最新更新日:2024/03/28
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さわやかな秋空の下で 〜NO,12〜

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 9月22日(水)、大泉運動公園パークゴルフ場を会場に、富野キララ学級のパークゴルフ教室が開催され、12名の学級生がさわやかな汗を流しました。
 まず、クラブハウスで好みのクラブを選んだ後、佐藤裕一指導員より、構え方や目の位置、クラブの握り方、ボールの打ち方などの基本を教わってから、早速練習グリーンで練習開始!
 30分ほど練習した後、5つのグループに分かれてゲームがスタートしました。狙った方向になかなか転がらない打球に悪戦苦闘しながらも、それを楽しむ和気あいあいとした雰囲気の中、ゲームを楽しんでいました。 
 秋晴れの中、クラブヘッドとボールのぶつかり合う音、そして歓声が澄み切った空に響いていました。

大いに盛り上がりました!〜 NO,11〜

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 9月15日(水)富成地区交流館を会場に、今年度2回目の『富成かしの木会』(旧 女性学級)の講座が開催されました。
 新型コロナウイルスの感染防止のために、活動の自粛や制限を行っていましたが、最近の感染者数の減少状況を受け、富成自治会の判断の下、今回の開催となりました。
 講師に伊達すりかみ芸能協会より江川典夫さんを迎え、『三味線、ハーモニカ、踊り鑑賞』と銘打って、1時間30分にわたり楽しいひと時を過ごすことができました。
 まず落語で講座生の心をつかんだ後、早速3つの楽器を使って演奏に入りました。「黒田節」で始まった三味線は、「武田節」や「北国の春」など5曲を、ハーモニカでは、「北の国から」や「南国土佐を後にして」など9曲を、スコップ三味線では、「ダイヤモンドヘッド」など3曲をそれぞれ演奏して頂きました。
 演奏終了後、サプライズとして「どじょうすくい」の演技を披露して頂き、江川さんの滑稽な演技に会場は大いに盛り上がりました。
 
 

令和3年8月定例教育委員会 会議録について

令和3年8月に開催されました
定例教育委員会会議の会議録を
公開いたします。

令和3年8月定例教育委員会会議録

これからを見据えた道徳科の指導と評価の工夫

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 9月10日(金)、令和3年度第10回教職員研修講座「道徳教育研修」を開催いたしました。各小・中学校の希望者11名と伊達地区学校教育研究員18名の合計29名が受講いたしました。
 今回は、新型コロナウイルス感染症対策のため、東京学芸大学と伊達市教育委員会、各小・中学校を結んでのオンライン講義といたしました。
 講師の東京学芸大学教職大学院特任教授 永田繁雄先生より、「これからを見据えた道徳科の指導と評価の工夫〜先が見えにくい今、考えたい指導の在り方とその方向〜」と題してご講義をいただきました。「今までの道徳教育・授業のよさと課題を改めて整理する」「子どもの主体性を重視し、教師が伴走者に徹する」「子どもが自ら納得解を見つけていくテーマ追求型授業を軸にする」など、具体的な授業改善のポイントをお話していただきました。文部科学省教科調査官や学習指導要領作成協力者としてご活躍され、道徳教育の第一人者である永田先生のご講義は、「明日からの進むべき方向性」とともに、受講生に元気と勇気を与えてくださいました。
 オンラインでの講義ではありましたが、永田先生の教育や道徳の本質をつき、しかもユーモアのある話に、受講生は2時間くぎづけになって聴き入ることができました。また、研修後のアンケートからも、「これからの道徳の授業にぜひ生かしていきたい」「自信をもって道徳の授業に臨んでいきたい」という感想が書かれており、道徳の授業改善への意欲を感じることができました。

東京オリンピック・パラリンピックから学ぶ!

 東京オリンピック・パラリンピックが幕を閉じました。コロナ禍の影響で開催の是非については、様々な世論が飛び交いました。しかし、ほとんどの会場では無観客とするなど新型コロナウイルス感染症への万全の対策を講じた中で競技が行われました。
 ところで、私たちは我が国の選手の大活躍や競技場で繰り広げられた様々なパフォーマンスを、自国開催ならではの利点を生かしたライブ放送や録画放送などによって、様々なエピソードなども交えて視聴することができました。このことは、これまで以上にオリンピック・パラリンピックの理念を身近に感じ、このビックイベントが持っている意義を再認識する契機にもなったと思っています。特に、パラリンピックでは、車いす同士の激しい競り合い、義足での疾走、運動機能や視覚障がいを乗り越えての滑らかな力泳、そして、団体競技では個々の能力のフル活用はもちろんのこと、五感を駆使したコミュニケーションや抜群のチームワークなど、見ている人の心をわしづかみにしました。
 出場した各選手は身体の失った機能の現実を率直に受け入れ、残った機能を最大限に生かしながら全力で競技に取り組んでいました。私は、人間がもっているとてつもない力を感じ、感動の連続でした。また、競技後には、我が国の選手とともに諸外国や地域、難民選手団などの選手が、互いを称えあったり支えあったりする姿がありました。この姿は、テレビなどをとおして観戦した子どもたちにも大きな感動を与え、今後の生き方に夢や希望を育んだものと確信しています。
 今回のパラリンピックでは、マイナスな感情に向き合いそれを乗り越えようとする精神力、困難な中でも諦めずに限界を突破しようとする力、そして、多様性を認め創意工夫をすれば、誰もが同じスタートラインに立てることなど、多難な人生に立ち向かっていく上での心強い処方箋を私たちに与えてくれました。
 今後は、各学校においても、今回の東京オリンピック・パラリンピックにおける選手の活躍、様々なエピソードに込められた想いとともに、ボランティアや医療関係者等々、大会を支えた人々の心の在り方や努力などを振り返り、さらに学びを深めてほしいと思っています。

(9月教育長の部屋)             教育長 菅野 善昌

令和3年7月定例教育委員会 会議録について

令和3年7月に開催されました
定例教育委員会会議の会議録を
公開いたします。

令和3年7月定例教育委員会会議録

令和3年6月定例教育委員会 会議録について

令和3年6月に開催されました
定例教育委員会会議の会議録を
公開いたします。

令和3年6月定例教育委員会会議録

主体的・対話的で深い学び 算数・数学科研修

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 8月5日(木)午後、令和3年度第9回教職員研修講座「主体的・対話的で深い学び 算数・数学科研修」を開催いたしました。各小・中学校の希望者17名が受講いたしました。
 今回は、新型コロナウイルス感染症対策のため、福島県教育センターと伊達市役所を結んでのオンライン講義といたしました。
 講師の福島県教育センター主任指導主事 松浦秀行先生より、「全国学力・学習状況調査」の算数・数学科の問題をもとに、日常の授業のあり方について講義をいただきました。また、松浦先生のこれまでの算数・数学科コアティーチャーとしてのご経験をもとに、主体的・対話的で深い学びを実現する算数・数学科の授業づくりについてご指導をいただきました。授業改善のポイントとして、「リーディングスキルを意識した授業づくり」「ICTを活用した授業づくり」「学習評価から考える授業づくり」など、具体的にお話をしていただきました。
 オンラインでの講義ではありましたが、講師の松浦先生の話に真剣に聴き入る受講生の姿をたくさん見ることができました。また、研修後のアンケートからも、2学期からの授業にぜひ生かしていきたいという感想が多く書かれており、授業改善への意欲の高まりが感じられました。

主体的・対話的で深い学び 英語科研修

 8月5日(木)午前中、令和3年度第8回教職員研修講座「主体的・対話的で深い学び英語科研修」を開催いたしました。各小・中学校の希望者10名が受講いたしました。
 講師の福島県教育庁県北教育事務所指導主事 穂積隆志先生より、「全国学力・学習状況調査」の英語科の問題をもとに、日常の授業のあり方について講義をいただきました。穂積先生のこれまでの学校現場でのご経験をもとに、特に、学習評価のあり方に視点をあててご指導をいただきました。具体的には、中学校の英語の教員には英語科の定期テストを持参していただき、定期テストを互いに見合うことにより、評価のあり方について協議するという貴重な時間になりました。また、小学校の教員からは外国語活動・外国語科の授業の実際について話をしていただき、小中の連携の重要性について情報交換することができました。
 グループでの話し合いでは熱心な協議が行われました。協議終了後にもう少し話し合いの時間が欲しかったという受講生の言葉からも、本日の研修で学んだことを2学期からの授業に生かしていこうという意欲が感じられました。

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言語活動を軸にした外国語活動・外国語の授業づくり

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 8月4日(火)、午前中に令和3年度第6回教職員研修講座「外国語活動研修」、午後からは第7回教職員研修講座「外国語研修」を開催いたしました。各小・中学校の希望者、それぞれ11名が受講いたしました。
 講師の国見町立国見小学校教諭 外国語推進リーダー 阿部淳子先生より「言語活動を軸にした外国語活動・外国語の授業づくり」というテーマで講義をいただきました。阿部淳子先生のこれまでの授業実践をもとに、「外国語活動・外国語」についてとても分かりやすく、そして受講生が児童生徒になった模擬授業を通して、外国語活動・外国語の基本的な授業展開についてご指導をいただきました。また、「ALTの効果的な活用のあり方」「効果的な評価のあり方」などについても、とても参考になるお話をいただきました。
 研修終了後には、受講生から、「2学期の外国語活動・外国語の授業が楽しみだ」「今日学んだことを生かして、早く授業をしてみたい」という感想が聞かれ、受講生の意欲の高まりが感じられました。

オリンピアン千葉麻美さんの講演「オリンピックの夢をつかむまで!」を聞いて

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 去る7月17日(土)に、陸上女子400メートル日本記録保持者で2008年北京オリンピックに出場した千葉麻美さん(矢吹町出身)をお招きし、保原スクールコミュニティ(保原小学校併設)において「日本人オリンピアンとの交流事業」を開催しました。市内の小学5・6年生を対象とした本事業では、千葉さんによる講演と陸上競技の実技指導をいただきました。特に、オリンピアンとしての夢を実現した千葉さんの実体験に基づいた説得力のある講演は、当日参加した子どもたちはもちろんのこと、私たち大人にも多くの示唆を与えてくださる話でした。
 そこで、皆さんにもその講演の概要を紹介します。

千葉麻美さんの歩み
 小学6年生の時に身長が160cmと高かったことから、その長身を生かせるバスケットボールに夢中だったようです。しかし、将来は何かのスポーツで必ずオリンピックに出場することを夢見ていたそうです。
 矢吹中学校時代に陸上競技と出会い、3年生の時に全日本中学校陸上競技選手権大会100mで優勝。郡山東高校1年生の時には全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の200mと400mで優勝。その後も大学生、社会人として国際大会で優勝などの実績を上げ、23歳の時についに北京オリンピック出場を果たし念願の夢を実現されました。

夢(目標)を叶えるために大切な6つの視点(ポイントのみ)
〇 挑戦する気持ち
 前向きに、いろいろなことにチャレンジしてみることで自分の可能性に気付く。
〇 素直な気持ち
 周りの人の指導や助言に素直に耳を傾ける、そしてやってみる。
 素直に話が聞けるということは、その人の器(吸収力)を大きくし、周りのエネルギ−をもらえるということ。
〇 工夫
 福島大学在学時には、全国高校総体で優勝経験を持つような優秀な選手も数多く陸上部に入部してきた。間違いなく言えることは、自分で考えて工夫しながら練習している選手ほど記録が伸びていく。(与えられたメニューをこなすだけ、早く練習が終わればいいという受動的な練習では伸びない。)練習はつらいのが当たり前。「何故・何のために?」を常に意識する。
〇 決断力
 自分のことは、自分で決められるようになってほしい。自分が思っていることを、言葉で表すことが大切。
(自分で決めたことは、自分に責任がある。自分の責任は、言い訳にできない)
〇 強い心(ポジティブ)
 大会の時は、どんなに優れた選手でも緊張する。過度の緊張は、実力発揮を邪魔する。従って、心のトレーニングも大切。普段の練習の中で、本番だと思って(ドキドキ感の中で)取り組む場を自分で設定する。
〇 自信
 自分でうまくできた、頑張ったときには自分をほめる。これは、自分を好きになることにつながる。次に頑張る活力へとつながる。
 一日に一個今日頑張ったことを心の中でほめてあげる。

 千葉さんの講演は、スポーツの選手としてどのように競技そして自分自身に向き合っていくかという話でした。しかし、これらの話は、私たちが社会の一員としての役割と責任を果たしながら、どのように生きていくか、その心構えの基底をなしているものではないかと深く考えさせられました。
(7月教育長の部屋)             教育長 菅野 善昌

市長講話に聞き入って 〜NO,10〜

 7月8日(木)伊達市ふるさと会館を会場に、伊達町の「いきいきふれあい学級」と「さわやかレディース」の合同学習会が行われました。
 今回は、本市の須田博行市長をお迎えし、「伊達市のこれから』というテーマのもと、約1時間にわたりお話を頂きました。
 本市は、今年度を「未来に輝くまちづくりを進める年」と位置付け、本市が掲げる5つの柱である「農林業・商工業・観光のまち」「子育て・教育のまち」「健幸・福祉のまち」「移住・定住」「防災・減災・感染症対策」について分かり易くお話を頂きました。
 本市の活性を図るために、若者の働く場所として年間1500万人の来客を予定している大型商業施設の建設構想を積極的に進めること、産業や観光道路として相馬・福島道路を大いに活用することなど、将来において期待の膨らむ内容に、聴講した60名を超す学習生は真剣に耳を傾けていました。
 なお、本市のケーブルテレビのクルーが取材した今回の学習会の様子が、後日、伊達地域の皆さんに向けて放送されました。
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ようこそ矢舘ワールドへ 〜NO,9〜

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 6月30日(水)月舘中央交流館を会場に、月舘成人講座の第2回学習会が開催されました。
 今回は、アマチュア写真家の矢舘実也さんをお迎えし、『写真の魅力』をテーマに、「コロナ禍に潤いを」というサブテーマの下、矢舘さんの素晴らしい写真作品の鑑賞会が行われました。
 「生き物を写す」「シンメトリーを写す」「幻想的に写す」など、5つの観点ごとに写真をスクリーンに投影し、撮影時のアングルや苦労したことなどをお話し頂きました。
 水面に落ちたトンボが作った水紋や水面に映る早朝の樹木、飛び立とうとする白鳥など、幻想的な写真に圧倒されながら、13名の学習生は『矢舘ワールド』に引き込まれていました。
 

ヨガでリフレッシュ! 〜NO,8〜

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 6月23日(水)富野地区交流館を会場に、「富野キララ学級」が開催されました。
 今回はヨガ講師の大橋早苗さんをお招きし、『ヨガで心身を動かそう』をテーマに、コロナ禍でたまったストレスを解消し、心の安定と安らぎを得ることを目的に行われました。
 大橋さんの指導の下、呼吸に気を付けながらゆっくりとした動きで、いろいろなポーズにチャレンジしました。
 物音一つしない静寂の中、10名の学級生全員が一糸乱れぬ見事な動きで、心からヨガを楽しんでいるようでした。。
 ヨガ教室を終えた学級生の顔に、さわやかな笑顔が溢れていました。

「ICTを活用した授業づくり」

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 7月2日(金)、令和3年度第5回教職員研修講座「ICT教育研修」を月舘学園小・中学校を会場に開催いたしました。各小・中学校からは、25名が参加いたしました。
伊達市では、ICTを活用した授業やロボットを活用したプログラミング教育を進め、情報化社会に対応できる児童生徒の育成を目指しています。
 特に、一人1台のタブレット端末を効果的に活用した授業の推進は、今年度の課題の一つです。昨年度末に伊達市内の小・中学校に配置したタブレット端末と先生方に配付した「伊達市ICTスタンダード」を活用した授業を推進するために、月舘学園小・中学校で7つの授業を公開していただきました。授業分科会では、小学校下学年・上学年、中学校に分かれて、それぞれ福島県教育センターの先生方からご指導いただきました。また、全体会では、同センター情報教育チームの石田和之先生から「『ICTを活用した授業づくり』〜一人一台端末活用の在り方〜」についてのご講話と、MetaMojiClassRoomの実技研修をしていただきました。
参加者からは、「児童生徒の意見の集約、思考の比較など自然な形でタブレットが使われていて参考になった」「実際の授業の場面での活用を見ることができ、ICT教育の意識が大きく変わりました」「今回の研修で学んだことを少しでも授業で使っていきたい」など、たいへん有意義であったという感想が聞かれました。今回の授業公開は、伊達市のICT教育推進の大きな一歩となりました。月舘学園小・中学校の校長先生をはじめ先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

「発達障がいのある子どもの理解と支援」

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 6月25日(金)、令和3年度第4回教職員研修講座「特別支援教育研修」を開催いたしました。各小・中学校の希望者16名が受講いたしました。
 講師の宮城学院女子大学教授 梅田真理先生より「発達障がいのある子どもの理解と支援」というテーマで講義をいただきました。梅田先生のこれまでの学校現場や相談機関、研究機関でのご経験をもとに、「発達障がい」についてとても分かりやすく、そして子どもの理解と具体的な支援の仕方等、とても参考になるお話をいただきました。「失敗は当たり前!試行錯誤を重ね、子どもにあう支援の方法を見つける」「人と比べてではなく、自分なりの特徴として正しく自己を理解することが大切」など、梅田先生のお話からたくさんの元気をいただきました。
 受講生のうなずきながら熱心に聴き入る姿から、梅田先生から学んだことを明日からの支援に生かしていこうという意欲が感じられました。

令和3年5月定例教育委員会 会議録について

令和3年5月に開催されました
定例教育委員会会議の会議録を
公開いたします。

令和3年5月定例教育委員会会議録

本市の子育て支援『伊達市版ネウボラ事業』

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 現代は、少子・高齢化とともに社会の複雑化や価値観の多様化が急速に進み、妊娠や出産、その後の子育てに悩みや不安を抱く保護者なども多くなってきています。この現状に対応するために、本市では「伊達市版ネウボラ事業」を推進しています。
 「ネウボラ」とは、フィンランド語で「相談の場」という意味で、妊娠や出産、子育ての支援をするために自治体が設置した拠点のことです。本市では、これまで子育てアプリを使った情報発信や相談業務などを行ってきましたが、「全ての親子ではなく、相談を受けた子」などへの一方的な支援になっていたのが現状でした。対応の窓口も、母子保健は健康福祉部、子育て支援はこども部というように異なった部署が担当していました。しかし、すべての妊産婦、子育て期の家族に切れ目のないサポートを提供するために、本年度の組織改革によって教育委員会こども部に「ネウボラ推進課」を新設しました。
 具体的には、子供が就学するまでの間に継続してサポートできるよう担当制を導入し、不安なことがあればいつでも相談できる環境を整えています。出産前には、家庭を訪問し、子育てに役立つ育児パッケージを贈っています。また、母親とともに出産の準備を進め、出産後は自宅に訪問し、母親の不安解消に向けた産後ケアや乳幼児健診などの支援にもあたっています。さらに、日ごろの生活上の悩みなどを聞き取り、適宜アドバイスを行って、家族の養育力を高めるための支援も行っています。
 本年度からは、ネウボラ推進課の新設によって、就学前までだった連携の範囲が義務教育終了までに拡充されました。この伊達市版ネウボラ事業を核にした母子保健システムの導入は、現在、社会的に深刻になりつつある児童虐待の防止にもつながると考えています。その理由は、何といっても「課題を早く見つけることができる」ところにあります。また、子育て家庭と顔の見える関係を築き、切れ目のない支援を行うことにより、母親の育児負担が軽減されるとともに家族の様々な課題やリスクへの早期対応が可能となり、良好な育児環境が整うことにもなります。
 この事業は、子どもの生育期の様々な課題への予防的対応として大きな意義があります。今後は、保健・福祉・教育の各部門がさらに連携を深め、安心して子どもを育てられる環境を整え、子どもの成長にとって好循環を生み出すしくみとして充実させていきたいと考えています。
(6月教育長の部屋)             教育長 菅野 善昌

学校図書館の活性化のために

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 6月15日(火)、令和3年度第1回伊達市学校図書館活性化連絡会を開催いたしました。「学校図書館活性化連絡会」は、昨年度まで「学校司書等活用連絡会」という名称で開催しておりました。学校司書の活用のみならず、幅広く学校図書館を活性化することをねらいに、今年度から名称を変更いたしました。また、読書活動をさらに充実させるために、小・中の先生方だけでなく、今回初めて市立幼稚園・認定こども園・保育園の先生方にもご参加いただきました。
 実践発表では、桃陵中学校区(保原小学校)笠原真季 学校司書から「子どもが足を運びたくなる魅力ある図書館をめざして」と題して、日頃の取り組みについて発表していただきました。学校図書館が効果的な学習の場となるよう様々な工夫をしており、すばらしい内容の発表でした。
 協議では、中学校区ごと学校司書を中心に情報交換する場を設けました。また、幼稚園・認定こども園・保育園で互いに情報交換することができ、実り多い協議となりました。
 最後に、福島大学名誉教授 高野保夫様から、「【読書の木】幹を太く、枝葉も茂らせ、果実は授業で」というご講話をいただきました。高野先生は、福島県子ども読書活動推進会議委員長としてもご活躍されており、実際の本をもとにした話など、参加者を引き付けるたいへん具体的で参考になるご講話でした。

「江川ワールド」に酔いしれる〜NO,6〜

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 6月8日(火)保原中央交流館を会場に、「ほばら市民大学」の学習会が開催されました。
 今回は講師に、「伊達すりかみ芸能協会」より江川 典夫様をお迎えし『三味線・ハーモニカ・踊り鑑賞』と銘打ち、約1時間30分にわたり「江川ワールド」に浸ることが出来ました。
 三味線では、「黒田節」や「北国の春」など6曲を披露して頂き、心酔してしまう程のハーモニカの演奏では、「鐘の鳴る丘」や「北の国から」など9曲を、スコップ三味線では、シューベルト作曲の「未完成」や「ダイヤモンドヘッド」など4曲を軽快な演奏で、そして最後は、特別演目の「どじょうすくい」の名演技を見せて頂いたりと、会場は大いに盛り上がりました。
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伊達市教育委員会
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住所:福島県伊達市保原町字舟橋180
TEL:024-573-5833
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