最新更新日:2021/03/25
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本気・感謝・笑顔を大切に「心で満点」を目指しましょう

「うさぎとカメ」のお話から パート1

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 10月28日(月)の全校朝の会の折、私は全校生にこんな話をしました。
「皆さん、『うさぎとカメ』の話を知っていますか。そうです。うさぎとカメがかけっこをしたけれど、かけっこが得意なはずのうさぎさんが油断をして途中で昼寝をしたために、カメに負けてしまったというあのお話です。
 さて、じゃあ皆さんに質問です。このうさぎとカメのかけっこ、最初にかけっこをしようと言ったのは、うさぎでしょうか?カメでしょうか? 次の全校朝の会の時にみんなに聞きますので、それまで考えておいてくださいね。」

 以上です。実はこの話、とても深〜〜いんです。
 この質問、あなたは、どちらだと思いますか? 

4年生佐藤 壱蕗くん 市読書感想文コンクールで見事特選!!

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 市読書感想文コンクールにおいて、本校4年生の佐藤 壱蕗(いぶき)くんが見事「特選」を受賞しました。ある一冊の本から環境問題を意識し、今自分ができることを見つけ、アクションを起こそうと思いながらもできない心の葛藤の中で、再度環境を見つめ直し考え直すという思考のプロセスが如実に表現された感想文です。
 以下、感想文を掲載します。

 『ゾウの森とポテトチップス』を読んで    4年1組 佐藤 壱蕗

「ぼくは、ポテトチップスが大好きです。この本の題名を見た時、ゾウもポテトチップスが好きなのかなと思いました。
 だけど、それは全くちがっていました。ぼくの大好きなポテトチップスが熱帯雨林に住むゾウたちを苦しめていたなんて全然知らず、この本を読んでとてもおどろきました。
 一番心に残ったのは、たくさんの緑ゆたかにみえた熱帯雨林の森が、実はゾウにとっての緑ゆたかな森ではなかったところです。
 熱帯雨林には、たくさんの緑があります。それは、ゾウにとって生きるために必要な緑です。だけど、その緑ゆたかな森は、今ではあまりありません。どうしてでしょう。
 ぼくが大好きなポテトチップスを作るには、油が必要です。その油のもととなるアブラヤシを植えるため、ゾウの住む緑ゆたかな森を小さくしてアブラヤシを植えていました。僕はそれを知りとても悲しい気持ちになりました。
 ぼくは、毎日おふろに入ります。顔をあらい頭や顔もあらいます。絵もかくし、お母さんはお化しょうもします。そんなぼくにとって当たり前の毎日の中にある石けんやシャンプー、絵の具やお母さんの化しょうにもアブラヤシから取れるパーム油という油が欠かせないという事も初めて知りました。そして、僕の周りには便利な物であふれていることもあらためて気づきました。おなかが空いたらすぐハンバーガーが食べられます。手が汚れたらすぐ石けんであらう事もできます。こんな便利な毎日を過ごせているのも、ゾウの大切な森を小さくしてたくさんのアブラヤシを植えていたからです。
 もし、ぼくがゾウの立場だったとしたら、とてもいやな気持ちになると思います。おなかを空かせているのに食べる物も少なく、食べ物を見つけるため、赤ちゃんゾウを連れてあぶない川を泳いで渡るなんていやです。おなかが空いていたら力なんて出ません。でもゾウたちは、そんな毎日を過ごしているのです。ゾウとってこんな生活は当たり前なんかではありません。
 こんなつらい思いをしているゾウたちにぼくはいったい何をしてあげられるのだろう。
ぼくがポテトチップスを食べなければ、ゾウは前のように緑ゆたかな森でくらせるのかな。それならもう食べません。でも、ぼくだけがそうするだけでは、かい決できないような気がします。それならどうすればよいのか。
 ぼくは、この本を読んで「知る」という一歩をふみ出しました。ぼくにとっての二歩目はどんな事だろう。正直にいうと、ぼくはまだ二歩目をふみ出せずにいます。
 ゾウが、ぼくたち人間のぎせいになっている事を知りました。そんなゾウたちを助けてあげたいという気持ちもたくさんわいてます。なのに、二歩目をどうふみ出せばよいのか、うまく思いうかべずにいます。これから、ぼくの二歩目をしっかり探していきたいと思います。
 

本校校舎正面に「思いやり あなたに」

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 私が、本校へ赴任した4月からこれまで疑問に思っていたことがあります。校庭に出て、校舎全体を見るとすぐ目にとびこんでくる、大きな文字で書かれたスローガン。「思いやり あなたに」と書いてあります。縦横それぞれ約1メートルはある金属板8枚にそれぞれ一文字ずつ書かれてあるこのスローガン。いったいいつごろに掲示された物だろうと校長の立場でありながら最近までまったくわかりませんでした。
 一方、校舎の中に目をやると特に各教室の出入り口、階段踊り場の掲示板、電気のスイッチ付近、防火扉等至る所に、上の写真のようにカラーシールで同じ内容の言葉が貼られているのです。目的や掲示された時期など、先生方に聞いてもはっきりしたことはわかりません。

 そんなある日、本校ホームページを日頃から見てくださる他校の教員から電話があったのです。10月10日、集団登校中にぐずる低学年生をなだめる高学年児童の思いやりの話を、校舎に掲示された「思いやり あなたに」のスローガンを引き合いに出してホームページにアップした記事を読んでの感想の電話でした。
 話を聞いてみると、次のような内容でした。
 ○ 平成10年度、本校が文部科学省から指定され「人権教育」の実践公開をするようになったこと
 ○ 実践公開する前に、人権にかかわる共通スローガンの募集を子どもたちや先生方にかけたこと
 ○ 多数の応募スローガンの中から、「思いやり あなたに」に決定したこと

 以上ですが、なんと電話で上記の内容を教えてくれた方は、平成10年度当時本校の教頭先生でした。今から15年も前のこと。たくさんの先生をお招きして実践公開を行い、すばらしい成果を収めたことがわかりました。

 その「人権教育」〜おもいやり あなたに〜の実践が15年経った現在でも脈々と受け継がれているのだと思うと、本当にうれしくなります。
 保護者や地域の方々も、今度小名浜二小においでの際は、ぜひ校舎に掲示してあるスローガンに思いを馳せていただければと思います。

「思いやり あなたに!」〜集団登校での出来事〜

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 ある朝、学区内を立哨指導をしていたときのことでした。
 新地の方からやってきた集団登校班がこちらに歩いてきたので、元気よく挨拶を交わそうと思ったら、急に立ち止まってしまいました。様子がおかしいと近づいてみると、高学年の班長さんたちが、学校に行きたくないと泣いている1年生をなだめているのです。なだめてもなだめてもなかなか泣き止まない1年生。まさに歌にある「犬のおまわりさん」状態でした。そのうち、おねえさんたちに優しい声をかけられ、少しは気持ちが落ち着いたのか、また集団登校班と一緒に歩き出したのです。その光景を見てとても心に温かいものを感じました。
 これまでも立哨指導をした中で、班長さん、副班長さんはじめ高学年生が下級生の面倒をよく見て登校してくる光景は何度も見てきました。
 
 本校校舎正面に「思いやり あなたに」と大きく掲示されています。何年前から掲示されているのか不明ですが、本校「あたごっ子」の数あるすばらしい伝統の一場面なんだなあとうれしく思いました。
 なぜか、その日の朝、夫婦喧嘩をして意気消沈だった私の足取りは軽くなり、一路学校へと歩を進めていたのでした。
 

地域の方々にも見守られながら!!

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本校では毎朝、交通安全見守り隊の方々に子どもたちの登校時の安全を見守って頂いていますが
月に一度は「南地区更正保護女性会」の方々にもお世話になっています。たくさんの地域の方々に見守られ、子どもたちは元気一杯で登校しています!!
これまでのご労苦に感謝申し上げ、これからもよろしくお願いいたします。

西小名浜幼稚園で運動会がありました!!

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 9月28日(土)に西小名浜幼稚園で運動会がありました。澄み切った青空の下、園児たちは元気いっぱい走ったり演技をしたりしていました。
 本校と同じ敷地内にある西小名浜幼稚園。今後も幼稚園と小学校の交流を積極的に行っていきたいと考えています。

ちょっといいお話!!

暦の上では秋ですがまだまだ残暑が続きます。連日、市民プールでは子どもたちが水しぶきをあげながら、元気に泳いでいます。
 ある日、校外補導で市民プールに出かけたときのこと。プール監視員の方に呼びとめられました。私は、なにか本校の子どもが市民の迷惑でもかけたかなとドキッとしながら話を聞いてみました。
「今日、プール営業が終わりに近づいた頃、小学4年くらいの二小の男の子が、近くのすき家の駐車場に落ちていた市民プール所有の貸し出し用キャップを拾って持ってきてくれた。」
と言うのです。小さなことですが、人の役に立つことをしてくれたことにとても嬉しくなりました。残念ながら個人名は特定できませんでしたが、8月26日の第二学期始業式で全校生に紹介したいと思います。

 

「3Yジュニア運動」本校推進員3人決まる!!

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7月1日(月)全校集会の中で、「3Yジュニア」推進員委嘱状交付式を行いました。
「非行を『やらない(Yaranai)』『やらせない(Yarasenai』『ゆるさない(Yurusanai』」のスローガンのもと、非行防止、被害防止活動の取組を子どもたちが先頭に立って取り組むものでです。
 今年度は、次の6年生が推進員として委嘱されました。
・6年1組(佐藤 拓くん) ・6年2組(吉野 愛矢くん) 6年3組(多田奈津紀さん) 

 今後、犯罪の発生しやすい危険な場所に気づき、自己防衛能力を高めることを目的に、「子ども安全安心マップ」の作成や、落書き消しなど、この代表3人が先頭になって非行防止に取り組みます。
 本校でも子どもたちと共に非行防止により一層取り組んでいく所存です。

「ちょっといいお話」

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 6月20日(木)の午後、子どもたちが下校途中のことでした。杖をついたお年寄りのおじいちゃんが車道の方へ転びそうになったとき、2年生の大和千華さん、吉田姫菜乃さん、松崎咲夢さん、根本未咲姫さんの4人が、倒れたおじいちゃんのそばに駆け寄り、起こしてあげたのです。幸いおじいちゃんは、大きなけがもなく無事でした。おじいちゃんからは感謝の言葉をいただきとても喜んでいたそうです。
 とっさの判断でこのような人助けをするのはとても難しいことですが、4人の子どもたちは、おじいちゃんの身の安全を第一に考えてやさしく手を差しのべてくれたのです。
 このような小さな親切、思いやりがいっぱいの学校になったらいいなあと感じた出来事でした。

5/29 第1回学校評議委員会開かれる

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 5/29(水)学校評議員会がありました。「地域に開かれた学校づくり」をより一層推進していくために、学校運営において地域の方から様々なご意見を頂戴し、その後の運営に活かすことが目的で毎年実施されているものです。
 会議の中では、校長から現在の学校の状況と今年度の学校経営方針を述べた後、評議員の方々からそれぞれのお立場から感じる貴重なご意見をいただくことができました。
 平成25年度評議員の方々と、協議内容については次の通りです。
【本校評議員】
・山本  宥 様(社会福祉団体関係者、交通安全見守り隊)
・上遠野和子 様(児童委員・民生委員)
・藤社 静香 様(本校同窓会関係者)
・菅原  功 様(本校同窓会関係者)
・小沼 郁亙 様(本校同窓会関係者)
・木村 千和 様(西小名浜幼稚園長)

【協議内容の骨子】
○地域の教育力のより一層の向上に向けて
○子どもの安全な登校・下校について
○幼稚園と小学校の円滑な接続について 他

校庭に花火のカスとアルコール類の空き缶が!!

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 去る5月27日(月)の朝、教頭先生が校地内巡視をした折、本校の校庭(西小名浜幼稚園)付近に花火のカスとアルコール類の空き缶、空き瓶が散乱しているのを発見しました。26日の午後6時頃に校地内点検をしていますので、5月26日(日)午後7時以降の出来事だと推測されます。
 花火は、ほとんどが「ロケット花火」で側溝ふたの隙間に突き刺した状態で放置されていました。アルコール類はビールや発泡酒、酎ハイの空き缶や空き瓶が散在。近くにはたばこの吸い殻とライターも落ちていました。
 学校のすぐ前にお住みの区長さんにも、当日夜に花火の音がしなかったかどうかお聞きしたのですが、情報はつかめませんでした。
 あるまじき行為に非常に残念であります。この件に関して何か情報があれば、お知らせくださるようお願いいたします。

平成25年度 学校経営方針

 子どもの「体のいのち」と「心のいのち」を最優先しながら、心豊かなたくましい人間像を目ざし、学校を推進してまいります。
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校長室からの『ちょっといいお話 NO.1』

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4月に行われた「1年生を迎える会」での出来事。
 1年生が在校生のおねえさん、おにいさんと楽しくゲームをしているときのことでした。そのゲームは、先生が鳴らした太鼓の音の数だけ集まってグループを作るというものです。しかもそのグループには必ず1年生を入れなければ失格。太鼓の音が3回、5回、7回・・・・・と鳴るたびに子どもたちは、必死になってその数だけ集まり、集まったところからその場に腰を下ろします。みんなは大喜びでゲームをしていました。
 音の数が10回に鳴ったそのときです。子どもたちは、必死になって10人集めようと友達を誘い合ってる中、どのグループにも入れず、今にも泣き出しそうな1年生が一人いました。私は、その1年生を見ていてかわいそうに思い、声をかけようとしたとき、グループを作っている上級生の女の子が、寂しそうなその1年生の手を握り、自分たちのグループに入れてくれたのです。私は安堵感でいっぱいになり、小名浜二小にはやさしい子がいっぱいいるんだなと感心しながら、その場面を微笑ましく眺めていました。
 
 実は、話はここからなのです。私が何気なく、1年生を混ぜてくれた、その上級生の女の子のグループの人数を数えたところ、思わず目を見張ってしまいました。なんと11人いたのです。何度数え直してもやっぱり10人ではなく11人なのです。
 
 その上級生の女の子の気持ちを察してみました。これまで太鼓の数だけ集まり、揃ったらその場に腰を下ろせば済むこのゲーム。そのときの女の子は10人揃った安心な気持ちと、目の前の寂しそうな1年生をどうしたらよいかという気持ちが頭の中で葛藤したに違いありません。結果は、人数をオーバーしても、その1年生をグループに入れてあげようと判断し行動に移してくれたのです。私は思わず涙が出そうになりました。

 
 

初めまして!校長の中島です!!

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 この4月に、湯本第三小学校から赴任してまいりました。中島 清州(なかじま きよくに)と申します。出身は常磐湯本町です。
 教職経験32年目で、初めての小名浜方部での勤務。とてもやりがいのある学校です。毎日潮風と子どもたちの元気な声に囲まれ、充実した日々を送っています。
 平成25年度は、教育復校2年目となります。震災以降、様々な教育活動が制限せざるを得ない状況となっていますが、子どもたちの安全第一を優先しながらも、少しずつ震災前の学校教育活動に戻し、教育により一層の効果を上げていきたいと思います。
 昨年同様、本校に対するご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
                  いわき市立小名浜第二小学校長  中島 清州                 
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いわき市立小名浜第二小学校
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