最新更新日:2017/03/31
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平成26年度 第2学期終業式の話

            平成26年度 2学期終業式の話
                            大枝小学校長 安生 昌弘

 今日は2学期の終業式,2学期が終わる,締めくくりの日です。2学期は何日,学校の日があったのでしょうか。予定では81日間でしたが,台風で1日お休みがあったので,80日間でしたね。毎日の4時間から6時間の授業に加えて,たくさんの学校行事や体験活動をしてきました。始業式から始まって,全力を尽くした5・6年生の陸上記録会,関西二期会の皆さんとの素晴らしいステージ,たくさん頑張った枝っ子祭り(学習発表会),自分の限界に挑戦した校内マラソン記録会,雪の美しさを知った裏磐梯の見学学習,6年生の授業に多くの先生方がいらっしゃったこともありましたね。振り返って考えると,80日間の積み重ねってすごいことだと思いませんか。
 さて,明日から16日間の冬休みが始まります。冬休みは寒いけれど,夏休みにはない楽しい家庭の行事がたくさんあるので,なぜかうきうきします。楽しみだね。
 まずは,クリスマスをお祝いするでしょう。なぜか日本人は1年に1回だけ外国の神様であるイエス・キリストの誕生日をお祝いします。外国のヨーロッパやアメリカなどの欧米の国々の人は英語助手のライアン先生のように遠くの外国で働いている家族の人までが飛行機に乗ってクリスマスには元の国の家族の家に集まるそうです。それだけ家族みんなが大事にしている日なんです。
 次は,大晦日とお正月ですね。この時,日本では家族が久しぶりに集まることが多いです。毎月の最後の日を「晦日」といい,その中でも12月の最後の日は1年の最後でもあるので大「晦日」というわけです。日本人はその年の最後の日である12月31日(大晦日)と翌日の1年最初の日,1月1日(元旦)に家族一緒に過ごすことを大切にしているのです。私たち日本人が物事の最初と最後を大切にしていることが何となく分かりますね。今日は2学期の最後の日ですし,まもなく1年の最後の日の大晦日もやってきますから,物事の終わり,締めくくりについて話をします。
 物事の終わりというと日本には昔からこんな言葉があります。「終わりよければ,すべて良し。」何事も始め方ややっている途中がうまくいかなくても,最後の締めくくりをしっかりやると大成功にすることができるよという魔法のような言葉です。つまり,1年の最後に挽回のチャンスがあるということです。もしかしたら,年末やお正月に大人の人にきちんと挨拶できれば,大枝小5つの約束の1番目,挨拶するというめあてを大成功にすることができるのかも知れません。また,家の掃除を手伝うことも大枝小5つの約束の5番目,整理整頓のめあてを挽回して大成功にすることにできるのかも知れませんね。1年間や2学期の学習のめあてがあった人も冬休みは挽回のチャンスですよ。めあて通りになかなかうまくできない私たちに優しい言葉ですよね。「終わりよければ,すべて良し。」は……。
 さあ,明日から冬休み,2学期の学習のまとめと自分が思いつく生活のことでの何か一つ以上の事を「終わりよければ,すべて良し。」にして,気持ちよく大晦日を迎えて下さい。これが私からの冬休みの宿題です。3学期が始まる1月8日に「終わりよければ,すべて良し。」にできたみんなが,すっきりした顔で元気に登校することを楽しみにしています。
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