最新更新日:2024/06/05
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4/21 七冠達成!

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 もう皆さんご存じのように、囲碁棋士の井山さんが七冠を達成しました。今日の中日春秋に、次の話が掲載されていました。すでに読まれているかとも思いますが、引用します。
(引用)

 囲碁棋士の井山裕太さん(26)が、プロになりたいと思ったのは、プロになりそこねた、まさにその時だったという。

 小学5年の井山少年は、史上最年少でのプロ入りを目前にしながら、大一番で負けた。対局室から出た瞬間にわっと泣きだし、何時間も泣き続けた。5歳で囲碁を覚えて以来、ただただ楽しく打っていたが、初めて本当の悔しさを味わった。

 この黒星が、少年をプロに変えた。その一年後にプロ入りを決めると、驚異的な勢いで勝ち進み、名人や天元などを史上最年少で獲得していった。

 この天才の師匠が、石井邦生さん(74)だ。小学1年の井山少年を弟子にしてから、千回にも及ぶ対局で鍛えた。「とにかく、好きな所に打て」と盤上では自由にさせたが、礼儀は厳しく教えた。教えるといっても言葉ではなく、自分が碁盤に向かう姿で示した。とりわけ負けた時の姿勢を、弟子は師匠から学んだという。

 井山さんはきのう、七大タイトルの同時制覇という囲碁界で初の快挙を成し遂げた。だが、師匠も負けてはいない。石井さんは今年、通算千勝を達成した。千勝は史上21人目だが、74歳3カ月での達成は、史上最年長。タイトル獲得の経験がない棋士による千勝は、史上初である。

 ゆっくりと、しかし、倦(う)まず弛(たゆ)まず歩む。そういう師がいればこそ、井山さんは七冠という未踏峰を登り切ったのだろう。
(引用終わり)

 この話からは様々なことを学ぶことができます。
 人は失敗(負け)から学ぶことが大きいこと、大切なことは礼儀であること、そして、たゆまぬ努力。七冠達成を陰で支えた力の大きさを、考えていきたいですね。(画像は、中日新聞より)
 
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