最新更新日:2024/05/28
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お礼状を紹介しました

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 9月末にお礼状をいただきながら、全校に紹介する機会がなかなかありませんでした。学校祭(文化祭)のでジャズダンスを披露してくれた卒業生のKさんからのお礼状です。本日の生徒朝礼で、やっと紹介ができました。

 こんな手紙です。

「先日は、ありがとうございました。母校で踊るという貴重な体験ができて、本当によかったです。このような機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。中学生の皆さんに少しでも刺激を与えられていたら嬉しく思います。富貴中学校の卒業生でよかったなと改めて感じることができました。
 高校3年生なので、これからの人生を決める大切な選択をすることがありますが、支えてくれる人や自分を信じて進んでいきます。この度は本当にありがとうございました。」

 彼女はダンスの国際大会にまで出場するほどです。しかし、お礼状からも感じることができるように、とても素直で謙虚です。だからこそ、周りの人たちが応援してくれるのです。
 高校3年生なのにきちんとお礼状を出せるということ自体、驚きです。大人でもなかなか書けません。きっと、ご両親の教えがあってのことだと思いますが、それを真摯に受け入れる素直さがとても素晴らしいと思います。

 さまざまな機会に、「素直でいることの大切さ」を話してきました。私は人が成長する上で欠かせないのは「素直さ」だと思っています。素直な子は絶対に伸びます。逆にいえば、素直さをなくしている子は、これも「絶対」を付けていいほど伸びません。
 素直な富貴中生でいてほしいと、願ってやみません。

中学生海外派遣帰国報告会

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 先週金曜日(17日)に、武豊町小中学生海外派遣帰国報告会が町民会館でありました。小学生は韓国のソウルへ、中学生はオーストラリアのケアンズへ派遣された子どもたちの報告会です。
 
 ホームステイに向けた夏休み中の研修会の紹介から始まり、セントレアでの出発式の様子、キュランダ(熱帯雨林)の観光、ホームステイ、セント・ザビア校での授業参加など、楽しそうな写真と共に海外での生活で感じたことをていねいに報告してくれました。

 印象に残ったのは、やはりホストファミリーとの関わりです。短い期間とはいえ家族の一員として受け入れてもらったこと、ホストファミリーから大切にしてもらったことなど、心と心の交流ができたことが一番の収穫です。

 今回の経験が、子どもたちの成長に大きく影響することは間違いありません。国際社会を生き抜く力を、さらに高めてほしいと思います。

 ※右の写真は、報告会の中で町長さんから質問を受け懇談しているところです。

町制60周年記念事業に富貴中生も参加しました

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 台風19号の影響を心配しながらも、12日の日曜日には「町制60周年記念式典」「武豊町ふれあい山車まつり」が開催されました。町民会館で開催された記念式典では、そのアトラクションとして合唱部が東大高保育園の園児と『武豊讃歌』を復刻・披露しました。
 また、ふれあい山車まつりの会場では、60名もの富貴中生がボランティアとしてゴミ拾いやゴミ集積所の清掃活動を行いました。

 地域の一員としての自覚をもち、よりより武豊町を目指して努力する富貴中生の姿を見て、将来は高い「市民意識」をもった町民に成長してくれるはずであると確信しました。

 町制60周年記念事業は、武豊の子どもたちが「町の将来を担っていこう」という意識を高める上でも、意義あるものになりました。

「自主的」だからこそ意義深いのです

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 3年生が、今日から「あいさつ運動」を昇降口で始めました。級長会の発案によるキャンペーン活動です。加えて、毎月20日には東大高保育園付近でも運動をするようです。自分たちでできることを、自分たちで考えて実行しようとする自主性が、とても素晴らしいと感じました。
 3年生は、2年生の時にも「みな凜キャンペーン」という運動を行いました。身なりを正し凜とした中学生になろうという呼びかけでした。自分たちの生活をよりよく改善していこうとする姿は、とても気持ちのよいものです。

 ただ………、冬服(学生服)になった3年生の男子が昇降口にずら〜っと並び、低い声で「おはようございます」とあいさつされると、1・2年生はビビってしまいそうです。3年生の皆さんには「笑顔・微笑み・明るさ」を表現してほしいなあと思い、「もっと高い声であいさつしたら」と言いました。すると…声変わりした声で愛嬌たっぷりのあいさつをしてくれました。(笑)

こんな素敵な光景を見つけました

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 朝の部活動を見て回ると、こんな素敵な光景を見つけました(写真左側)。陸上部の子たちが、脱いだジャージをきちんとたたみ、指令台の横に整然と並べて置いてあるのです。「すべての基本はここにある」と思いました。
 強いチームになるためには…、よい成績を残すためには…、試合で勝つためには…、団結力を強くするには…こういった部活動で目指すすべての土台(基盤)が、あいさつができるなどの「礼儀正しさ」や自分の持ち物を整理整頓できるなどの「自立(自律)心」、そして、そのような指導を受け入れて実行しようとする「素直さ」であると思います。

 陸上部は駅伝大会に向けて“駅伝モード”になってきています(写真右側)。11月15日の県駅伝大会に出場することが当面の目標です。楽しみです。

今朝の風景

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 昨日からテスト週間ですから、朝の学校は静寂に包まれています。

 静けさの中、校門を入ると玄関あたりで竹ぼうきの音がします。玄関ロータリーを自主的に掃除してくれている3年生です。いわゆる「富貴ボラ」の活動をしてくれている子たちです。すばらしい光景です。それだけではありません。同時に、素直な態度で清々しいあいさつをしてくれました。

 今朝はJRの駅から学校まで歩きました。その途中で出会った子たちも「校長先生だ!」と笑顔で声をかけてくれました。

 「今日も気持ちよくスタートできた」と、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

2年D組 T君・Y君 登場!

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 昨日、古地図を紹介したところ、「我が家にもあるぞー!学校ブログに載せてくれー!」ということで、2DのT君が「内海・豊浜・師崎」の古地図を持ってきてくれました。しかし、残念なことに、私は大府在住で、勤務もここ富貴中が最南ですから、南知多の地図を見てもさっぱりわからず…。昭和初期の地図らしいのですが、T君のお父さんが仕事で使うということでした。
 「どんなことで使うのかを、お父さんに聞いてきて」というのを、T君への宿題としました。

 また、今日も登場のY君は、ちゃんと掛け軸を持ってきてくれました。懲りもせずに?律儀に?真剣に?持ってきてくれたことに、半分感謝。でも、社会科の教師なら何でもわかるだろーというのは大間違いで、『鑑定団』ではありませんから掛け軸はさすがにわかりません。
 たった一つわかったのは、今日もまたまたボール紙の箱だったことです。笑えました。

 いずれにしても、「古い物に興味をもつこと」「物怖じせずに校長室の戸をノックできること」「学校のホームページになんとしても載せてほしいと思うこと」など、二人の気持ちがすばらしいと思いました。
 さてさて、次は何が届くのでしょう?

 

東大高保育園と合唱部のコラボ企画が始動しました

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 「さあ、保育園の子、一緒に歌いますよ−」「カスタネットに合わせて歌うからねー」という聞き慣れない工先生(合唱部顧問)の優しい声で、東大高保育園の年長組園児の皆さんと合唱部の歌練習が始まりました。
 これは、武豊町制60周年記念式典で披露する『武豊讃歌』の練習です。

 『武豊讃歌』は30年以上前に作られたもので、町民の間でもほとんど歌われることもなく忘れ去られたような状態になっていました。それを町制60周年式典で、復刻・披露しようということになったのです。とはいうものの、富貴中学校に届けられたのはレコード盤1枚だけでした。学校にはレコードプレーヤーもありません。もちろん、楽譜も伴奏譜もありません。困りました。
 レコードをデジタル変換するとともに、工先生の尽力によって楽譜もできました。

 合唱部はコンクールの合間を縫って練習を行ってきましたが、一つ不安がありました。それは、本校の合唱部が女声合唱ということです。つまり、「保育園児とコラボして、果たしてうまくいくのか?」ということでした。

 練習が始まると不安は見事になくなりました。(工先生の指導の上手さもありましたが)保育園児の元気な声と合唱部の美しい声が、何ともいえない不思議なハーモニーとなったからです。
 工先生の「お歌を…」という優しい言葉に、合唱部もついつい頬が緩み笑顔になりました。

 本番は、10月12日(日)の記念式典後の10時45分頃からです。町民会館「輝きホール」に元気で美しい『武豊讃歌』が響き渡ることでしょう。楽しみです。

興味をもつことはすばらしい!(その1)

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 昨日(9月30日)、2年D組のY君とH君が、校長室に訪ねてきました。Y君が家で古地図を見つけたとかで、「この地図は…」「この地図はなんですか?」という雰囲気を漂わせながら緊張気味に校長室に入ってきました。
 どうやら、昨年、生徒朝会で私が地図コレクションの一部を見せたことを覚えていてくれたようで、「(自分では意味不明の地図でも)校長先生なら…」ということでした。(覚えていてくれただけでも嬉しいです。)しかも、後から聞くと、「かなり骨董的値打ちのあるものでは…」という思惑もあったらしいのです。それを、あろうことか、私が「ボール紙の箱に入っているし、最近の復刻地図だな!」と簡単に夢を打ち砕いたものだから、かなり傷付いたとか。

 とはいうものの、写真のようにかなり大きな古地図です。縦37cmで横幅は2m54cmもあり、『大日本行程大絵図』と書かれています。よく読むと「天保14年5月」「安政4年5月」「慶應元年」などの年号も見られました。幕末の地図です。「宮〜桑名」間の七里の渡しも点線で記載されています。江戸の日本橋を起点に「東海道」「奥州かいどう」「木曾かいどう」「水戸かいどう」…も記されています。
 いわゆる江戸時代の「五街道」ですが???「『木曾かいどう』って?」とか、蝦夷や琉球については端に記名はあるだけになっています。「この時には、すでに伊能図はできあがっているはずだよなあ…」などと、地図を二人に返してからどんどん疑問がわいてきました。
今週の朝会で、織部焼きの器をいくつか見せながら「興味をもつ」ことの大切さを子どもたちに話したところです。これも含めて、Y君たちが古地図に興味をもってくれたことを、私は素直に喜んでいます。さすが中学生です。(次へ続く)
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興味をもつことはすばらしい!(その2)

 さてさて、先の地図については簡単に調べることができました。
 この地図は、今から168年前に初版が出され20年以上にわたってベストセラーになったものです。当時、諸国を旅する人向けに、また、旅好きな人のために絵地図や名所案内などが盛んに作られました。この地図(大日本行程大絵図)もそのうちの一つです。もちろん、木版刷りです。
 社会科の教科書(歴史的分野)にも「遠くの寺社への参詣や旅などが、娯楽として民衆のあいだに広まりました。(136ページ)」と書かれています。現在と同じように、当時の人たちも旅を楽しむことをしていたわけです。

 ところで…二人の持ち込んだ地図は…昭和40年頃に復刻出版されたもののようです。原版は群馬県の高崎商業高校に所蔵されています。
 問題の「値段」「値打ち」は…。
 金額的な問題ではなく「この地図から何がわかるか」「この地図から当時の人々の旅を思い浮かべてみる」などと考えると、値段以上にうんと価値が出てきそうです。

Y君は「今度は掛け軸を持ってくるから」と張り切っていました。いいですね。知的好奇心は学力アップの基盤です。いろいろなことにどんどん興味をもってほしいものです。
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学校行事
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