ひとり言

 春は、『別れ』の季節。そして、『出逢い』の季節。

 教職員の『別れ』と『出逢い』もこの春の季節です。

 日本にはたくさんの学校があります。その多くの学校の中で、1年間だけだとしても、同じ学校で仕事をする。これは奇跡的なことです。その奇跡的な出逢いをこれからも大切にしていきたいと思っています。

 学校の教職員は、何年かで異動していきます。風のような存在です。でも、高井小学校はこの場所にずっとあり続ける地域の学校です。

 この学校に勤めることができる数年間。その数年間を楽しく勤務したいです。そして、どうせ風を吹かすなら、温かく爽やかな風を吹かせたいものですね。

 心からそう思っています。

 来年度の高井小学校は、全校児童の数が670名程度に更に膨れ上がります。

 どんな1年間になるのでしょう。どんな出逢いが待っているのでしょう。今からとても楽しみです。

 いつも遠くを見つめ、大きな心をもって仕事をしていきたいです。

 来年度も全てのクラスが、『素敵なクラス』になっていってほしいと願っています。

『理想の学級』って、全ての子供が『幸せ』を感じることができる学級だと思います。

 大人も同じですが、人は『愛される』『褒められる』『役に立つ』『必要とされる』ことで、幸せを感じるものです。

 学級において目指すべき風土は、一人一人が生かされ、支え合い、認め合う『支持的な風土』です。その反対は、互いに監視し合い、批判し合うような『防衛的な風土』です。

 来年度もみんなで協力して、素敵な学級、素敵なクラスを作っていきましょう。ねっ!
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