市P連通信第8号
7 月 1 日(土) 茨城県子育てネットワーク委員会研修会
ひたちなか市のひたちなか文化会館で、年に一度の茨城県子育てネットワーク委員会研修会が開 催されました。 約100名の参加者があり、「思春期の子どもに伝わる声のかけ方」というテーマにて講演とワ ークショップを行いました。取手市からは4名で参加。ワークショップでは、利根町、土浦市の方々 と行いました。 最初に、「子どもが幸せになる子育てスタイル」と称し、子供への接し方から講演がありました。 子どもには普段、下校時など、ポジティブ(前向き)なことから声がけをしていくことでコミュニケ ーションが円滑になる。子育ては、迎合、統制型などではなく、支援型で行うことが大事であるこ と。当たり前に思うことですが、ワークショップを通してグループでアウトプットすることで理解 が深まりました。 次に、「思春期の脳の発達」というお題で講演がありました。脳がどのようにできているのかか ら始まり、成長の段階について話がありました。脳は24歳頃まで成長し続ける。初期は”安心感” を求めるところから始まり、共感(EQ)、思考(IQ)と24歳まで段階的に成長するとのこと。その ため、我々の子供たち(中学生)の脳はまだ成長段階であるため、成長過程を理解しながら、子育て をしていくことが必要になりますということでした。 最後には、「伝わる声かけの3ステップ」ということで、支援型の子育てスタイルを実現するため の方法をご教示いただきました。 3ステップということで3つの段階を踏むことを勧めていました。1感情面(気持ちを認める) 2 思考面(何故それが大切、必要なのかを説明をする) 3行動面(圧力を最小限に、選択肢やリクエス トを与える) 実際にワークショップで声に出して行うことで、理解も深まり、腹落ち感が増す研修会でした。 概要報告:取手市子育てネットワーク委員長 大澤隼人 |
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