最新更新日:2024/03/28
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オリンピアン千葉麻美さんの講演「オリンピックの夢をつかむまで!」を聞いて

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 去る7月17日(土)に、陸上女子400メートル日本記録保持者で2008年北京オリンピックに出場した千葉麻美さん(矢吹町出身)をお招きし、保原スクールコミュニティ(保原小学校併設)において「日本人オリンピアンとの交流事業」を開催しました。市内の小学5・6年生を対象とした本事業では、千葉さんによる講演と陸上競技の実技指導をいただきました。特に、オリンピアンとしての夢を実現した千葉さんの実体験に基づいた説得力のある講演は、当日参加した子どもたちはもちろんのこと、私たち大人にも多くの示唆を与えてくださる話でした。
 そこで、皆さんにもその講演の概要を紹介します。

千葉麻美さんの歩み
 小学6年生の時に身長が160cmと高かったことから、その長身を生かせるバスケットボールに夢中だったようです。しかし、将来は何かのスポーツで必ずオリンピックに出場することを夢見ていたそうです。
 矢吹中学校時代に陸上競技と出会い、3年生の時に全日本中学校陸上競技選手権大会100mで優勝。郡山東高校1年生の時には全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の200mと400mで優勝。その後も大学生、社会人として国際大会で優勝などの実績を上げ、23歳の時についに北京オリンピック出場を果たし念願の夢を実現されました。

夢(目標)を叶えるために大切な6つの視点(ポイントのみ)
〇 挑戦する気持ち
 前向きに、いろいろなことにチャレンジしてみることで自分の可能性に気付く。
〇 素直な気持ち
 周りの人の指導や助言に素直に耳を傾ける、そしてやってみる。
 素直に話が聞けるということは、その人の器(吸収力)を大きくし、周りのエネルギ−をもらえるということ。
〇 工夫
 福島大学在学時には、全国高校総体で優勝経験を持つような優秀な選手も数多く陸上部に入部してきた。間違いなく言えることは、自分で考えて工夫しながら練習している選手ほど記録が伸びていく。(与えられたメニューをこなすだけ、早く練習が終わればいいという受動的な練習では伸びない。)練習はつらいのが当たり前。「何故・何のために?」を常に意識する。
〇 決断力
 自分のことは、自分で決められるようになってほしい。自分が思っていることを、言葉で表すことが大切。
(自分で決めたことは、自分に責任がある。自分の責任は、言い訳にできない)
〇 強い心(ポジティブ)
 大会の時は、どんなに優れた選手でも緊張する。過度の緊張は、実力発揮を邪魔する。従って、心のトレーニングも大切。普段の練習の中で、本番だと思って(ドキドキ感の中で)取り組む場を自分で設定する。
〇 自信
 自分でうまくできた、頑張ったときには自分をほめる。これは、自分を好きになることにつながる。次に頑張る活力へとつながる。
 一日に一個今日頑張ったことを心の中でほめてあげる。

 千葉さんの講演は、スポーツの選手としてどのように競技そして自分自身に向き合っていくかという話でした。しかし、これらの話は、私たちが社会の一員としての役割と責任を果たしながら、どのように生きていくか、その心構えの基底をなしているものではないかと深く考えさせられました。
(7月教育長の部屋)             教育長 菅野 善昌

市長講話に聞き入って 〜NO,10〜

 7月8日(木)伊達市ふるさと会館を会場に、伊達町の「いきいきふれあい学級」と「さわやかレディース」の合同学習会が行われました。
 今回は、本市の須田博行市長をお迎えし、「伊達市のこれから』というテーマのもと、約1時間にわたりお話を頂きました。
 本市は、今年度を「未来に輝くまちづくりを進める年」と位置付け、本市が掲げる5つの柱である「農林業・商工業・観光のまち」「子育て・教育のまち」「健幸・福祉のまち」「移住・定住」「防災・減災・感染症対策」について分かり易くお話を頂きました。
 本市の活性を図るために、若者の働く場所として年間1500万人の来客を予定している大型商業施設の建設構想を積極的に進めること、産業や観光道路として相馬・福島道路を大いに活用することなど、将来において期待の膨らむ内容に、聴講した60名を超す学習生は真剣に耳を傾けていました。
 なお、本市のケーブルテレビのクルーが取材した今回の学習会の様子が、後日、伊達地域の皆さんに向けて放送されました。
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ようこそ矢舘ワールドへ 〜NO,9〜

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 6月30日(水)月舘中央交流館を会場に、月舘成人講座の第2回学習会が開催されました。
 今回は、アマチュア写真家の矢舘実也さんをお迎えし、『写真の魅力』をテーマに、「コロナ禍に潤いを」というサブテーマの下、矢舘さんの素晴らしい写真作品の鑑賞会が行われました。
 「生き物を写す」「シンメトリーを写す」「幻想的に写す」など、5つの観点ごとに写真をスクリーンに投影し、撮影時のアングルや苦労したことなどをお話し頂きました。
 水面に落ちたトンボが作った水紋や水面に映る早朝の樹木、飛び立とうとする白鳥など、幻想的な写真に圧倒されながら、13名の学習生は『矢舘ワールド』に引き込まれていました。
 

ヨガでリフレッシュ! 〜NO,8〜

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 6月23日(水)富野地区交流館を会場に、「富野キララ学級」が開催されました。
 今回はヨガ講師の大橋早苗さんをお招きし、『ヨガで心身を動かそう』をテーマに、コロナ禍でたまったストレスを解消し、心の安定と安らぎを得ることを目的に行われました。
 大橋さんの指導の下、呼吸に気を付けながらゆっくりとした動きで、いろいろなポーズにチャレンジしました。
 物音一つしない静寂の中、10名の学級生全員が一糸乱れぬ見事な動きで、心からヨガを楽しんでいるようでした。。
 ヨガ教室を終えた学級生の顔に、さわやかな笑顔が溢れていました。

「ICTを活用した授業づくり」

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 7月2日(金)、令和3年度第5回教職員研修講座「ICT教育研修」を月舘学園小・中学校を会場に開催いたしました。各小・中学校からは、25名が参加いたしました。
伊達市では、ICTを活用した授業やロボットを活用したプログラミング教育を進め、情報化社会に対応できる児童生徒の育成を目指しています。
 特に、一人1台のタブレット端末を効果的に活用した授業の推進は、今年度の課題の一つです。昨年度末に伊達市内の小・中学校に配置したタブレット端末と先生方に配付した「伊達市ICTスタンダード」を活用した授業を推進するために、月舘学園小・中学校で7つの授業を公開していただきました。授業分科会では、小学校下学年・上学年、中学校に分かれて、それぞれ福島県教育センターの先生方からご指導いただきました。また、全体会では、同センター情報教育チームの石田和之先生から「『ICTを活用した授業づくり』〜一人一台端末活用の在り方〜」についてのご講話と、MetaMojiClassRoomの実技研修をしていただきました。
参加者からは、「児童生徒の意見の集約、思考の比較など自然な形でタブレットが使われていて参考になった」「実際の授業の場面での活用を見ることができ、ICT教育の意識が大きく変わりました」「今回の研修で学んだことを少しでも授業で使っていきたい」など、たいへん有意義であったという感想が聞かれました。今回の授業公開は、伊達市のICT教育推進の大きな一歩となりました。月舘学園小・中学校の校長先生をはじめ先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

「発達障がいのある子どもの理解と支援」

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 6月25日(金)、令和3年度第4回教職員研修講座「特別支援教育研修」を開催いたしました。各小・中学校の希望者16名が受講いたしました。
 講師の宮城学院女子大学教授 梅田真理先生より「発達障がいのある子どもの理解と支援」というテーマで講義をいただきました。梅田先生のこれまでの学校現場や相談機関、研究機関でのご経験をもとに、「発達障がい」についてとても分かりやすく、そして子どもの理解と具体的な支援の仕方等、とても参考になるお話をいただきました。「失敗は当たり前!試行錯誤を重ね、子どもにあう支援の方法を見つける」「人と比べてではなく、自分なりの特徴として正しく自己を理解することが大切」など、梅田先生のお話からたくさんの元気をいただきました。
 受講生のうなずきながら熱心に聴き入る姿から、梅田先生から学んだことを明日からの支援に生かしていこうという意欲が感じられました。

令和3年5月定例教育委員会 会議録について

令和3年5月に開催されました
定例教育委員会会議の会議録を
公開いたします。

令和3年5月定例教育委員会会議録
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伊達市教育委員会
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