今年の五十沢地区体育祭に向けて、すでに実行委員会が開かれています。その話し合いの中で、以前、運動会の種目で「五十沢けいりん」という競技があったということが話題となりました。昔の写真を探してみると、確かにありました。写真のような競技があったのですね。これは、なかなか大変な競技です。今年、復活の話もありましたが、どうなることでしょう。

写真は、昭和７年６月の田植えの行事「神せん田」の儀式の様子です。着物を着てきちんと整列しています。丘の上に建っている立派な校舎は、大正１３年に改築された校舎です。

昭和６年３月の卒業アルバムの職員写真に五十沢の恩人と言われている佐藤昌一先生が写っています。一列目むかって一番右の方です。佐藤昌一先生は、五十沢小学校の農業教師として赴任し、あんぽ柿の安定した製法を確立して普及に努め、五十沢全域にあんぽ柿づくりをひろげました。佐藤昌一先生の長靴が、教師としての熱い気持ちを物語っている気がします。真ん中の方は、引地直男村長様、その左の方は三本杉民治校長先生です。

ほかの学校ではあまり見られないと思いますが、立派な一枚板に毛筆で書かれた沿革史が三階ホールにあります。これを見ると五十沢小学校の長い歴史がわかります。まだまだ書くところはあったのですが・・・

現在の校舎は、平成７年１０月１８日に落成式を挙行しています。写真は、その５日前に撮影されたもので、校長室に掲示されています。落成式から２０年の年月が経ちました。それでも校舎は、現在も白く輝いています。

学校の桜とともに撮影された校舎の写真は、現在の校舎が完成する１年前の平成６年のものです。昭和３３年に改築された木造校舎です。地域の皆様もこの校舎で学ばれた方が多いと思います。平成５年度の卒業制作は、この木造校舎を描いたものです。現在も玄関ホールに展示されています。

校長室に掲示してある写真で、１９７５年（昭和５０年）撮影の航空写真があります。創立百周年の二年後に撮影されたようです。下の写真は、大正１３年に改築された校舎です。一緒の額に掲載されていました。白黒写真で歴史を感じます。

五十沢の思い出コーナーを開設しました。はじめの写真は、平成９年度五十沢地区文化祭で出品され、現在校長室にある、明治１８年に建てられた五十沢小学校校舎完成図です。五十沢小学校は、明治６年１０月２日に安禅寺を仮校舎として開校しました。そして、明治１８年１０月１１日に、写真にあるような校舎が、現在の五十沢小学校の場所に新築されました。道路から真っすぐにのびた階段があったのですね、