最新更新日:2024/04/27
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校訓 : 「黒潮魂」(明るく・賢く・逞しく) /  第75期生徒会スローガン「笑進(しょうしん) 仲間を愛し、地域に愛される大中生へ」 / 一日生きることは、一歩進むことでありたい。 (湯川秀樹 日本の理論物理学者、ノーベル賞受賞 )

11/14(月) お勉強の話

 こんにちは。
 曇天の大船渡です。
 新人戦県大会明けの今日、朝、出勤した際に、駐車場で、昨日出場した卓球選手(1年生)と遭遇しました。「昨日のスコアはどうだったの?」と聞くとそれを教えてくれながら最後に「とっても口惜しかったです!」とのことでありました。「そうかぁ、残念だったなぁ。けど、これからだからね。」と言いながらも、「この子、きっと伸びていくんだろうな…。」と、そんな予感を抱かせる彼の表情でありました。
 さて、本日は「お勉強のこと」を少し書かせていただきますね。
 以前、中3を対象にした「全国学力調査」のことを書きました。マスコミでは岩手の中学生の数学の平均点は全国ワースト2だと報じたところもあり、こんな言われ方をすると岩手の中学生みんなが数学ができないような印象を抱いてしまいます。ですので、そんな誤解を解くべく、少し書かせてもらいますね。
 大中の「平均点」のことを書かせていただければ、
《全国学力調査》春に実施
◆対象:全国の全ての中3
◆教科:国語A(基本)B(活用)、数学AB。
◆大中の3年生たちの平均点は、国語も数学もAもBも、県平均、全国平均を上回っています。
《岩手県学習定着度状況調査》秋に実施
◆対象:県内の全ての中2
◆教科:国語、数学、社会、英語、理科の5教科。
◆大中の2年生たちの平均点は、5教科共、県平均を上回っており、トータルで概ね30点程上をいっています。
 と、こんな感じになっています。
 ですが、平均点での比較は、ヤジウマ的発想の人なら好むのでしょうが、何の意味ももたないと思っているのです。問題は、このような調査結果を「どう生かすか」ということ。
 例えば、何かのテストをしたとして、その結果については、上の子もいれば下の子もいる。平均点がよかったからと言ってパチパチということにはなりませんよね。大事なのは、下の子をどう少しでもわかるようにしてあげるか、中位の子、上位の子を更にどう伸ばしてあげるかということ、そして、全体を少しでもわかるように導いていくための「授業」をどう創っていったらいいのかと工夫改善を図ること、なのだと思っているのです。
 ですので、テスト結果については、個々生徒は自分の出来ていない分野・領域を明らかにし、その部分の復習を徹底して行うことが大事になってきますし、先生方においては、今後の授業の工夫・改善に生かしていく、そんなことがこのような学力調査においては大切なのだと思っています。いずれにせよ、ことお勉強に関しては「これでよし!」ということはないようです。あっ、そういえば、音楽・美術・技術・家庭・体育という実技教科についても「学力」ってあるのですよ。ご存知でしたか?
 ごめんなさい。長くなってしまいました。
(つぶやき)
◆来週は柔道の県大会です。同じく今朝のこと、遠くを歩いている柔道部の子と遭遇したので、「ゆ○なちゃ〜ん、体重増えた〜?」と聞くと、「増えてませぇ〜ん!」とのこと。この子は既に闘っているのです。柔道は「計量」というものがありますのでね。そして、この子の場合は減量ではなく「増量」しなければならないのです。それも2kgも…。私にとっての2kgは誤差のうちなのですが、この子にとっては深刻なのです。世のお母さん方、この子に「増量の仕方」を教えてあげませんかぁ?結構、カンタンなんじゃないですかぁ?
(本日の写真は、「寒さ」や「受験」に負けず、一心不乱に遊ぶ3年生たちの昼休みであります。)
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学校行事
11/23 勤労感謝の日
11/24 集金日
11/25 生徒大会 集金日
11/26 テスト前部活停止〜28
11/29 2学期末テスト 各種委員会
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