最新更新日:2024/06/11 | |
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8/25 人の手この興味深い記事が、掲載されていました。 昨日の中日春秋にも載っていましたので、読まれた方も見えると思いますが、あらためて掲載します。 (引用) 米国には何と68年間もしゃっくりをし続けた男性がいたらしいが、そもそも私たちはなぜ、しゃっくりをするのか。そこには両生類と人類をつなぐ進化の歩みが潜んでいるらしい。 オタマジャクシは、肺とえらの両方で呼吸する。えら呼吸する時には肺に水が入らないようにするため、声門を閉じ気管に蓋(ふた)をする必要がある。その時の神経と筋肉の動きが人間に起きるのが、しゃっくり。 それは、オタマジャクシから受け継がれた「進化のお下がり」なのだと、米シカゴ大の進化生物学者ニール・シュービン博士は指摘する。 博士らは手や足の進化の謎に挑み続け、腕立て伏せができるほど発達した四肢を持つ3億7500万年前の魚の化石を発見するなど、海から陸へと進出した生命の歩みを明らかにしてきた。そして今度は、私たちの手の骨の由来を突き止めたという。 マウスとゼブラフィッシュの遺伝子の働きを調べたところ、哺乳類の手や前足の骨は、魚のひれにある軟らかい骨が進化してできたものだと分かった。魚類から両生類、哺乳類へと続く長い長い進化の謎の一端が、解かれたのだ。 私たちの体のなかには「内なる魚」がいる、とシュービン博士は著書『ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト』で説く。酷暑で額の汗をぬぐう我が手のなかには、かつて清らかな水をかいていた、しなやかなひれが潜んでいるのだ。 (引用終わり) 科学は、日々進歩しています。 それに伴って、分かってくることがたくさんあります。では、足は何が進化したのでしょうか。きっとこれも解明されるときがきそうですね。 (写真はウィキペディアより) |
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