最新更新日:2019/03/26 | |
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3.11の追悼のための全校集会を行いました。2011年3月11日。震度7という考えられない強い地震。東日本大震 災が起こり、それに伴い東京電力福島第一原発事故が起こりました。そのため、たくさんの尊い命が奪われ、住む家もなくなってしまう等悲しい出来事が起こりました。間もなく8年が経ちます。 私達は、この3月11日の震災を迎えるにあたり、振り返り、学んだこと を次に生かすことが大切です。 8年経った今だからこそ、2つが大切です。 一つ目は、「万が一のことを考え行動すること」です。昨年は全国各地で 災害が頻発しました。地震など災害が起こったら、慌てないで落ち着いて行動することが大事です。そのためには、日頃から、話を良く聞き、自分の命は自分で守れるように、いつも心がけ行動できるようにしましょう。また、家庭でも、「家族と万が一地震等災害が起きたときどうするか話し合っておくこと」も大切なことです。 二つ目は、「福島県民として、誇りと自信を持ち自分の夢や目標に向かって精一杯頑張ること」です。私達は、福島県民として、「復興」へ向け一丸となって取り組んできました。その結果、着実にもとの生活へ戻ってきていますが、一方では自分の生 まれ育ったところとは違う別の所で、今もなお4万人近くの福島県民が避難 生活をしています。福島県は今も復興しているところと解決しなければならない課題がたくさんあります。 しかし、後悔ばかりしていても前には進めません。そうです。人間は「前向きに取組むこと」が大事なのです。このような苦しい状況に負けないで立ち向かっていく姿勢を見せることが、震災で亡くなられた人達、避難生活をして頑張っている人達、応援してもらった多くの方々に対する責任や使命を果たすことができるのだと思います。 まもなく新しい時代の幕開けを迎えます。 来年、2020年には、東京オリンピック、パラリンピックも開催されます。福島県を応援してくださったたくさんの人が、この福島県、いわき市にもやってくることでしょう。将来に向け、私達一人一人が夢や希望を持ち、失敗をおそれず挑戦をする姿を見せることが「復興」の大きな力になると信じています。 「生まれてよかった 住んでよかった 来てよかった」と思える希望に満 ちた豊かな福島の未来を切り拓くため 復興に向けて 大きく羽ばたけ 頑張れ ふくしま 輝け 藤原っ子 |
いわき市立藤原小学校
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