最新更新日:2024/03/28
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令和3年9月定例教育委員会会議 会議録について

令和3年9月に開催されました
定例教育委員会会議の会議録に修正点が
ありましたので再度公開いたします。

令和3年9月定例教育委員会会議録

スタッフ研修会 〜NO,21〜

 11月24(水)各自治組織などの代表者、約20名の方々に参加して頂き、教育委員会生涯学習課主催の『スタッフ研修会』を簡易宿泊所「とまっぺ」を会場に開催しました。
 今回は、本市の生涯学習事業の説明やパークゴルフ場の利用の仕方を聞いて頂いたり、オープンして2年目を迎えた「とまっぺ」やパークゴルフ場の施設見学をして頂き、最後に6つのグループに分かれ、情報交換を行って頂きました。
 楽しみにして頂いていたパークゴルフの体験活動は、残念ながら天候不良のため実施できませんでしたが、「とまっぺ」の施設見学では、真新しい設備を目にして、利用してみたいという希望が高まったようでした。 
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梁川スクールコミュニティ見学 〜 NO,20〜

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 11月19日(金)梁川スクールコミュニティを会場に、霊山スクールコミュニティ設立に向けた「第4回霊山スクールコミュニティ設立準備委員会」を開催しました。
 スクールコミュニティ(以下、SC)への理解を深めて頂くため、梁川SCの活動状況や施設の見学を兼ねて実施しました。
 SC活動の目的の一つに、地域の大人に「地域の先生」になって頂き、身に付けてきた知識や技能・技術を子ども達に「教え・伝える」という、地域の大人による子ども達への教育支援活動があります。
 この活動により子ども達が優れた知識や技能を獲得できることは勿論のこと、地域の大人に対して「尊敬」や「憧れ」を抱き、「郷土愛」を育むことにも繋がることが大いに期待できます。
 放課後、地域の大人の指導を受けながら、「茶道」「囲碁・将棋」に取り組む子ども達の目は輝いていました。「子どもと大人」」大人と大人」の新たなコミュニケーションが生まれているようでした。

子育てにおける最優先課題!

 コロナ禍における生活も約2年になろうとしています。このコロナ禍に置かれた子どもたちはまさに逆境の中にあり、本当に辛い思いをしています。一方、私が機会あるごとに、校長先生方にお願いしていることは、「コロナを言い訳にしない教育の推進と児童生徒の育成」です。それは、「思う通りにいかなかったことや不満を、安易にコロナのせいで済ませてしまう」ということに対する子どもたちの心の育ちに危機感を抱いているからです。
 子どもたちの辛い心情をしっかりと受け止めた上で、運動会は何のために行うのかなどの目指す活動の教育的価値のとらえなおしをする。さらに、子どもたちに問いかける言葉一つに工夫をするなどの取組をとおして、子どもたちの現状の受け止め方や活動状況は能動的なものに変わることを実感しました。ぜひ子どもたちには、今の経験を将来のたくましい成長につなげてほしいと思っています。
 さて、このコロナ禍、私は、子どもたちが将来置かれるであろう社会状況を踏まえ、そこで求められる人間像を目指して、改めて子育てについて問い質す必要があると思っています。
 親が考えている「子育て」については、多分に子どもの成長に関わることが大きなウェイトを占めているように感じます。「〇〇大学に合格した」とか「◇◇会社に勤めている」等がその例です。これが「子どもの幸せ」なのかどうかは、親や子どもの考え方次第だと思います。また、様々な出来事の中で我が子を自慢しようが、情けなくて世間に顔向けできないと思おうが、年月が経てばやがて人の記憶からも消えていきます。普通であれば、我が子の生き方を最後まで見守ることができる親は、ほとんどいないと思います。ですので、子育ての最優先課題は、次の2つではないでしょうか。
○ 親がいなくなった後でも、自分の力で生きていけるような自立した
 生活の基礎を身に付けること。
○ 世の中の多くの人たちと共に生きていくための、必要なルールを
 守ることを身に付けること。
これらは先に生まれた者(親)の責任ですし、使命でもあります。親の人生もまた親だけのものですから、親が安心して自分の人生を過ごしていくための、最高の「子育て」と言ってよいと思います。
 毎日の現実に目を向ければ、親は目の前の子どもの宿題や提出物、遅刻等々の心配に、つい大きな声を出してしまうこともあるはずです。しかし、それはそれでよいと思います。誰もがやらなければならないことをきちんとできるようにしてやるのも親の大切な責任の一つであるからです。ぜひ楽な方を選ぶような道へだけは導かない、妥協しない姿勢を持ち続けたいものです。人間は一度楽をしてしまうと、戻すのがどんなに大変かということを、私たち大人は経験上、誰しもが痛い目に遭って分かっているからです。
 ところで、子どもたちがこれから生きていく社会は不安定要素がますます多くなると予想されます。我が子はしっかりと生きていけるのか…。これからは、心身ともに頑丈でタフな生き方のできる子どもに育てていくことが求められるのではないでしょうか。そこでは、大人が持っている人生経験や知恵をもっともっと子どもたちに伝えていく必要があると思います。
 また、最近、悪いことをはっきりと叱ってくれる大人の存在は、子育ての現場から遠のきつつあるように感じられてなりません。さらに、自分の子どもさえよければ、よその子にはノータッチということも・・・。しかし、人間は人と人との触れ合いによってこそ安心感が生まれ、人を受容しようとする広い心が生まれるものです。それが、叱ってくれた人に素直に「ありがとう」と言えることにつながるのではないでしょうか。
 コロナ禍、本市の子どもたちのたくましい成長にますます思いを馳せるこの頃です。

(12月教育長の部屋)             教育長 菅野 善昌

太極舞に汗を流す! NO,19

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 11月17日(水)富成地区交流館を会場に、富成かしの木会の第4回講座が開催され、5名の会員が、中国舞踊や気功を取り入れた『太極舞』チャレンジしました。
 講師の尾形祐子先生の指導を受け、先ず、ウォーミングアップを兼ねながら、曲に合わせ7分間ほど先生の動きを真似する舞から始まりました。足を固定し、上半身を前後左右に流れるように動かす舞に、5名の会員はさわやかな汗を流しながら取り組みました。
 ウォーミングアップの舞の後、休憩を挟み、早速基本的な太極舞にチャレンジしました。足を前後に3歩ずつ動かしながら、両手を大きく蓮の花を描くように前後左右に動かすことを繰り返す動きなど、優雅な動きとは言え、日ごろ使っていない体の色々な箇所を動かすために、心地よい痛みがそれぞれの会員に残ったようでした。

オカリナの音色にウットリ 〜NO,18〜

 11月8日(月)大田地区交流館を会場に、大田婦人学級の『オカリナ演奏鑑賞会』が開催され、25名の学級生が素敵なオカリナの世界を堪能しました。
 今回は、オカリナ教室「風の原」のメンバー11名と主宰者の小澤幸子さんをお迎えし、約1時間にわたってオカリナの世界に浸ることができました。
 まず、11名のメンバーによる「もみじ」「アザミの歌」「少年時代」の曲を演奏して頂き、次に小澤さんによるソロ演奏「見上げてごらん夜の星を」「涙そうそう」の2曲を演奏して頂きました。
 11名のメンバーの息の合った演奏もさることながら、小澤さんの心に染み渡る演奏に、参加した25名の学級生は、「小澤ワールド」に引き込まれていました。
 ソロ演奏の後、また11名の演奏による「サウンドオブサイレンス」「雪が降る」「鎌田行進曲」や小澤さんのソロ演奏「アメイジンググレイス」等の曲を演奏して頂き、会場は割れんばかりの拍手に包まれました。
 窓越しに見える満開のざる菊が、オカリナの演奏に花を添えているようでした。
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令和3年10月定例教育委員会会議 会議録について

令和3年10月に開催されました
定例教育委員会会議の会議録を
公開いたします。

令和3年10月定例教育委員会会議録

「放射線によるリスクを減らすには」

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 11月30日(火)、令和3年度第11回教職員研修講座「放射線教育研修」を霊山中学校を会場に開催いたしました。各小・中学校の教員24名が受講いたしました。
 今回の研修では、放射線に対する基礎的・基本的な知識の習得を通して、放射線に対して自ら考え、判断し、行動できるようにするために、どのように指導すればよいかを学びました。参加者は、授業を参観したり演習を行ったりして、指導の在り方や様々な指導方法を理解することができました。
 授業のねらいは、低レベルの放射線量の現状の中で生活していくためには、放射線を正しく理解し生活していくことが必要であることをとらえさせることでした。村松佑里絵教諭が担任を務める2年2組において、村松先生の授業の導入の後、鳥取大学研究推進機構研究基盤センター 北 実(きた まこと)先生がオンラインで授業を行いました。北先生は生徒たちに、「放射線の様々な利用方法」「タブレットを活用した桐箱の観察」「放射線量と安全性についての考え方」などについて、具体的に分かりやすくお話していただきました。
 また、演習では紙芝居・カルタ・霧箱の作成と観察・リアルタイム線量計を使った授業の紹介など、小学校低学年から中学生まで発達段階に応じた様々な指導方法について体験を通して学ぶことができました。
 講師の北先生には、授業や演習を通して、今後の放射線教育の在り方を教えていただきました。また、研修後の参加者のアンケートからも、「タブレットを活用した授業は大変参考になった」「これからの放射線教育の授業にぜひ生かしていきたい」という感想が多く書かれており、今後の放射線教育へ取り組もうとする意欲を感じることができました。

令和3年度各種学力調査等の結果及び分析の公表について

「令和3年度全国学力・学習状況調査」及び「令和3年度ふくしま学力調査」の結果及び分析を、右側の配布文書「学校教育課だより」に掲載しましたのでご覧ください。

電動糸のこ機に挑戦! 〜NO,17〜

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 10月20日(水)、月舘成人講座の10名の講座生が、「電動糸のこ機」の操作に挑戦しながら、木工制作を行いました。
 月舘に工房を構える「空飛ぶくじら」の三森修一さんを講師にお迎えし、「クジラ型ミニメモ掲示板」の制作に取り組みました。
 制作に入る前に三森さんより、初めて操作する糸のこ機の使い方を教わりました。ミシンに似た形に親しみを持ちながらも、勢いよく上下する糸のこに若干の恐怖を感じる講座生も見られましたが、講座生全員が果敢に挑戦していました。
 講座生の皆さんは、クジラを描いた板からクジラを糸のこで切り取る作業に、当初は板の抑え方が不十分で、バタバタと大きな音を立てたり、糸のこが折れたりしないか恐る恐る作業を進めていましたが、徐々に糸のこ機の使い方に慣れ、可愛いステキなクジラを切り取ることができました。

少数精鋭で楽しみました! 〜NO,16〜

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 10月19日(火)大泉運動公園パークゴルフ場を会場に、富成かしの木会の「パークゴルフ教室」が開催されました。
 富成かしの木会にとって初めての「パークゴルフ教室」とあって、参加した6名の学級生は少々緊張気味でしたが、徐々に緊張もほぐれ、スタッフとして参加した3名の指導員も加わり、ゲームを楽しみました。
 湯田健一富成地域振興会長の挨拶の後、クラブハウスの中で佐藤裕一指導員から簡単なルールや基本的な構え方、打ち方などを教わり、次に外に出て、パッティングやアプローチの練習を20分程行ってから、ゲームがスタートしました。
 当初は、力が入り過ぎて空振りをする講座生や距離感がなかなか掴めなくてアプローチに苦労する講座生も見られましたが、それも徐々に解消され、笑顔が絶えない和気あいあいとした雰囲気の中でゲームを楽しんでいました。
 

ステキな90分 〜NO,15〜

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 10月12日(火)霊山中央交流館を会場に、「キラリ輝く霊山女性講座」が行われ、30名を超える講座生が参加しました。
 今回は、市の内外を問わず広範囲にわたって活躍されている掛田自治協議会長の大友靖子さんをお招きし、『わたしたちは地域のおふくろさん』というテーマでお話を頂きました。 
 『地域のおふくろさん』になるために必要な「笑顔の大切さ」や「おもいやりの心」等について、お話ばかりでなく、小道具を使って歌ってみたり、演技を織り交ぜたり、軽い体操を入れたりと、いろいろなパフォーマンスを演じながら、面白おかしく、そして分かり易くお話を頂きました。

 講座生の心を掴んだ講話は、笑顔の絶えない「ステキな90分」となりました。

輝いている子どもたちの姿に感動!

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 本市における新型コロナウイルス感染症の感染者は、9月7日の県発表を最後に167人で止まっています。各学校における感染症予防対策の徹底、並びに各家庭のご協力に心から感謝いたします。全国的にも第6波が懸念されているところであり、今後とも感染症予防には万全の対策を講じ子どもたちの健康と安全を守っていかなければならないと改めて意を強くしているところです。
 そのような中、月舘学園から10月16日(土)に開催する学園祭「あかつき祭」の案内をいただきました。久しぶりに学校行事に取り組む子どもたちの様子を直接見ることをとても楽しみにしていました。
 当日は、参観者の入場制限をはじめ万全の感染症予防対策が行われる中、中学生の合唱祭と各種発表を鑑賞させていただきました。
 合唱祭では、それぞれの学年が各パートの人数等に苦労しながらも、バランスや曲作りに工夫を凝らして、聞く人の心に響く素晴らしいハーモニーを披露していました。上記の写真は中学生が心を一つに歌い上げた全校合唱の様子です。また、中学2年生の職業学習の発表では、新聞社訪問、ロボットの進歩、消防士の仕事、看護師の仕事などについて、アニメ映画「千と千尋の神隠し」のストーリーに重ねながら分かりやすく解説していました。さらに、生徒会発表や閉祭セレモニーにおいても、今回のあかつき祭テーマ「百花繚乱 一人一人がきらめく瞬間」のとおり、それぞれの生徒がそれぞれの持ち味をフルに発揮しながらの発表で、生き生きと輝いていました。この姿は、今も深く脳裏に焼き付いています。
 校長先生からは、このコロナ禍、子どもたちの準備の時間もなかなか取れなかったとお伺いしました。しかし、限られた時間を有効に使う工夫を講じながら、よりよいものを目指して活動していくことにも大きな意義があります。この「あかつき祭」に向けた事前の取り組み、そして、自分たちで創り上げた本番での発表は、子どもたちをまた一歩大きく成長させたものと確信しています。

(10月教育長の部屋)           教育長 菅野 善昌

パークゴルフin粟野 〜NO,14〜

 10月6日(水)小雨がちらつく中、梁川パークゴルフ場を会場に、梁川おおぞら学級の「パークゴルフ教室」が行われました。
 今回は、経験者グループと初心者グループに分かれて、それぞれゲームを楽しみました。
 会場となった梁川パークゴルフ場には、国見パークゴルフクラブの会員も練習に訪れており、会場は大賑わいといった様相を呈していました。
 初心者グループは梁川地区担当の佐藤裕一指導員より、ルールやマナーを学んだ後、基本的なスイングやボールの打ち方の練習を行ってからゲームに入りました。経験者グループは、ウオーミングアップを軽く行った後、即ゲームに入り、腕を競い合いました。
 経験者グループには、程よい緊張感が漂い、初心者グループからは絶えず笑い声が聞こる中、プレーが進みました。
 なお、初心者グループと言ってもグラウンドゴルフの経験者も多く、打球の強さやコース取りに目を見張るものがありました。

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一投入魂! 〜NO,13〜

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 10月2日(土)大田小学校体育館を会場に、大田婦人学級の「カローリング教室」が行われ、17名の学級生がゲームを楽しみました。
 大田自治振興会長の東城藤吉さんより挨拶を頂いた後、早速、練習開始。フォームを確認しながら、12m先のサークルをめがけてジェットローラーを押し出していました。
 10分間の練習後、6チームによるリーグ戦が行われ、これまで身に付けたテクニックを大いに発揮しながら、一投入魂の精神でゲームに臨んでいました。
 サークル手前で失速したり、逆にオーバーしたりするローラーも多々見られたものの、チームワークのもと、好ゲームが展開されました。
 ゲーム終了後表彰式が行われ、全チームに豪華賞品が贈られ、賞品を受け取った学級生に笑顔が溢れていました。

さわやかな秋空の下で 〜NO,12〜

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 9月22日(水)、大泉運動公園パークゴルフ場を会場に、富野キララ学級のパークゴルフ教室が開催され、12名の学級生がさわやかな汗を流しました。
 まず、クラブハウスで好みのクラブを選んだ後、佐藤裕一指導員より、構え方や目の位置、クラブの握り方、ボールの打ち方などの基本を教わってから、早速練習グリーンで練習開始!
 30分ほど練習した後、5つのグループに分かれてゲームがスタートしました。狙った方向になかなか転がらない打球に悪戦苦闘しながらも、それを楽しむ和気あいあいとした雰囲気の中、ゲームを楽しんでいました。 
 秋晴れの中、クラブヘッドとボールのぶつかり合う音、そして歓声が澄み切った空に響いていました。

大いに盛り上がりました!〜 NO,11〜

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 9月15日(水)富成地区交流館を会場に、今年度2回目の『富成かしの木会』(旧 女性学級)の講座が開催されました。
 新型コロナウイルスの感染防止のために、活動の自粛や制限を行っていましたが、最近の感染者数の減少状況を受け、富成自治会の判断の下、今回の開催となりました。
 講師に伊達すりかみ芸能協会より江川典夫さんを迎え、『三味線、ハーモニカ、踊り鑑賞』と銘打って、1時間30分にわたり楽しいひと時を過ごすことができました。
 まず落語で講座生の心をつかんだ後、早速3つの楽器を使って演奏に入りました。「黒田節」で始まった三味線は、「武田節」や「北国の春」など5曲を、ハーモニカでは、「北の国から」や「南国土佐を後にして」など9曲を、スコップ三味線では、「ダイヤモンドヘッド」など3曲をそれぞれ演奏して頂きました。
 演奏終了後、サプライズとして「どじょうすくい」の演技を披露して頂き、江川さんの滑稽な演技に会場は大いに盛り上がりました。
 
 

令和3年8月定例教育委員会 会議録について

令和3年8月に開催されました
定例教育委員会会議の会議録を
公開いたします。

令和3年8月定例教育委員会会議録

これからを見据えた道徳科の指導と評価の工夫

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 9月10日(金)、令和3年度第10回教職員研修講座「道徳教育研修」を開催いたしました。各小・中学校の希望者11名と伊達地区学校教育研究員18名の合計29名が受講いたしました。
 今回は、新型コロナウイルス感染症対策のため、東京学芸大学と伊達市教育委員会、各小・中学校を結んでのオンライン講義といたしました。
 講師の東京学芸大学教職大学院特任教授 永田繁雄先生より、「これからを見据えた道徳科の指導と評価の工夫〜先が見えにくい今、考えたい指導の在り方とその方向〜」と題してご講義をいただきました。「今までの道徳教育・授業のよさと課題を改めて整理する」「子どもの主体性を重視し、教師が伴走者に徹する」「子どもが自ら納得解を見つけていくテーマ追求型授業を軸にする」など、具体的な授業改善のポイントをお話していただきました。文部科学省教科調査官や学習指導要領作成協力者としてご活躍され、道徳教育の第一人者である永田先生のご講義は、「明日からの進むべき方向性」とともに、受講生に元気と勇気を与えてくださいました。
 オンラインでの講義ではありましたが、永田先生の教育や道徳の本質をつき、しかもユーモアのある話に、受講生は2時間くぎづけになって聴き入ることができました。また、研修後のアンケートからも、「これからの道徳の授業にぜひ生かしていきたい」「自信をもって道徳の授業に臨んでいきたい」という感想が書かれており、道徳の授業改善への意欲を感じることができました。

東京オリンピック・パラリンピックから学ぶ!

 東京オリンピック・パラリンピックが幕を閉じました。コロナ禍の影響で開催の是非については、様々な世論が飛び交いました。しかし、ほとんどの会場では無観客とするなど新型コロナウイルス感染症への万全の対策を講じた中で競技が行われました。
 ところで、私たちは我が国の選手の大活躍や競技場で繰り広げられた様々なパフォーマンスを、自国開催ならではの利点を生かしたライブ放送や録画放送などによって、様々なエピソードなども交えて視聴することができました。このことは、これまで以上にオリンピック・パラリンピックの理念を身近に感じ、このビックイベントが持っている意義を再認識する契機にもなったと思っています。特に、パラリンピックでは、車いす同士の激しい競り合い、義足での疾走、運動機能や視覚障がいを乗り越えての滑らかな力泳、そして、団体競技では個々の能力のフル活用はもちろんのこと、五感を駆使したコミュニケーションや抜群のチームワークなど、見ている人の心をわしづかみにしました。
 出場した各選手は身体の失った機能の現実を率直に受け入れ、残った機能を最大限に生かしながら全力で競技に取り組んでいました。私は、人間がもっているとてつもない力を感じ、感動の連続でした。また、競技後には、我が国の選手とともに諸外国や地域、難民選手団などの選手が、互いを称えあったり支えあったりする姿がありました。この姿は、テレビなどをとおして観戦した子どもたちにも大きな感動を与え、今後の生き方に夢や希望を育んだものと確信しています。
 今回のパラリンピックでは、マイナスな感情に向き合いそれを乗り越えようとする精神力、困難な中でも諦めずに限界を突破しようとする力、そして、多様性を認め創意工夫をすれば、誰もが同じスタートラインに立てることなど、多難な人生に立ち向かっていく上での心強い処方箋を私たちに与えてくれました。
 今後は、各学校においても、今回の東京オリンピック・パラリンピックにおける選手の活躍、様々なエピソードに込められた想いとともに、ボランティアや医療関係者等々、大会を支えた人々の心の在り方や努力などを振り返り、さらに学びを深めてほしいと思っています。

(9月教育長の部屋)             教育長 菅野 善昌

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伊達市教育委員会
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