最新更新日:2024/04/27
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校訓 : 「黒潮魂」(明るく・賢く・逞しく) /  第75期生徒会スローガン「笑進(しょうしん) 仲間を愛し、地域に愛される大中生へ」 / 一日生きることは、一歩進むことでありたい。 (湯川秀樹 日本の理論物理学者、ノーベル賞受賞 )

2/16(木) 二つの心 矛盾

 こんにちは。
 昨日とは打って変わり、今日はちょっとばかりぽかぽか陽気の大船渡となっています。
 学校のインフルの方は、1年生でも終息傾向にあり、少しばかりほっとしているところであります。ちなみに、3年生は相変わらず「欠席0」。本当にたいしたものです。
 さて、本日は、ちょっとだけ私の心の中のことを書かせていただきますね。きっと、お父さんお母さん方の中には、「はぁ?何呑気なこと言ってるの?」と思われる方もいるかもしれませんが、お許しくださいね。
 昨日の夕方のブログにも書いたとおり、学校の校庭が日々その姿を変えていっています。その様子を見つめながら、私の中に「二つの微妙な心」が湧きだすのです。
 一つは、「ずっと我慢し続けていたこの子たちだからこそ、一日も早く校庭が戻ってきてほしい。」という想い。そして、もう一つは、何とも言われぬ「一抹の寂しさ」なのであります。
 震災後、この仮設住宅には多くの方々の「生活」があり、「中学生たちに申し訳ない…。」といつも言いながらの「暮らし」がありました。また、そこには多くの大中生やその家族の暮らしもあったのです。そして、いつの頃からか、仮設住宅の皆さんには心の絆のようなものも生まれ、集会場はいつも賑わっておりました。私も時間を見つけては集会場に出向き、皆さんに親しくしてもいただいておりました。
 そんな多くの皆さんの「営み」や「繋がり」を知っているだけに、一棟また一棟と消えていく仮設住宅を見つめていると、ここに暮した皆さんの「営みの事実」と「記憶」が消されていくような、そんな感覚になるのです。
 矛盾していますよね?早く校庭を返してほしいという想いと、こんな寂しさって。私も仮設住宅というところに三年ほど暮らしましたので、こんなことを思うのかもしれません。
 ただ、唯一の救いは、鉄フレームの一つ一つを、壁面の一枚一枚を、丁寧に丁寧に外し、運び出しているということ。多くの皆さんが肩寄せ合ってここで営んだ「証」を、大切に大切に扱ってもらっているような、そんな感じに思えるんです。
 「心」って不思議なものですね。見える景色はおんなじでも、そこから感じるものって、人それぞれ違うのかもしれません。
 はい、すみません。今日のブログは、私の「心のぼやき」でありました。
(つぶやき)
◆解体作業、遠方から来てくれています。車のナンバー「旭川」でした。
◆今日も「面接」のお手伝いを「厳しめに」させていただきました。するとどうでしょう〜、「明日の昼休み、お時間がありますか?是非、また緊張させて下さい!」と男の子二人が校長室にやってきたのです。「はいはい、いいよぉ〜。」と、♡マーク一杯の笑顔で答えました。
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