ひとり言

 若い方はわからないかもしれませんが、『高倉 健』さんという大俳優がいらっしゃいました。その方の著書を先日、読み返してみました。書名は『旅の途中で』(新潮社)。

 その本の以下の部分に、その当時の私が蛍光ペンでラインを引いていました。

 その箇所には、このように書かれていました。

『人間にとっていちばん贅沢なのは、
  心がふるえるような感動。
  お金をいくら持っていても、
  感動はできない人にはできません。
 感動のもとは何でもいいんじゃないでしょうか。
  美しいとか、旨いと感じるとか・・・

  一週間に一回でいいですから、
  心が感じて動けることに出会いたい。
  とても贅沢だと思いますが、
  感じることをこれからも探し続けたいと思っています。』


 という内容です。

  この本を読み返して、何か元気になりました。ささいなことでも、捉え方次第で大きな感動になり得ます。感動を見つけることが習慣化していくと、感度が磨かれ、感動をキャッチする力も育つ。

 そうなると、自分自身がいきいきと輝く瞬間が増えます。この本では、『感動の種』を探す大切さを教えてくれたような気がします。

 令和6年度の高井小学校の生活では、どんな感動を見つけることができるのでしょうか。今から、とても楽しみです。

 いつも高井小の子供たち、教職員、保護者の皆様から感動をたくさんもらっています。

 きっと、今年度もたくさんの感動体験ができることでしょう。感度を磨き、感動をたくさんキャッチしていきたいと思います。

 そして、前を見つめ上を向いて歩いていきたいです。

 だって、下を向いていたら、虹は見つけられませんから・・。ね!

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