１０月３１日（木）に、隔年で実施されている鑑賞会が本校で実施されました。高学年の児童の中には、聴いた経験のある子もいるようですが、低学年の多くは初めてだったようです。児童は、画像や写真で見たことのある様々な楽器を目の当たりにして、興奮冷めやらぬ様子でした。
　オーケストラのみなさんには、一つ一つ楽器を紹介しながらその楽器の音色をうまく使っている曲を演奏していただき、楽しみながら学ぶことができました。体育館には、５００人近くが集まっていたものの、曲が始まると、し〜んと集中して聴いていたのが印象的で、子どもたちの鑑賞の様子を褒めるほどでした。さらに、オーケストラ演奏をバックに各教室で練習してきた「気球に乗ってどこまでも」を全校児童で、のびやかに歌うこともできました。聴く側もおおらかな気持ちになる歌声で、オーケストラ演奏は迫力があってすばらしかったですが、子どもたちの歌声も圧巻でした。
　市の広報等で知り、クラシック音楽の好きな方や保護者の方々３、４０人ほど来校し、静粛ながらも楽しく和気あいあいとした鑑賞会でした。

　当初、１０月２４日（木）に予定していたなかよし登山ですが、台風１９号の影響で、登山道の土砂崩れや落石等の危険が考えられ、こどもの国の一部しか利用できない状態だったため、復旧への望みをかけて３０日に延期としました。

　３０日（水）当日は快晴！登山道は閉鎖されていましたが、「やっと行ける！」という、前向きな気持ちで始まった「なかよし登山」でした。
出発式で、担当教諭から「登山はできないけれど、たてわり活動の「なかよし」の部分を充実させようと確認があり、元気に出発しました。いたるところで、たてわり（異学年交流）での思いやる姿が見られ、児童自身が考えて活動する行事となりました。上学年が、下学年のペースに合わせて歩いたり遊んだりするのはもちろんのこと、小さい子の手を取ったり荷物を背負ってあげたり、気を配ったりしていて、高学年児童の責任感には感心しました。

　今年は天気に恵まれ、どの学年児童も出場種目に全力で臨み、自分が属した団の一員として懸命に取り組んでいました。上学年が下学年の面倒を見ながら、連帯感をもってみんな笑顔で応援する姿、声をかけ合って仕事をしたり助け合ったりして過ごす姿が、たくさん見られました。
　保護者ご家族の皆様、地域の皆様には、お力添えをいただきまして、ありがとうございました。