運動会は思い出に残る行事ですが、その中でも鼓笛隊の演奏は特に思い出深いものがあります。全員で力を合わせて練習を重ねてくるからだと思います。以前は、トランペットやホルンなどの金管楽器もあったのですね。行進もそろっていてきれいです。

今年の五十沢地区体育祭に向けて、すでに実行委員会が開かれています。その話し合いの中で、以前、運動会の種目で「五十沢けいりん」という競技があったということが話題となりました。昔の写真を探してみると、確かにありました。写真のような競技があったのですね。これは、なかなか大変な競技です。今年、復活の話もありましたが、どうなることでしょう。

写真は、昭和７年６月の田植えの行事「神せん田」の儀式の様子です。着物を着てきちんと整列しています。丘の上に建っている立派な校舎は、大正１３年に改築された校舎です。

昭和６年３月の卒業アルバムの職員写真に五十沢の恩人と言われている佐藤昌一先生が写っています。一列目むかって一番右の方です。佐藤昌一先生は、五十沢小学校の農業教師として赴任し、あんぽ柿の安定した製法を確立して普及に努め、五十沢全域にあんぽ柿づくりをひろげました。佐藤昌一先生の長靴が、教師としての熱い気持ちを物語っている気がします。真ん中の方は、引地直男村長様、その左の方は三本杉民治校長先生です。

ほかの学校ではあまり見られないと思いますが、立派な一枚板に毛筆で書かれた沿革史が三階ホールにあります。これを見ると五十沢小学校の長い歴史がわかります。まだまだ書くところはあったのですが・・・