子どもたちが毎日継続して学習するものに、漢字、計算、音読などがあります。
　家庭学習でもほとんどの担任が課題として出しているのではないかと思います。今回の話題は「漢字」、夏休みもしっかりと継続して学習し、読みや書き、熟語などしっかりとした学力として定着してくれればと思います。
　ところで、この漢字、小学校でいったい何字学ぶのか？ご存じですか？
　現行では、「１００６字」
　意外と少ないように思います。しかし問題は、ただ記号として覚えるだけではなく、読み（音・訓）、書き（字形、書き順、とめ・はね・はらい）、熟語など様々なことを学ばなければならないことです。
　さて、そこで提案です。下は１年生で学ぶ漢字「８０字」です。ここから自由に幾つかを選んで熟語を作ってみましょう。
「一円」「本名」「花火」様々な熟語ができますね。たくさん出てくると、「あれっ、こんな熟語あったかな？」と迷うかも知れません。そのときに辞書を使うのです。
　夏休みです。いろんな学習の仕方を考え、試し、身に付けてほしいものです。

　　　　　【１年生で学ぶ漢字】
　　　　　　　一 右 雨 円 王 音 下 火 花 貝 学 気 九 休
　　　　　　　玉 金 空 月 犬 見 五 口 校 左 三 山 子 四
　　　　　　　糸 字 耳 七 車 手 十 出 女 小 上 森 人 水
　　　　　　　正 生 青 夕 石 赤 千 川 先 早 草 足 村 大
　　　　　　　男 竹 中 虫 町 天 田 土 二 日 入 年 白 八
　　　　　　　百 文 木 本 名 目 立 力 林 六


　さて、次の学習指導要領改訂では次の２０字が増え１０２６文字を学ぶこととなります。
　なぜ下の字が選ばれたのか？もちろん、すぐ分かりますね。

　　　　　　　茨、媛、岡、潟、岐、熊、香、佐、埼、崎、
　　　　　　　滋、鹿、縄、井、沖、栃、奈、梨、阪、阜