最新更新日:2024/04/19
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梁川小学校は、今年創立150周年を迎えます!

本の紹介「モモ」

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本の紹介 「モモ」

ミヒャエル・エンデ 作
大島 かおり 訳 (岩波書店)


 「先生のおすすめの本を教えてください」と読書サポートティーチャーとしてお世話になった藤田先生にお聞きしたところ,即座に『モモ』との答えが返ってきました。

『モモ』のサブタイトルは、“時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語”です。「モモ」は,女の子の名前。忘れ去られた円形劇場にたった一人で住んで います。モモは、人々の話を真剣に聞いてくれます。人々は、聞いてもらうだけで気持ちが楽になったり,空想の世界がどんどん広がったりするのです。

ところが、「灰色の男たち」の出現で事態は一変します。彼らは時間を人間に倹約させ、世界中の余分な時間を独占しようとします。街の人々は、「時間は貴重だ−無駄にするな!」「時は金なり−節約せよ!」という言葉の元に、画一的な生活を送るようになっていきます。人間が時間を節約すればするほど、生活はやせ細ってなくなってしまうのです。モモと灰色の男達の戦いはどうなっていくのでしょう。

 読んでいくと,自分の生活にも思い当たる点が多いことに気がつきます。
この本は、大人の方にも読んでいただきたい一冊です。

本の紹介「エルマ−のぼうけん」

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本の紹介 「エルマ−のぼうけん」

ルース・スタイルス・ガネット 作
ルース・クリスマン・ガネット 絵

 9歳の男の子エルマ−は、親しくなったノラねこから『どうぶつ島』でやばんな動物につかまってしまったりゅうの話を聞きました。
 りゅうを助けに行くことにしたエルマ−は、トラやライオンにつかまりそうになりますが、機転を利かせてついにりゅうの子を助けます。
 エルマ−のぼうけんは自分も一緒にワクワクドキドキできるお話がいっぱいです。
 
 冬休みの読書におすすめの一冊です。

 学校の図書館には、他に「エルマ−とりゅう」「エルマ−と16ぴきのりゅう」もあります。同じ本が何冊もあるので,お友だちと同じ本を借りることができます。

本の紹介「レイチェル・カーソン」

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 本の紹介「レイチェル・カーソン」
 ジンジャー・ワズワース著 上遠 恵子訳
 わたしがレイチェル・カーソンを知ったのは、『センス・オブ・ワンダー』という本からでした。その中では、“子どもにとって自然の美しさ、ふしぎさを感じることが知識をつめこむことよりいかに大切”かを美しい写真とともに語られていました。
 この本は、海洋生物学者レイチェルの伝記です。自然環境の破壊が問題とされ、人々が地球環境・食の安全に目を向けるようになる先駆けとしてレイチェルの存在は大きいと言えます。
 高学年の皆さんは、環境問題について考える機会もあると思います。ぜひ、レイチェル・カーソンの伝記に挑戦してください。(図書室にあります。)

本の紹介「おおきなおおきな木」

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本の紹介「おおきなおおきな木」
よこた きよし 文  いもと ようこ 絵
「おおきなおおきな木」には、「おおきなおおきなあながあいていました。」と本の扉に書かれています。この大きなあなには、体を休めに動物たちがやってきます。そして、心と体の元気をとりもどして帰って行くのです。
 いもとさんのやさしい絵とあたたかいお話が,読者の心を感動で満たしてくれることと思います。この絵本の本当のメッセージを知るのは、大人になってからでしょう。
 だからこそ、ぜひ親子で読んでほしい一冊です。(この本は本校図書室にはないのですが、いもとようこさんの絵本はたくさんあります。どれも読んだあとはあたたかい気持ちになります。)

本の紹介「しっぱいにかんぱい!」

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本の紹介「しっぱいにかんぱい!」
宮川ひろ 作  小泉るみ子 絵
 「しっぱいにかんぱい!」なんてこと、ありえませんね。誰だって失敗したら落ち込んでしまいます。達也のお姉ちゃんも失敗してしまいました。何もしてあげられない達也。
 そんな時に、おじいちゃんの家によばれ、失敗の大切さを知ります。「時がたつと失敗がいい思い出になる。」というのです。失敗をしたことのない人間なんていません。
 作者は、この本を読む皆さんに「失敗をおそれず大きく成長してほしい」と願っているのです。
 図書室の本です。ぜひ、読んでみてください。

本の紹介「天風の吹くとき」

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天風の吹くとき
 福  明子 作  小泉るみ子 絵
 おじいちゃんの住む空中砦の街には、空をとぶ勇者の言い伝えがあります。11歳になったばかりの林子は大きなひみつをかかえて、たった一人でこの街にやってきました。そんな林子に、いとこの一太は、「風の祭り」を見せたいと願います。
 はたして、一太は、林子に「風の祭り」を見せることができるのでしょうか。そして、林子の、大きなひみつとはいったい・・・?
 中学年以上のお友達にお勧めの1冊です。学校の図書館にありますので、ぜひ読んでみて下さい。

本の紹介「すいはんきのあきやすみ」

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 すいはんきのあきやすみ
 村上しいこ さく 長谷川義史 え
 運動会の朝、突然、けんいちの家の「すいはんき」に目と鼻と口ができ「運動会に参加する。」と言い出した。「すいはんきのジャーちゃん」は、かけっこに出たり、かりもの競走に出たりと大活躍です。
 あり得ない話だけど、なぜか、けんいちやジャーちゃんの気持ちにぐっときたり、おかあちゃんのやさしさにうれしくなったりします。
 長谷川義史さんの絵がいい味出しています。
 学校図書館にありますので、読んでみてはいかがですか?

本の紹介「子そだてゆうれい」

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子そだてゆうれい 桜井信夫 ぶん 若山 憲 え
 この話は、「毎晩あめを買いに来る女の後をつけると、墓の中から生まれたばかりの赤ん坊がみつかる」と言う伝説をもとにした民話です。伊達市保原地区の田元地蔵尊にも「あめ買い幽霊」の話が伝わっています。死してなお、限りない愛情を我が子へ注ぐ母親の思いを伝えています。学校図書館にありますので、親子で読んでみてはいかがですか? 
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