本校長年の願いでありました本館から新館への渡り廊下がはぼ完成しました。これまで教室移動では、雨が降ると傘がが必要でした。これからは、教科書などを持って、雨でも安心して新館へ美術や音楽、技術の勉強に行くことができます。ただ、幅はテニスコートの活用もあるので、２ｍほどです。ゆずりあって通ってください。
　また新しい設備ができて、忠岡中学校は施設面でも充実していきます。

　１月３０日（金）本校にツインバスケットボールチーム「Faith」のみなさんが来てくださいました。いろいろお話を聞かせていただいた後、競技用の車いすに乗って、ツインバスケットボールを体験しました。ゴールをめがけて走るのも右や左にターンするのも腕の力がとても必要で、車いすをコントロールすることの難しさを知りました。　　　　　　
　今回の体験で「自分たちにはこれから何ができるか」「心のバリア」をなくすためには、と考えるきっかけになりました。

　忠岡町立忠岡中学校は１９４７（Ｓ２２）年４月２１日に創立し、これまで１３６２５人の卒業生を送り出してきました。今年の４月には、７０期生が入学し新たな歴史を刻み続けます。
　本校の教育目標は「生徒の心に火をつける」です。受け身ではなく、自ら進んで何事にも取り組み、課題を解決し自信をつけていく生徒の育成をめざしています。地域に根ざした忠岡中学校ならではの取り組みを紹介しますので、ぜひこのホームページの各項目をご覧ください。

　忠岡中学校は、道徳を教育活動の中心に据え、学校を挙げて取り組んでいます。本校の道徳は、校長・教頭も含め、すべての教職員が道徳の授業をします。写真は１年生のクラスで「生命の尊重」をテーマに卵を用いて授業を教頭先生がしています。生徒たちは、自分が担当する卵を我が子に見立てて、さまざまなシチュエーションでどんな感情が芽生えるかを体験します。自分の卵を一時的に預けるときに「嫌です！」という声があちこちから上がるほど、卵（我が子）への思いが強まっていました。わずか５０分の授業ですが、生徒の心に変化をもたらす授業をめざしています。

　３年生は中学校最後の定期テスト「卒業テスト」を受けています。教室には、静かな緊張感が漂い、３年生の真剣さが満ちあふれています。このテストが終わり、２月になると、たくさんの３年生が私学入試、公立前期入学者選抜、公立校旗入学者選抜に挑みます。