今年度の思春期講演会は、【「いのちのはじまり・誕生・そして今の自分」
〜母親から子へ伝えたいこと〜 】をテーマに開催しました。
講師には、現在育児休業でお休みしている本校職員の金賀幸江教諭に依頼しました。
養護教諭から「いのちのバトンとしての受精」について説明した後、金賀教諭から「妊娠・出産・育児の大変さと喜び」について赤ちゃんの写真と共に話を聞きました。
後半は「あかちゃん あるあるクイズ」、サプライズゲストとして生後6ヶ月のご子息が登場し、会場からは「かわいいー!」の声。母親としての子を想う気持ちを十分聞くことで、生徒達もやさしい表情へ。心温まる時間になりました。
講演後のアンケートでは、男女問わず、
「自分もあんなふうにかわいがられていたと思うと、しっかり生きていこうと思った」(2年男子)、
「私達が生まれた時の母の気持ちなど、よく理解できた。この講演を聞いて、母をありがたく思いました」(1年女子)、
「今、母親とよくけんかになって暴言を吐いたりしてしまうけど、なおしたいです。いままでずっと育ててきてくれた親にありがとうと言いたいと思いました。赤ちゃんは、とてもかわいかったです」(2年女子)、
「自分もいつか子どもを授かったら、大切に育ててあげたい」(3年男子)
等、期待をはるかに超える生徒達の感想に目頭が熱くなる思いでした。
この感動と親への感謝を胸に、いのちを大切に成長していって欲しいと思います。