最新更新日:2024/04/18
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令和2年度定例教育委員会 会議録について

新しい年を健康に!『早寝・早起き・朝ご飯』

明けましておめでとうございます。
 昨年は新型コロナウイルスの問題に明け暮れた年となってしまいました。この年末年始も感染防止に向けて細心の注意を払いながら静かな正月を迎えられたものと思います。まずは、私たち一人ひとりが感染防止のための対策をしっかりと実践しながら、一日も早い収束を願うばかりです。
 さて、子どもたちも、新年を迎え、新たな希望に向かって夢を膨らませていることと思います。今年一年も「早寝・早起き・朝ご飯」を心がけ健康に過ごしてほしいと願っています。「早寝・早起き・朝ご飯」は、「早く寝れば、早く起きることができる。そのことによって、朝に時間が生まれ、『朝ご飯』をしっかり食べることができる」ということで、三つ揃って実行することが大切です。私たちは、寝ている間もエネルギーを使っていますので、朝のエネルギーの補給は重要です。「朝ご飯」を食べることで、脳に栄養が行き渡ると共に、下がった体温が上がり子どもたちの「やる気」と「元気」にスイッチが入ります。また、朝の体温の上昇は免疫力を高め、風邪も引きにくくなるなど、寒いこの時期の健康に、大変よい効果をもたらします。
 「朝ご飯」を毎朝食べている子どもたちが生活習慣も身につき、健康で学力も高くなるといわれているのは、「早寝・早起き」の生活のリズムの定着と、朝から頭も体も目覚め、「やる気」と「元気」のスイッチが入っているからです。
 最近では食事と脳の働きについても様々な研究が進んでいます。脳の健康によい栄養素として知られているのは、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサエン酸)と言われるもので、イワシやサバ、サンマなどの青物の魚に多く含まれています。血液をサラサラにして、固くなった脳の血管を柔らかくするため、神経細胞が必要とする酸素と栄養を十分に供給できる効果も確認されています。これらの成分は、人間の体内でつくることができませんので、食事でとる必要があります。また、果物や野菜に含まれているビタミンCやビタミンEも、体の調子を整えると共に、脳の健康維持につながります。
 新しい年の始まりが、子どもたちの生活リズムを整え、食生活を見直すよい機会になることを願っております。また、これらの取組が体力や免疫力を高め感染症予防にもつながります。
 安寧な日々が一日も早く訪れ、今年一年が皆様にとりまして幸多き年となりますようお祈り申し上げます。
(教育長の部屋1月)             教育長 菅野 善昌

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