最新更新日:2024/06/07 | |
本日:49
昨日:140 総数:1110263 |
1/17 鎮魂昨年度は20年ということを、このホームページでも紹介しました。 21年前の今日の午前5時46分。 強い揺れで、布団の中で目が覚めました。 いったいどこが震源地なのだろう、と布団の中で思っていました。その後、ニュースを見ると阪神地方だということでした。愛知県でこれだけの揺れなので、被害はどれくらいなのか凄く心配しながら、勤務していた学校に向かったことを覚えています。 当時の記録では、地震規模はマグニチュードで7.3。 犠牲者は、死者6434名、行方不明者3名に上ります。 阪神高速道路が傾き、バスがぶら下がっている映像や、あちらこちらから煙が上がり、火事が起こっている映像が忘れられません。壊滅した町を見ると、本当に復興できるのかという不安が頭をよぎりました。 現在、神戸のまちを訪れると、外見上は震災の傷跡はほとんど残っていません。けれども、心の傷がいまだに癒えていない方々もたくさんみえます。 この地方も、いつ大地震が起こっても不思議ではない状況です。 今日の日をきっかけに、今一度、地震対策を考え、実行する必要を感じました。 (画像は中日新聞より 右側は宮城県の様子です) 1/16 悲しい事故がここ数年、バスによる死亡事故のニュースを耳にします。けれども、この事故を聞いて思い出したのが、1968年(昭和43年)8月18日の飛騨川バス転落事故です。豪雨による土砂崩れのため、バス2台が流され飛騨川に転落してしまいました。このとき、2台のバスには107名が乗車していましたが、104名の命が奪われてしまいました。本当に悲惨な事故でした。 失った命は二度と戻ってきません。 家族の皆さんのことを思うと、胸がふさがります。 今回の事故では、事故で車外に投げ出されて亡くなった方が多数みえます。シートベルトをしていなかったようです。また、シートベルト着用のアナウンスもなかったと聞きます。 今日の中日新聞の中日春秋に次の記事が掲載されていました。長くなりますが、引用します。 「100万を超える人々の命を救った男」。そう称賛される発明家がいる。スウェーデンに生まれ、14年前に82歳で逝ったニルス・ボーリンさんだ。 その名は聞いたことがなくても、彼の発明品には日々お世話になっている。ボーリンさんは、自動車の三点式シートベルトの生みの親なのだ。1950年代には腹部だけを締める二点式ベルトが一般的だったが、自動車メーカー・ボルボの技術者だった彼は胸と腰を同時に締めるベルトの開発に挑んだ。 とにかく簡便でなくては使ってもらえない。使ってもらえねば命を救えない。そう頭を絞って編み出したのが、一本のベルトを折り返し、一つのバックルで留めるだけの簡潔なデザイン。何げなく使うシートベルトをあらためて見れば、なるほど見事な着想だ その希代の発明家も泉下で唇をかんでいるだろう。軽井沢のバス転落事故で14人もの命が奪われた。乗客の証言によれば、ベルト着用の指示が出されることもなく、多くの乗客が着用していなかったという。着用が徹底されていれば助かった命も…と思えてならない。 ボルボが新ベルトの開発に取り組んだのは、当時の社長が親族を交通事故で失ったからといわれる。同社は一人でも多くの命を救えるようにと特許を無償公開して普及に努めた。 そんな先人たちの思いも、私たちがカチッと締めねば、実ることはない。 (引用終わり) バスもシートベルトをしめることになっています。林間学校や修学旅行、社会見学など、バスに乗るときはシートベルトを着用するようにアナウンスもあります。 「シートベルトは、カチッと締める」ことを教訓としたいと思います。 1/15 学校公開を終えて
今日の学校公開へのご参加、ありがとうございました。
本当にたくさんの保護者の方々に見に来ていただきました。ありがとうございました。3学期が始まってすぐの学校公開日でしたが、子どもたちの様子はいかがだったでしょうか。今日は、通常授業を行っている学年が多かったです。子どもたちは、比較的落ち着いて授業に取り組んでいました。3学期のスタートとしては、大変よかったと思います。 また、アンケートへのご協力ありがとうございました。これまで、5月、9月、1月と3回とらせていただきました。5項目ありましたが、3項目はほとんど変わりませんでした。後の2項目については、5月に比べてだんだんよくなっていることが下のグラフを見るとわかります。 ただ、まだまだの部分もありますので、今後も引き続き徹底していく必要性を感じています。1月29日に授業研究発表会を行いますので、それに向けてもしっかり取り組んでいきたいと思っています。 授業公開の様子は、明日、明後日の土日にもう少し写真で紹介をしていきます。 今日は、本当にありがとうございました。 1/14 明日は学校公開日
明日の2,3時間目は学校公開日です。
今回は同時に書き初め展も行っています。子どもたちが考えて選んだ言葉を、しっかりと書きました。ぜひご覧ください。 3学期が始まって、1週間が過ぎようとしています。冬休み後ということで、欠席が多いのではないかと心配しましたが、おかげさまでインフルエンザの子どももいなくて、順調な滑り出しをしました。授業も、比較的落ち着いて取り組んでいます。そんな様子も見ていただければと思います。よろしくお願いします。 1/13 良心の囁き善いことをすすめ、 悪いことを制止してくれる “王さま”が住んでいる。 悩んだとき、迷ったとき、困ったとき そんなときは、自分の良心の囁きに耳をすまそう (「置かれた場所で咲きなさい」 ノートルダム清心学園理事長 渡辺和子著) この言葉を読んだとき、何と素敵な言葉だろうと思いました。 こんな王さまを、ぜひ大切にしてほしいと思います。 1/13 寒い朝にこの冬一番の冷たさになったところもあるようです。今まで暖冬になれてきた体には、少し応えますね。でも、これで平年並みだそうです。今までいかに暖かかったかがよくわかります。これからしばらくは寒い日が続きます。「初雪」が降るかもしれません。体調には気をつけてほしいと思います。 さて、今日から3日間、八幡中学校2年生の生徒が職場体験で小学校に来ています。1年生を中心に学級に入ってもらいます。小学生にとっては楽しみですが、中学生は小学生に追いかけられて、なかなか大変かもしれませんね。先生の仕事について、少しでも勉強してもらえればと思っています。 1/12 七は何の数?(引用) 烏(からす) なぜ啼(な)くの 烏は山に 可愛 七つの 子があるからよ 可愛 可愛と烏は啼くの 可愛 可愛と啼くんだよ 山の古巣へ 行って見て御覧 丸い眼をした いい子だよ 大学生を対象に、次のような授業を行った。ひと通り歌った後に「七は何の数」と問う。年齢か、それとも子供の数か。 烏は7歳まで生きないし、7羽も生まない。曲が発表された童謡雑誌『金の船』(大正10年7月)には、7羽の烏が描かれている。一方、日本の風習である「帯解き式」を迎えた7歳の女の子をイメージしているという説もある。このようなことを紹介した。 続いて、話者(詞の中の話し手)を問う。「誰?」「誰と誰?」「あるいは誰と誰と誰?」どういう状況なのか。 「お母さんと子供」という答えが多い。「小さな子供とお母さんの会話のようだ」と。全体が納得しかけたときに、「もう一人、おばあちゃんがいると思う。お母さんが、子供に一人で山の古巣に行ってみなさいと言うかな。おばあちゃんが、母と子に言っているのが自然だと思う」という発言があった。「なるほど」と共感する。 ちなみに、作詞した野口雨情は、この詞について次のように言う。(現代仮名遣いで紹介します。) 「静かな夕暮に一羽の烏が啼きながら山の方へ飛んで行くのを見て少年は友達に『何故烏はなきながら飛んでゆくのだらう』と尋ねましたら、『そりゃ君、烏はあの向うの山にたくさんの子供たちがいるからだよ、あの啼き声を聞いて見給へ、可愛い可愛いといっているではないか、その可愛い子供たちは山の巣の中で親がらすの帰りをきっと待っているに違いないさ』という気分を歌ったのであります」(『定本野口雨情 第8巻』未来社) 子供の感情に寄り添いながら、芸術的にも質の高い歌曲を目指して創作された大正期の童謡には、豊かな詞と音楽の世界がある。 (引用終わり) いかがでしょうか。 歌の歌詞にもいろいろな意味や感情を持っています。その歌詞を味わいながら歌うと、また違った歌のように聞こえるかもしれませんね。 1/12 朝会まず最初に、バドミントン大会の表彰を行いました。たくさんの子どもたちが活躍しました。おめでとう。 私は、インフルエンザについて話をしました。今日、学校に来るとき、ちょうどラジオでこの話題が出ていたので取り上げました。 例年は12月くらいからインフルエンザが流行し始めますが、今年は暖冬のためまだ流行していません。けれども、1月になって天気が冬型になったため、インフルエンザの流行が危惧されます。インフルエンザのウィルスは、寒さと乾燥が大好きだからです。 ラジオでも言っていましたが、予防は手洗いとうがいをしっかりすることが一番だそうです。すでに、予防注射をした子どもも多いかと思いますが、安心せずしっかり手洗い、うがいをしましょう。 短い3学期です。学校を休まないためにも、普段から心がけて生活していきましょう。 1/11 明日は学校さて、明日から授業も本格的に始まります。 始業式に話した授業についてのこと、覚えていますね。 そんなに難しいことを話したわけではないですね。 明日からの授業では、始業式の時の話を思い出して、しっかりと取り組みましょう。 1/11 成人の日今日も朝は冷えましたが、よい天気になりましたね。 今日は成人の日です。成人の日は、国民の祝日に関する法律で定められており、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨としています。 皆さんご存じのように、以前は(1999年まで)は1月15日でした。けれども、2000年に導入されたハッピーマンデー制度により、1月の第2月曜日となりました。 本来はこの日に成人式が行われますが、地域によって様々になっています。 知多市も、昨日、成人式が行われました。 中学校卒業から、5年を経ちました。成人式は、大人としての自覚をもつ20歳になってほしいという願いも込められています。この日をきっかけに、成人としての自覚を新たに、輝く未来に向けてがんばってほしいと思います。 (画像は中日新聞より 三重県伊勢志摩の成人式のようすです。) 1/10 若者よ 失敗は財産お二人は、まず「若いころの失敗は財産。失敗して成長する」と励ましました。 赤崎さんは故・湯川秀樹さんが物理学賞を受けた1949年に京大に入学し、「まだ焼け野原が残っていたが、自分も、誰もやったことがないことをやってみたいと強く思った」と回想。「若い時は、人生のキャンバスに余白がかなりある。焦らずにやりたいことを見つけて」と呼び掛けました。 山中さんは実験で仮説と違う結果が出た経験を振り返り、「人間が考えても、分からないことばかり。自然は意外な答えを返してくれる」と指摘。「勉強は必要だが、先生や教科書が間違っているかも、と疑う気持ちも大切」と語りました。 質疑で愛知県岡崎市の方は教訓を尋ね、山中さんは「人間万事塞翁(さいおう)が馬。人生で起きることは、何が良くて悪いか、分からない」と話されました。 大阪の大学生は研究者に求められる資質を問い、両氏は「好奇心」と強調されました。 (引用終わり) 人はどうしても失敗を恐れ、失敗しないように慎重に物事を運ぼうとします。それは決して間違いではありませんが、失敗はおこるものです。特に若い内はそうです。要するに、失敗した後どうするかが大事だということだと思います。それが、成長することの分かれ道になるのかもしれませんね。(写真は中日新聞より) 1/10 交通事故死0の日くれぐれも交通事故に遭わないように気をつけましょう。とくに、自転車の乗り方に注意しましょう。 さて、1月4日に昨年1年間の交通事故の状況が発表されました。 それによると、昨年1年間に、全国で発生した交通事故で死亡した人の数は、4117人で、前の年より4人増え、15年ぶりに増加しました。 都道府県別で、最も死者数が多かったのは、愛知県で13年連続となります。次いで大阪府、千葉県となり、都市圏に集中しています。また、65歳以上のお年寄りは、前の年より54人増えて、2247人で、死者数に占める高齢者の割合が、1967年以降で、最も高い水準となりました。 愛知県は13年連続という不名誉な記録をつくってしまいました。交通事故を防ぐには、一人一人が気をつけていくことが大切です。 飛び出しをしたり、自転車の危険な乗り方をしたりしないように注意していきましょう。 1/9 ちょっと教育の話をかつては、大量生産・大量消費が中心の社会でした。そのときは、「言われたことを言われたとおり効率よくこなす」労働者が求められてきました。そのため、学校教育も、子どもに「決められたことを決められたとおりに勉強させる」ことが大切にされてきました。 けれども、現在、社会には商品があふれ、企業は新しいサービスを見いだし続けなければならなくなりました。そして、様々な専門職(医者や教師等)も専門知識がめまぐるしく更新されるだけでなく、多様な職種の人とも協力し合って課題を解決することが求められるようになりました。 そういう社会の中で、よく指摘されることとして、今の小学生が社会に出る頃、この子どもたちの6〜7割は、今はない仕事に就くだろうと言われています。また、けっして少なくない職業が、その頃にはなくなっているかもしれません。 (教職研修2015年12月号の教育哲学者、苫野一徳の文章より引用) こういう時代を生き抜いていく子どもたちが、今までのように「決められたことを決められたとおりに勉強させる」だけでは、とうていだめです。自分の考えをもって、自分から進んで、みんなと協働して学びを深めていく、そんな自主性がなければなりません。今回のアクティブ・ラーニングの考え方は、大学や高校の授業改革からでてきたことです。けれども、小学生でも決して無理なことではありませんし、既に取り組んでいることでもあります。これからの社会を生き抜いていく子どもたちのために、アクティブ・ラーニングの考えを取り入れた授業づくりもしていきたいと思っています。 1/8 チャレンジ(前略) 帰り道、「今年はどんな一年になるのかしら」と考えながら歩いた。 自然災害、中東問題、中国経済の減速など課題は多い。しかし臆病になれば一歩も足を前に踏み出せなくなる。今年も見たこともないものを見て、やったことのないことにチャレンジしたい。東京ニュービジネス協議会の会長として、積極的に日本経済への貢献を果たしていかなければと思いつつ、空を見上げると東に輝く木星に寄り添う下弦の月が見えた。 前にも書きましたが、申年は、伸びる年です。伸びるためには、現状を打破するためのチャレンジも必要でしょう。今日の紙つぶてを読んで、あらためて感じました。 1/7 七草がゆ欠席状況や子どもたちの表情を見るためです。 教室をのぞいてみると、笑顔いっぱいで元気に過ごしている子どもたちの姿を見ることができました。3学期、素晴らしい一歩が踏み出せたと思っています。3学期は短いですが、明日からも八幡小学校の子どもたちが、毎日充実して過ごせるように、力を尽くしていきますので、今年もご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。 話は変わりますが、今日、1月7日の朝は、「七草がゆ」を食べる風習があります。皆さんのご家庭では、食べられたでしょうか。我が家は、残念ながらそういう風習はありませんので、いつもの朝食でした。 さて、七草は何かを知っているでしょうか。 七草とは「芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)」の7種をさします。よくわからないものもありますね。 現代の名で言えば、「菘(すずな)」は、「蕪(かぶ)」を指し、「蘿蔔(すずしろ)」は、「大根」を指します。 「秋の七草」もありますが、一般的には「七草」と言えば「春の七草」を指します。 この7種の野菜を刻んで入れたかゆを「七草がゆ」と言い、「邪気を払い、無病息災、五穀豊穣を祈る」ものとして食べる風習があります。 けれども、実際は、正月のおせち料理などで疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もあると言われます。 明日から寒さも平年並みになる予報です。健康に気をつけて、これからの寒い冬を乗り切っていきましょう。 (画像はウィキペディアより) 1/7 表彰と担任紹介また、ピアノコンクールで優秀な成績を収めた子どもの表彰を行いました。よく頑張っていますね。おめでとう。 1/7 始業式始業式では、以前このホームページでも紹介しました、「申」について話をしました。漢字を使うので、はじめてプレゼンを使って話をしました。 動物のサルは「猿」と書きます。「けものへん」がついていますね。けれども、干支のサルは「申」と書きます。高学年の子は「しん」と読むことを知っていますね。 この「申」に人を表す「にんべん」をつけると、「伸」となって、「のびる」と読めますね。平成28年は、この字にあやかって「伸びる」年にしてほしいと思います。3学期は大変短い学期です。けれども、卒業や進級に向けて、大変大事な学期でもあります。まずは3学期。「伸びる」ことを意識して生活してほしいと思います。 次に、4月に話した3つのこと、「授業に真剣に取り組むこと」「集まったときは静かにすること」「あいさつをしっかりすること」ができるようにしましょう。 ここでは、授業について話をしました。11月下旬に先生方に授業の基本的なことに統一して取り組もうと話をしました。そのことを、皆さんにも話をしておきます。画面に写真がでてきますので、わかりやすいと思います。 「机の上をきれいにすること」「手を挙げるときはまっすぐあげること」「本を読むときは、本をしっかり持って読むこと」「黒板に書かれためあてをノートにきちんと書くこと」「発表している子どもの方を見ること」の5つです。先生たちも意識して授業に取り組んでいきます。皆さんも意識してしっかり取り組みましょう。 では、充実した3学期にするために、しっかり取り組んでいきましょう。 1/6 明日は始業式
明日は始業式。
いよいよ3学期が始まります。 3学期は1年で一番短い学期です。けれども、卒業や進級にともなう大変大切な学期でもあります。そういう3学期のスタートがきちんときれるように心の準備をしっかりして登校しましょう。 子どもたちがいない学校は寂しいものです。 明日から子どもたちの笑顔と歓声が戻ってきます。 先生たちも、冬休みの間に成長した子どもたちに会えるのを楽しみにしていますよ。 1/6 小寒「小寒」は、小さい寒さと書くように、寒さが厳しくなり始める時期という意味があります。けれども、実際はすでに寒さが本格化していますね。 テレビの天気予報などで俗に言う「寒の入り」は、小寒を指しています。そして、寒の入りに当たる小寒から節分の前日までを寒の内(かんのうち)と言い、一年で最も寒い時期としています。 昨日までは暖かい日が続いていましたが、寒さが平年並みに戻ってくるようです。 明日は始業式。いよいよスタートです。明日、元気に登校できるように、体調をしっかり整えておきましょう。 1/5 ちょっと音楽の話をクルト・マズアといっても知っている方は、よほどの音楽好きでしょう。 彼は、ドイツ東部に生まれ、ライプツィヒでピアノ・作曲・指揮法を学びました。その後指揮者として活躍し、特に1970年〜1996年まで26年間にわたり指揮者を務めた、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団との演奏は、素晴らしいものがありました。 彼をもう一つ有名にした出来事があります。それは、1989年10月9日、ベルリンの壁崩壊につながったとされるライプツィヒの月曜デモのときです。民主化を要求するデモ参加者は7万人。秘密警察と軍隊の銃口は市民に向けられました。このときマズアは、東ドイツ当局に対して市民への武力行使を避け、平和的解決を要望するメッセージを発表しました。この行動は当時国際的にも注目を集めました。 当時の東ドイツの情勢を考えると、彼の行動はまさに命をはった行動でした。だからこそ、ベルリンの壁が無血開場されたことにつながったこの発表は、心に残る素晴らしいものでした。彼の信念の賜です。 巨匠の一人として、長く指揮棒を握り、最後まで指揮者として活躍しました。晩年の、車いすにのっての指揮ぶりは、感動を覚えたものです。 彼の行動は長く語り続けられることでしょう。ご冥福をお祈りします。 (画像はウィキペディアより) |
知多市立八幡小学校
〒478-0001 住所:愛知県知多市八幡字里之前84 TEL:0562-32-0079 FAX:0562-33-7288 |