最新更新日:2024/04/18
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伊達小「ありがとうコンサート」に感謝!

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去る2月24日(日)に、伊達市ふるさと会館MDDホールで開催された伊達小学校吹奏楽部のありがとうコンサートを聴いてきました。
2月の上旬に、吹奏楽部の児童が書いたコンサートの招待状をいただいていました。丁寧な字でつづられた心のこもった招待状からは、児童たちの普段の学校生活の様子が見てとれるようでした。真剣に音楽を追究する姿、楽しそうに楽器を演奏する姿、お互いが心を合わせていこうと努力する姿・・・など。私は、当日のコンサートをとても楽しみにしていました。
 コンサートは、全部で3つの構成になっており、第一部は、オープニング曲「校歌」をはじめとして「茶色の小びん」などのおなじみの曲でした。第二部は、「森の音楽隊」という曲(演奏の中で楽器を紹介する曲)や、アニメのリレー曲など趣向を凝らした構成でした。第三部は、「J−BEST〜日本を勇気づける名曲たち〜」に象徴されるように、演奏の中に各種のポーズを取り入れたり、ダンスや歌も取り入れたりするなど多彩な演出が工夫され、演奏者と聴衆が一緒に楽しむ構成で、会場は大きな拍手に包まれました。さすがに、どの曲もしっかりとした演奏技術の基に豊かな響きがあり、この伊達小サウンドにすっかり引き込まれてしまいました。   
また、ポスターの絵や文の作成、全体の進行やあいさつ、曲の紹介、盛り上げのための演出役、お世話になった方々への花束の贈呈など、児童たちがそれぞれの役割を担い、てきぱきとしかも自信に満ち溢れた表情で取り組んでいました。このことも胸にグッとくるものがありました。このようなコンサートの機会を通しながら、児童たちも様々な役割と責任を担い、それを成し遂げることによって自信と誇りをもち、そのことが次の取組の土台となっていくのです。そのような機能としても、このコンサートは大きな意義をもっているということを改めて感じたコンサートでした。
 常日頃から献身的なご協力をいただいております保護者の皆様、熱心に指導に当たってくださっている外部講師の皆様、校長先生はじめ顧問の先生方に改めて心より感謝を申し上げます。たくさんの感動を届けてくださった「ありがとうコンサート」にありがとう!
                 教育長 菅野善昌

誓いを込めて 〜伊達市立志式〜

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 伊達市のすべての中学校で平成30年度立志式が行われました。この立志式は、昔の「元服」にあたり、数え年で15歳となる中学2年生を対象として、将来の決意や目標を明らかにし、大人としての自覚を深める儀式として毎年行われています。本年度も、去る1月24日(木)の霊山中学校を皮切りに2月7日(木)の梁川中学校までの6中学校において全526名の生徒に立志証書が授与され、志を新たにしました。梁川中学校では、生徒代表の森林大翔さんに伊達市青少年育成市民会議会長の須田博行伊達市長が立志証書を手渡し、式辞を述べました。田巻彩さんが「平成最後の立志式という記念すべき節目をしっかりと胸に刻み、これからの道を一歩一歩確実に歩みます」と力強く誓いの言葉を述べました。その後、霜山和馬さんが保護者あてにしたためた「決意の手紙」を保護者の代表に委託し、最後に「混声合唱団コール・アンポ」のみなさんが励ましの歌声として「この街で」など3曲を披露し立志した生徒たちにエールを送ってくれました。各学校における式の内容は、保護者からの「励ましのメッセージ」の伝達(伊達中)や、「十四歳の決意」の群読(霊山中)、「立志川柳」の発表(月舘中)、生徒合唱「手紙〜拝啓十五の君へ〜」(松陽中)など、それぞれの学校の特色が生かされていました。
この立志式に参列して私が感じたことは、どの中学校の生徒たちも、立志式の意義をしっかりと受け止め、人間としての成長の節目にふさわしい緊張感に満ちた厳粛な儀式として行われていたこと、そして、一方、その中に大変温かな雰囲気を感じたことです。生徒たちは、それぞれに新たな決意を胸に刻んだことと思います。私も、生徒たちの健やかでたくましい成長に心から祈りをささげました。
 立志式終了後は、「セレビア スカイパレス」に会場を移し、お祝い会が開催されました。お祝い会では、洋食のフルコースが準備され、テーブルマナーの学習を兼ねて美味しい料理に舌鼓を打ちました。    
最初はぎこちなかったナイフやフォークの使い方もあっという間に板につき、生徒たちにとっては、一生忘れられない思い出に残る一日になったものと思います。
教育長 菅野 善昌

地元の高校生と行政とが連携した地域おこし!                〜保原高校との連携〜

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地元の保原高校では、「地域から愛され、地域になくてはならない高校」を目指して、市内で唯一の商業科を有する高校の利点を生かし、地域と連携した実践的・体験的な学習「キャリア教育(地域連携授業)」に取り組んでいます。その一環として、本年度は、商業科3年生8名の生徒さんが、「伊達市の地域活性化に向けた企画書」の作成に当たってきました。   
その最終報告会が1月21日(月)に伊達市役所において開催されました。この地域連携授業は、今回初めての試みでもあり、私も大変興味深く、また、楽しみにしていました。当日は、7名(1名は都合により欠席)の生徒さんが「伊達市の地域活性化」に向けてプレゼンテーションを行いました。企画提案のテーマと概要は、以下の通りです。
○ 地域活性化への商品開発「だてのあんぽグミ」
  (若者への消費の拡大と伊達市の知名度アップのため、
あんぽ柿のグミ製品化)
○ 地域愛を育む企画「伊達 Love プロジェクト」
  (伊達市の未来を担う子どもたちに郷土愛を育むための
交流活動)
○ 地域活性化「学校キャンドルアート」
  (キャンドルの光を生かした冬のイベントの開催による
人々の交流促進)
○ 保原高生と公園清掃する会
「みんな集まれ!おそうじフェス」
  (保原高生と地域住民による合同の公園清掃と交流活動)
○ 地域が笑顔になる商品開発「桑の葉ミルク」
  (健康食品として着目される桑の葉パウダーを用いた
乳製品の開発)
○ ささりんフロートの商品開発「ぶどうフロート」
  (伊達市の特産品ブドウの魅力の拡大と知名度のアップ)
○ だてリビセットの商品開発「リビアセット、チャウダー」
  (伊達市とアメリカのリヴィア市[友好姉妹都市]の
食文化を生かした相互交流のための料理の開発)
○ 伊達市PR「ポスター作り」
  (ラーメンに焦点を当てたポスター制作による
伊達市の魅力発信)
すでに実践を終えた企画もありましたが、どの企画も、高校生という新鮮な視点から問題意識を持ち、分析・考察したり、実践が終了したものについては反省を加えたりしながら発表をしていました。5分間という限られた提案時間のため、それぞれ発表の仕方や提示資料などにも工夫がみられ、また、今後の取組みにも大きな示唆を与える有意義な発表会となりました。
伊達市の地域の活性化に向けて、行政機関と地元の高等学校とが連携した取組は今年始まったばかりです。今後の発展に大きな期待を寄せています。
                  教育長 菅野 善昌

地域とともにある学校 〜保原スクールコミュニティ〜

11月17日(土)に、保原スクールコミュニティ運営協議会主催の「子ども祭り」が開催されました。今年で第6回目ということですが、私がこの「子ども祭り」を参観するのは、初めてでしたので大変楽しみにしていたイベントでした。
 会場の保原小学校に着くと、爽やかなあいさつの下に受付を済ませ、各会場を回りました。
開催時間は、午後1時から午後3時30分までの2時間半ということでしたが、多くの子どもたちが校舎の内外にあふれており、子どもたちの参加の多さにびっくりしました。
 会場内には、けん玉や道徳特大カルタ取り、バルーンアート、スポーツ吹き矢など昔遊びや体を使ったゲームなどを体験できるブースが18カ所も設けられていました。伝承太鼓のコーナーでは、どんな小さな子どもでも太鼓をたたくことができました。また、梁川交響吹奏楽団もこのイベントに花を添えてくれていました。校庭には、「街中ダッシュ」として、短距離の記録会のコーナー、芋煮を提供するブースなども設定されていました。子どもたちは、思い思いのブースに立ち寄り、夢中になって様々な体験に取り組み、あちこちから歓声が聞こえてきました。親子での参加者も多く、子どもたち同士の交流はもちろんのこと、親子の交流、親同士の交流の場としても、極めて大きな意義を持っていると感じました。
私も、スポーツ吹き矢やラダー・ゲッターという珍しい競技(50cmくらいのひもの両端にボールのようなものがついていて、ラダー(はしご)にボールを投げて、ラダーに引っかかったボールの得点を競う)を楽しく体験しました。
 この日、このイベントに参加した子どもたちは約450人、各種ボランティアとして、小学校PTA、自治振興会、商工会、婦人会などの皆さん、そして、大学生や高校生など150人以上の保原地区の団体や個人の方々が協力してくださっていました。
 このイベントを参観して、地域と学校、家庭が連携を深め地域の子どもたちの健やかな成長を支援すること、そして、市民と児童及び市民同士の交流、学びの活動を推進し、地域作りに貢献するというスクールコミュニティの理念が、見事に実践されている場であることに大きな感銘を受けました。
               教育長 菅野 善昌
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学習発表会 テーマは「ありがとう!」 〜大石小学校〜

 去る10月28日(日)には、大石小学校の学習発表会を鑑賞することができました。
第1部(前半)は、地元の「ふるさとづくり協議会の芸能発表」、続いて第2部は「大石小学校児童による発表」という構成でした。1部と2部の間には、地元出身のプロのダンサーによる特別公演も行われるなど、多彩な発表会となりました。
 特に、大石小学校の児童の発表の姿は、とても印象に残るものでした。その理由は、「ありがとう」という今回の学習発表会全体を貫くテーマが設定され、そのテーマに基づいて全校児童による表現活動が行われていたからです。全校児童23名による「ありがとうの花」という曲名の心を合わせた素晴らしい合唱に始まり、ありがとうの気持ちを伝えたい・・・そんな児童たちの温かい想いがしっかりと伝わってくるものでした。「おとうさんにありがとう」「おかあさんに!」「家族に!」「先生に!」「友だちに!」「スポーツを習っている監督やコーチに!」「上級生に!」・・・など、周りの人たちみんなにこの感謝の言葉を伝えていました。最後の5・6年生の発表では、5年生が、大石小学校のありがとうのバトンをしっかりと下級生に受け継いでいきたいという発表で幕を閉じました。
「ありがとう」という言葉は、日本語で最も美しい言葉と言われます。周りの人たちへの感謝の気持ちを忘れず、言葉でしっかりと伝えていくことは、周りの人を大切にすることです。このことは、自分をも大切にすることにつながっていきます。心もホッコリさせる「ありがとう」の言葉・・・大石小の子どもたちも、きっと心豊かで優しい人間に育っていくものと確信しました。
 ところで、驚くことがもう一つありました。実は、この学習発表会を東京都港区の小中学生約15人が鑑賞していたのです。理由を聞いてみると、大石小学校近くの体験施設「りょうぜん里山がっこう」に宿泊学習に来ていたのだそうです。大石小学校で学習発表会が行われるということで宿泊学習のプログラムに学習発表会の観賞を入れ込んだということでした。港区の子どもたちに対して、学習発表会を鑑賞しての感想などのインタビューも行われ、和やかな中で両者の交流も深められていました。このような交流の仕方もあることに、目からうろこでした。

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〜子どもたちの豊かな感性と力強い主張に感銘〜

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 去る9月29日(土)に「保原地域わたしの主張発表会」が、保原地域の各小・中・高校の児童・生徒の代表8名が集って、保原小学校の講堂において開催されました。
 どの児童・生徒も、身近なところで感じているひたむきな思いや考えを自分の言葉で力強く発表していました。特にテーマとして多かったのは、私たちのふるさと「伊達市」そして「自分が住んでいる地域」に関するものでした。「春に咲くきれいな果樹の花」「黄金色に染まる秋の風景」「おいしい果物」「ニット」そして「入金真綿」などを紹介しながら「私の大好きな保原町」に寄せる思いを語り、この地域に育ったことに誇りと自信をもってこれからも力強く歩んでいこうという決意がにじみ出ていました。
 また、「何気ない一言」が持つ言葉の重みについての発表や、あきらめないで雲梯に挑戦し続ける決意を述べた発表、家族関係の在り方について述べた発表など、私たち大人も勇気づけられたり元気づけられたりする、そして、親子のきずなの大切さを再認識させられるようなすばらしい発表でした。
 さらには、「平和の実現」という普遍的な課題にどう向き合うかということへの提言や、ボランティア活動をとおして「今生きていることに意味がある」ことに気付き、自分の生き方の道しるべになったという発表など、児童・生徒がそれぞれの発達段階に応じた課題意識をもとに提案性を持ちながら素直に自分の考えを発表していました。
 とりわけ、発表者8名のうち2名の生徒は、伊達市が主催や共催をしている「中学生広島平和記念式典派遣事業」及び「ヤングアメリカンズ(注1)事業(注2)」に参加した生徒でした。このように、伊達市が実施している事業が子どもたちの貴重な体験の場となり、その後の生き方に深くかかわる啓発の場となっていることに、とても大きな喜びを感じました。
 今日、青少年を取り巻く環境は、少子高齢化や核家族化、情報化社会の進展など、急激に変化しており、様々な問題が複雑かつ多様化している状況にあります。こうした中で、青少年にとって親や大人の果たす役割は非常に大きく、家庭、学校、職場、地域等が一体となって子どもたちを育む取組をさらに推進していかなければならないことを改めて考えさせられたところです。
 当日は、保護者やご家族の皆様をはじめ、関係学校のPTAの皆様、青少年の健全育成関係団体の皆様など多くの方々が、児童・生徒の発表に耳を傾けてくださいました。心から感謝を申し上げます。
                     教育長  菅野 善昌 
(注1)「ヤングアメリカンズ」とは、アメリカのカリフォルニア州を本拠地として、厳しいオーディションを勝ち抜いた18歳〜25歳の音楽と子どもたちを心から愛する若者たちです。
(注2)この事業は、来日したヤングアメリカンズの若者たちが、子どもたちとともに「ショー」をつくりあげるというユニークな取組です。

秋晴れのもとに全力を出し切った伊達市の児童たち!

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本年度で第10回目となる伊達市児童陸上記録会が、去る9月28日(金)に福島市の信夫ケ丘競技場で開催されました。
 当初は9月27日(木)に予定されていましたが、悪天候により翌日への順延となりました。前日とは打って変わって、抜けるような青空が広がる絶好のスポーツ日和となり、出場選手492名が自己記録の更新に挑みました。
 この夏は大変暑い夏となりましたが、児童は当日の陸上記録会に向けて、それぞれ一生懸命に練習してきたことと思います。当日は、朝早くからウォーミングアップに取り組むなど、準備に余念がない様子を見るにつけ大変心強く思いました。
 児童は、それぞれの競技に全力で取り組み、最後まで必死に頑張りました。その姿には、心を打たれるものがありました。また、大会新記録も3つを数えるなどハイレベルな大会でもありました。児童たちは、この大会を通して何物にも代えがたい貴重な体験をし、達成感を味わいながらまた一回りたくましくなったのは確かです。
 トラックから観客スタンドの方に目を移すと、待機している児童たちが声や手拍子を合わせながら、自分の学校の仲間のことを必死に応援していました。また、多くのご家族の皆様も応援に駆けつけてくださり、子どもたちに元気と勇気を与えていただきました。ありがとうございました。きっと、その日の夜の団欒の時間には、記録会の話題に花が咲いたものと思います。
 ところで、この大会を通して、もう一つ感じたことがあります。それは、各競技、そして開会式や閉会式に臨む児童のあいさつや態度が素晴らしいということです。これは、普段からの習慣付けがしっかりとなされていることの証です。各学校において常日頃から熱心にご指導いただいております先生方、そして、家庭においてもご協力いただいておりますご家族の皆様に厚く感謝を申し上げます。挨拶や聞く態度などは円滑な人間関係を築いていくための土台をなすものです。伊達市の子どもたちの豊かな成長のためにこれからもよろしくお願いいたします。
教育長 菅野 善昌

子どもたちの合唱と合奏に感動!

本年度の伊達地区(桑折町、国見町、伊達市)小中学校音楽祭が開催されました。
この音楽祭のうち合唱部門は、去る8月23日(木)に、出場3校により開催されました。出場校が3校ということで、少々寂しさも感じました。しかし、3人ずつで3パートの9人の生徒で出場してくれた月舘中学校の皆さんはじめ、他の学校もこれまでの練習の成果を存分に生かした息の合った合唱を披露していました。子どもたちの一生懸命な姿は、やはり人の心を動かす力を持っています。
また、合奏部門は9月13日(木)に、出場12校により開催されました。都合により午前中の部のみの鑑賞となってしまいましたが、小手小学校の琴の演奏から始まり、手話を交えた梁川小学校の合唱、そして吹奏楽部の生徒が2名になってしまっても、自分たちにできることに精一杯取り組もうと練習に励んできた霊山中学校の演奏など、参加した全ての学校が、最上級生が引退した後をしっかりと引き継ごうという想いを込めた素晴らしい演奏がホールに響き渡りました。
音楽祭の企画と運営に携わっていただきました関係者の皆様、日頃から熱心にご指導をいただいている先生方、そして子どもたちを温かく見守り応援していただいております保護者の皆様に改めて感謝を申し上げます。
なお、伊達市では、「桃の里コンサート」に見られるように、大人の合唱愛好者も増加しています。また、今年の伊達のふる里夏祭りで披露されたオラトリオ「水のほほえみ」に代表されるように、小学生を新たに加えた演奏は、市内外から訪れた人々に大きな感動を与え、伊達市の音楽レベルの高さを示しました。今後においてもぜひ小学校・中学校における音楽活動への取組みの活性化に期待を寄せているところです。
                      教育長  菅野 善昌

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伊達市の子どもたちに貴重な体験の場!

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去る8月2日(木)〜6日(月)にかけて「第5回つながる福島Jr.ユースキャンプinあち」が開催されました。これは、今年で5回目を数え、長野県阿智村において、同村の全面的な支援によって本市の子どもたちが4泊5日のキャンプに招かれたものです。今回は、本市の中学生7人とグループリーダーとして高校生7人の合計14人が参加しました。
8月2日(木)は、朝7時に保原本庁舎前で出発式が行われ、バスに乗り込んで阿智村に向けて出発しました。途中休憩や地元の公営施設(施設名は「湯ったりーな」)での入浴などをはさんで午後4時半ごろに宿泊施設「浪合(なみあい)中学校」に到着しました。
この浪合中学校では、阿智村の熊谷秀樹村長さんと地元のボランティア高校生が出迎えてくださいました。さっそくオリエンテーションが行われ、村長さんの歓迎のあいさつやキャンプ上の約束などを確認した後、予定されていたプログラムに沿って活動が開始されました。
 長野県阿智村は、「日本一の星空と花桃といで湯の郷」をキャッチフレーズに日本一の星空で最近大きな脚光を浴びているところです。標高は約400mあり、特に朝晩はさわやかに感じました。この快適な環境の中で、魚のつかみ取りや川遊び、ナイトウォーク、登山、星空観望会、五平餅づくり体験、温泉郷散策、キャンプファイヤーなど、地元のボランティアとの交流を含めながら様々な体験学習が行われました。6日(月)の夕方には、全員が元気な笑顔で無事に保原本庁舎前に帰ってきました。
 このキャンプの宿泊場所は、廃校となった中学校の校舎でした。また、食事は、阿智村婦人会、浪合地区婦人会の皆さんが、交代で作ってくださいました。また、様々な体験の講師は、地元の村役場の職員や住民の皆さんがそれぞれの得意分野を生かして担当してくださり、地元の人たちの心温まる手作りのキャンプという印象を強く受けました。
 参加した子どもたちは、このキャンプでの出会いや豊かな体験を今後の生活に生かすとともに、お世話になった周りの方々への感謝の気持ちを忘れないでほしいと思います。
                            教育長 菅野善昌

感銘を受けた伊達市「こども論語塾」

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去る6月23日(土)、霊山中央交流館で開催された「こども論語塾」を参観してきました。
「論語」だけに縦書き表記のほうが伝わりやすいと考え、次のリンクを貼りました。
青色の場所をクリックしてご覧ください。
教育長の部屋7月

伊達市の子どもたちの力・音楽の力ってすごい!

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 去る5月27日(日)、伊達市吹奏楽きらめき事業として、伊達ジュニアウィンドオーケストラ(伊達中学校、梁川中学校、松陽中学校、桃陵中学校、霊山中学校、月舘中学校の合同吹奏楽部)と東京藝術大学ウィンドオーケストラの合同演奏会が、リニューアルしました保原体育館を会場に開催されました。
合同演奏会の他に、賛助出演として伊達小学校吹奏楽部、保原高・梁川高・聖光学院高の合同バンド、梁川交響吹奏楽団による演奏や、伊達市楽友協会による合同演奏ステージなど多彩な企画が盛り込まれ、約3時間の演奏会は、あっという間に終わってしまったと感じるほどの素晴らしい演奏会になりました。伊達ジュニアウィンドオーケストラは約110人によるバンド編成で、スケールの大きい重厚な響きで迫力ある演奏でした。
東京藝術大学の教員や学生で編成された東京藝術大学ウィンドオーケストラの演奏は、まさにプロとうならせる見事な演奏技術と豊かな音楽性、そして、透明感に満ちた響きと繊細な表現で聴衆を魅了し、アンコールにもたくさん応えていただきました。
会場の雰囲気も最高潮に達したところで、伊達ジュニアウィンドオーケストラと東京藝術大学ウィンドオーケストラによる合同演奏ステージがありました。150人を超えるバンド編成に伊達市楽友協会による合唱も加わって、「花は咲く」(NHK東日本大震災プロジェクト「明日へ」復興支援ソング)と「伊達市歌」が披露されました。演奏会はこれで終了の予定でしたが、アンコールの拍手が鳴りやまず、加えて東京藝術大学名誉教授の山本正治先生指揮による「ふるさと」も演奏していただきました。
 今回の演奏会を聴きながら、私は心の中に渦巻く不思議な感動と感謝の念を強く抱きました。計り知れない音楽の力の大きさ、そして、その音楽を奏でている人間の演奏に込められた想い・・・その魅力的で幻想的な世界に吸い込まれ、胸が熱くなりました。
演奏後に伊達ジュニアウィンドオーケストラの生徒たちには、次の話をしました。
「国内トップレベルの奏者と合同演奏ができる機会は、この伊達市に学んでいるからこそ実現した。ぜひ、自分たちが生活をしているこの伊達市に自信と誇りを持ってほしい。勿論、自分自身にも・・・。きらめくような夢と希望のもとに毎日一歩ずつ着実に歩んでほしい。」
この演奏会を通して、出演してくれたすべての伊達市の子どもたちの豊かな感性とエネルギーをからだいっぱいに感じることができました。素晴らしい演奏をありがとうございました。
最後になりますが、本演奏会の開催に当たりまして、ご支援とご協力をいただきました山本正治先生をはじめとした関係の皆様に心から感謝を申し上げます。
                教育長 菅野 善昌
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就任のあいさつ

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 このたび、平成30年4月1日付けで教育長を拝命しました菅野善昌です。教育行政の長としての重責を痛感しつつ、身の引き締まる思いです。
 現代は、これまで経験したことがない変化の激しい時代を迎え、価値観も多様化してきています。また、社会が豊かになった反面、人として大切なものがどこかに置き去りにされてしまったように思うこともあります。
 このような社会の中では、多様化・複雑化する様々な課題に対して、いかに適切に対応していくかということが求められます。教育においては、「不易」(時代を超えても変わることがない価値のある、継続して守り伝えていくべきもの)と「流行」(時代や社会の要請に柔軟に応じ、変化を先取りしながら適切に対応すべきもの)という二つの側面があります。私は、様々な課題に対して「不易と流行」を適切に踏まえながら、伊達市で暮らす子どもから大人までの誰もが、生きがいをもち、安心して暮らせることを第一に、将来を展望した教育行政を展開してまいります。
 人づくり、教育全般につきましては、まちづくりの基本となる「第2次総合計画」、「伊達市教育振興基本計画」および「教育大綱」に基づく教育施策への取り組みを着実に推進してまいります。特に、幼児期からの切れ目ない支えによる子育て支援の充実を図るとともに、学校教育におきましては、子どもたちが夢や希望をもち、様々な困難を克服しながらその実現に向けて人生を切り開いていく「生きる力」を身につけさせるため、教師と子どもたちとの信頼関係を基盤とした主体的・対話的で深い学びの実現を目指します。
 また、喫緊の課題としては、子どもたちの望ましい成長を促すより良い教育環境の実現のため学校の適正規模・適正配置や小中一貫校の設立などがあげられます。これらについては、引き続き、保護者や地域の皆様に丁寧な説明をしていくことで、ご理解をいただけるよう努めてまいります。
 生涯学習・スポーツの分野につきましては、今後ますます進展が予想される少子・高齢化を見据え、一人ひとりが生涯にわたって能動的に学び続け、必要とする様々な力を養い、心豊かに生きがいのある生活を送ることができる環境づくりとスポーツの振興に努めます。
文化・芸術の分野につきましては、本市の貴重な文化財および伝統文化の保存と継承に努め、情報の発信を通して市民の興味・関心を高めてまいります。また、市民が優れた文化・芸術に触れ、主体的に参加できる環境を整えることで、個性的で文化の薫り高いまちづくりを推進してまいります。
 結びに、まちづくりは人づくりといわれるように、教育こそが人々の多様な個性・能力を開花させ、人生を豊かにするとともに、社会全体の今後一層の発展を実現する基盤であります。様々な課題解決に向けて、教育委員をはじめ、関係機関や地域の皆様と連携し、誠心誠意取り組んで参りますので、市民の皆様のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。

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