互の学び合いにつなげていきます。
 題材については、教師リードが必要になってくるものもあるため、次回以降の部会でも検討していきます。

 表現運動の研究に興味のある方、一緒に体育の研究をしていきたい方は、部長または部員までご連絡ください。多くの先生方の参加をお待ちしております。

(連絡先)表現運動系領域部会部長 阿部 千春 
     足立区立梅島小学校 03-3889-9501

6月27日(木)第7回表現運動系領域部会

令和6年6月27日(木)文京区立林町小にて、第7回部会を行いました。

 始めに、7月5日(金)に行われる、第2回専門委員会兼第1回実証授業(部内授業)の指導案検討を行いました。「みんなでやってみる(習得)」で児童に経験させたい、価値付けたい動きをどのように取り上げていくのかという指導と評価の計画を重点的に話し合っていきました。
 次に、授業者から第1時の授業の様子や次時の授業の流れについて話がありました。第1時の様子では、子供たちが表現運動に進んで取り組み、イメージバスケットでは身近な生活の出来事でイメージすることを活発に出し合っていました。子供たちが、より「オーバーな1日」のイメージを膨らませて踊れるようにするためには、「教師のリードで踊る」時間に、表現運動の楽しさや特性を十分に味わわせることが大切だということを再確認しました。

 表現運動の研究に興味のある方、一緒に体育の研究をしていきたい方は、部長または部員までご連絡ください。多くの先生方の参加をお待ちしております。

(連絡先)表現運動系領域部会部長 阿部 千春 
     足立区立梅島小学校 03-3889-9501
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6月10日(月)第1回専門委員会・第5回表現運動系領域部会

 令和6年6月10日(月)千代田区立昌平小学校にて第1回専門委員会・第5回部会を行いました。第1回専門委員会ということで、各区市部より表現担当の先生にお越しいただき、今年度の研究についてお伝えすることのできる部会となりました。

 本部会では、予想される子供の思いから学習活動を考え、子供が自ら学び続ける力を仲間と共に身に付けていくための学習過程を作成しています。
 授業の中で、児童から出てきたよい動きや工夫を書き溜めていけるような掲示物「動きの貯金箱」についても、部内授業で使用していきます。
 今回話し合ったことを指導案に反映し、次回の部会で確認していくこととなりました。

 表現運動の研究に興味のある方、一緒に体育の研究をしていきたい方は、部長または部員までご連絡ください。多くの先生方の参加をお待ちしております。

(連絡先)表現運動系領域部会部長 阿部 千春 
     足立区立梅島小学校 03-3889-9501

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